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2025年06月19日 イイね!

さよならオデッセイ ようこそオデッセイ

さよならオデッセイ ようこそオデッセイRB1オデッセイの車検が近付いたのは以前ブログで書いた通りです。

いよいよ残り2ヶ月を切ることになり、継続車検を受けるのか、廃車にするのかを本気で判断しなければならない時期が近づいてきました。

基本的には好調なRB1なのですが、元々多走行な上に前回車検からも3万キロ以上を走って37万キロを超えており、流石にこの走行距離ともなると車検も素通しで…というわけにもいかず、車検の受検までに修理が必要だと思われる不具合、また今後最低2年程乗るに当たり、予防整備として手を入れた方が良いと思われる部分が何点かあります。


①リヤ左の足回り異音
おそらくスタビライザーリンクかと思います。右側スタビリンクは交換履歴がありますが左側スタビリンクは交換履歴が無い。コトコトと小さな音ではありますが、乗るたびに気になります。これは直さないと車検NGだと思います。

②ライトが暗い
ジャンク品のヘッドライトユニットに交換し、黄ばみや曇りは解消したものの、やはりライトが暗い気がします。光量を測っていないのでなんとも言えませんが、バラストやバーナーが経年劣化を起こして暗くなっている可能性もあるので、受検前に一度光量を測り、もし光量が不足しているようであれば何らかの対策が必要かも知れません。

③カムカバーからのオイルの滲み
とりあえず現状は少し湿っているくらいで、漏れと言える状態までは行っていないので大丈夫だとは思うのですが。

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直接車検の合否に関係するものは以上3点くらいでしょうか。次に、予防整備項目。

④冷間始動時の耳障りな唸り音
パワーステアリングポンプからの異音のようです。寒い時期にはほとんど気にならなかったのものが、気温が上がってきたここ最近になって、主に冷間時限定で唸り音が目立つようになってきました。ここも37万キロ無交換の部分なので、今後最低でも2年の使用を念頭に置くなら交換しておいた方が良いでしょう。

⑤ショックアブソーバーのへたり
特にリヤ側のへたりが顕著。一人で一般道を走る分にはさほど問題を感じないのですが、定員乗車で高速道路のコーナーでギャップを越えると車体の収束が悪く挙動が不安定になる。操安性に関わる部分だけに交換しておきたい。

⑥Aピラー上端付近からの雨漏り疑い
現状ではルーフライニング運転席側だけがしっとりする程度ですが、RB1オデッセイの持病とも言える症状らしく、ルーフモール付近の溶接部のコーキングの経年劣化が原因のようです。これも対処を考えた方が良さそうです。



⑦ナビのブラックアウト
ナビだけでなく、オーディオも時計も、そしてバックカメラまでもが道連れに死亡。まぁこれはヤフオクで中古品を購入して自分で交換も可能でしょうし、無ければ無いでどうしても困るわけでもないからまぁいいです。

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これらの修理費用を概算してみると(いずれも工賃込み)

①スタビリンク交換…1万円程度?
②ヘッドライト照度対策…2万円程度?
③カムカバーオイル滲み修理…2万円程度?
④パワステポンプ交換(リビルト品)… 5万円程度?
⑤ショックアブソーバー交換(社外リプレイス品)…7万円程度?
⑥雨漏り疑惑…原因調査と修理で5万円程度?
⑦ナビ交換(ヤフオク中古品)…1万円程度?

といったところでしょうか。
しめて23万円。これにユーザー車検で通した場合の自賠責保険と重量税(約7万円)を加えると合計30万円。

さらに懸念事項の範囲を挙げると、やはり37万キロ無交換のオルターネーター、セル、ウォーターポンプ、テンショナーの交換をどうするか。リビルト品を使い15万程度と仮定すると、45万円。他にもタペットの打音もなんとかしたいしエアコンも予防的に…というレベルまで求めると50万を超えてきそうです。これだけの費用をRB1に掛けるか否か?

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前回のブログでも記した通り、最近の我が家の状況ではこの手の多人数乗車可能なミニバンの必要性が案外高いです。普通、ミニバンといえば子育て期の必需品というイメージですが、私的には子供たちが小さかった頃にはセダンでなんの不便を感じることありませんでした。むしろ両家共に親が高齢になり足腰が弱り、クルマを出す機会が増えた今の方がその必要性は増したように感じます。この状況を鑑みるとRB1を廃車にするのであれば代替が欲しい。

そこでコスパ重視で車検費用+α、諸費用込み予算50万円で狙える6人乗り格安中古車の検討にも入ります。前にブログで書いたように、第一候補は乗り味が好みなRB3オデッセイ。レギュラー仕様の標準グレード希望(KV36に加えハイオク仕様2台持ちは厳しいw)。良い個体が予算内で見つかれば良いに越したことはないのですが、予算が予算だけに選り好みも出来ません。プレマシー、ストリーム、アイシス、エスティマ辺りにも検索範囲を広げます。

とはいえ…この価格帯だと走行距離こそ7万キロ以下の比較的少ないものが選べるものの、実車を見ると年式が古いこともあり程度はそれなりなモノが多い(当然です)。走行距離に比例するボディやパワートレイン、足回りのヘタりは距離浅個体への乗換えで改善できるかもしれませんが、電装系のトラブルや雨漏りの可能性といった経過年数が主因となる問題は、現在所有のRB1と同じように発生する可能性も大きい。限られた予算の格安中古車で無理を言っても始まらないことは承知していますが、こんな事考えながら実車見てるとイマイチ購入意欲も盛り上がらない。。

これなら30万円くらい費用を掛けて前述の不具合のうち緊急性の高そうな①~⑦の不具合だけを修理してRB1に乗り続け、その他のトラブルは発生の都度対処する運用でもいいんじゃない?という気持ちに傾いたりもしてきます。

そこで乗換に当たっての条件を、予算内で我が家のKV36と同程度の良好なコンディション、かつ希望のカラー(白かシルバー)という中古車が見つかれば乗り換えを考えようと、敢えて購入のハードルを上げてみました。因みにKV36は購入時13年間ワンオーナーで、完全な車庫保管の低走行車。そんな個体が出てくるはずがない。そう思いながらRB1の修理手配を進めようとした、まさにその矢先のことでした。このクルマが出てきたのは。←フラグw

その日、何気なくカーセンサーで新着中古車のチェックをしていたとき、目に留まった一台のRB3オデッセイ。
2009年式Mグレードの白。走行距離は2万キロ。車検残1年、価格は49万円。下回りの写真を見ると驚くほど綺麗。

ただ問題は販売店。以前、ビッグモーターが不正問題で世間を賑わせていた時期に、「ここもちょっとね…」と巷で名前があがることもあった某大手販売店の販売車輛だったのです。普段であれば、あまり選択肢に入らないお店です。とはいえ、自宅から近い店舗だったこともあり、噂だけで選択肢を狭くするのもナンセンスだし、見に行くだけならタダだからと、軽い気持ちで実車確認に向かいました。そして、実車を目の当たりにした瞬間、すぐ分かりました。

まさかのKV36と同じパターンだと。。

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塗装の状態、ヘッドライトの劣化具合、無塗装樹脂、ゴム部品の劣化具合、下回りやエンジンルーム内の状態、ドア開口部の汚れ、そして内装のコンディション、匂い。どれをとってもKV36の時と同じく車庫保管されていた車両の特徴そのものでした。但し一部に雑な傷の補修跡や、被った埃を乾いた雑巾で掃ったであろうヘアスクラッチが散見されるなどKV36ほど過保護に扱われてはいないようでしたが、それを差し引いても年式不相応に程度良好。

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整備手帳を確認させてもらったところ、東京都内の古美術商の法人名義ワンオーナー。住所を調べてみると、ビルの機械式駐車場に保管されていたようです。メンテ履歴に関しては、低走行にも関わらず6ヶ月毎の点検を欠かさず受けていたPV36やKV36ほどの過保護っぷりではありませんでしたが、15年分の12か月点検の記録簿は全て揃っており、全てがホンダディーラーにて実施。車輛の状態、点検管理状態ともにほぼ文句のつけようのない個体でした。

もちろん、低年式・低走行車には、想定外の劣化リスクがあることは承知しています。しかし、このこの個体はマメに点検を受けてきたことが記録に残っており、そして何よりも車庫保管だったおかげで、懸念である雨漏り問題やライトをはじめとした樹脂部品の劣化といった点において、通常使用されてきた個体よりも有利と思われます。

その日は見積もりだけ貰い帰宅、翌日妻を連れ再訪。妻もコンディションの良さに驚いていた様子でした。RB1の車検で必要なコストとこの個体への乗り換えで発生するコストを説明したところ、妻も同意してくれたので購入を決定。

そして商談。巷での評判もあるだけにどうなるか、多少不安もありました。再度貰った見積もりで有償オプションが全部盛りになっていたものの「不要なものは言って頂ければ外します」と事前に店員さんから説明はありました。実際、不要なオプションを伝えると素直に削ってくれたので、最終的に残ったオプションはETCセットアップの3,300円のみ(笑)。諸費用に関してもディーラーと同程度で、予算は多少オーバーしたものの納得できる金額に収まりました。

因みに37万キロのRB1は、いつもお世話になっている買取屋に売却。支払済の自動車税の還付やリサイクル料金も込みの金額ではありますが二桁万円に乗せてもらえたので、めでたく予算内に納めることができましたw

こうして、RB1オデッセイからRB3オデッセイへの乗り換えが決まりました。譲り受けてから8ヶ月、距離にして13,500kmと短い付き合いではありましたが、元々の経緯からして色々思い入れのあるRB1。別れは少し寂しくも感じます。

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37万キロ走ったオデッセイが果たしてどこまで走り続けられるのか、というのもみんカラ的には面白いネタではあったのですが、家族を乗せる実用車として使う以上、最低限の安心感が欲しかったこと、費用対効果のメリットが大きそうだったこと、何よりRB3も程度の良いタマ数が減ってきている現在、今回のこの個体を逃したらもう希望の個体には出会ないかも?との思いが勝って乗換に至りました。今のところはこれが最善の選択だったと思っています。

契約から納車までは車庫証明の取得も含めて約2週間。ちなみに希望ナンバーは申請しなかったのですが、何の偶然か納車されたRB3のナンバーは以前所有していたPV36とひらがな以外の全てがそっくり同じ番号でしたw

納車時にはスチールホイールにフルキャップ、タイヤはバリ山ではあるものの10年落ちのBS ECOPIa EX20RVを履いている状態でした。走り出すと何かゴロゴロ感があるし音も五月蠅い気がします。室内保管で程度が良いとはいえど流石に10年落ちのタイヤを使うには少々抵抗があったので、RB1に履かせていたRB3純正(ややこしいw)アルミ+3年落ち7分山のGOODYEAR EfficientGrip RVF02のセットに交換したのですが…履き替えたらとても静かになりました。何シテルで挙げたRB1の黒鉄チン姿はRB3のECOPIaを履かせたものだったのですが、こちらは明らかに五月蠅くなりました。元々ECOPIaというタイヤ自体が五月蠅いのか、駐車状態が長かったのでゴロゴロ感があるのか?10年落ちだから五月蠅いのか?理由は不明ですが明らかに静かになったのは確かなので暫くコレで行きます。



コンディション確認も兼ねていつもの場所にドライブにも行きましたが、やはり距離浅だけあって、車体も足回りもパワートレーンも緩さとかガタ感を感じることがまったくなく、ほぼほぼ新車に乗ってる感覚。RB1からRB3に世代が新しくなって改良された部分も早速数多く実感できています。両車を比べるとRB3は着座位置やステアリングの角度等がより乗用車風になったことに加え、ステアリングのテレスコピック機能も備わった為、ドラポジがしっくり決まるようになりました。あとはピラーが細くなったことによる視界の良さがとても印象的です。あとヘッドライト、RB1もRB3も似たようなHIDユニットですが、RB3のライトめっちゃ明るいです。やはりRB1のライトは経年劣化で暗くなっていたんですね。

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車検証上ではRB3はRB1に比べ20kg軽い(1610kg:1630kg)のですが、実際に走り出すとRB3はそれ以上に軽い感覚。動き出しの印象だけでなくコーナーのターンインなどRB3は挙動の全てが軽い感じ。また前述の通りRB1のタイヤを流用しているわけですが、RB3ではタイヤの横グリップがやや不足している感を受ける事が多いです。RB1ではあまり感じなかったのですが、RB3はそれだけ自然にコーナーの進入スピードが上がっているのかもしれません。
但しパワーステアリングの感覚はRB1の油圧式の方が好みだったかなぁ。RB3のEPSも悪くないんですが。

エンジン形式は同じK24Aですがエンジン音やトルクの出方もかなり印象が違う感じで低回転域からトルクフル。RB1までのバルブ休止切替型VTECからRB3ではバルブタイミング+リフト切替式VTECに変更になっているようで、それが関係しているのか分かりませんが4,500rpmを超えた辺りからVTEC特有のカムに乗った感じのアノ音がほんのりと楽しめるのが、昔のスポーツVTECを知る身としてはちょっとだけ嬉しいポイントです(全然速くはないんですがw)

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ということで今更RB3の乗り味に感心している状態なのですが、とりあえずこのコンディションならば数年間は問題無く乗る事が出来るでしょう。自動車税の高さは辛いモノがありますが、大事に乗ってミニバンが必要な期間を乗り切りたいと思います。とりあえずは、短い保証期間(3ヶ月または3,000キロ)の間に、初期トラブルが出てくれますように。
Posted at 2025/06/19 23:02:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | オデッセイ | 日記
2025年04月22日 イイね!

悩み中。。

悩み中。。昨年10月に増車となったRB1オデッセイ。

我が家の環境での使い勝手の良さは想像以上で、私の通勤の足として、そして家族の足として、その存在感を増しています。譲り受けてから半年で1万キロという走行距離がその活躍ぶりを物語っています。

ナビゲーションのブラックアウトなど、小さなトラブルはあるものの、機関系は絶好調でそのユーティリティの高さと快適な乗り味に今までミニバンに馴染みのなかった家族一同、今更ながらミニバンってこんな便利なクルマだったんかと感動しきりな日々ですw


このRB1オデッセイの魅力は、一言で表すなら「ちょうどいい」という感覚でしょうか。1.6t超えの車重に2.4ℓポート噴射なんていう燃費が良さそうには見えない20年以上前の設計のエンジンにも関わらず、通勤燃費は10~11km/ℓ、高速や遠出では14~15km/ℓ近くまで伸びて現在基準で低燃費とは言えないけれど、車格を考えれば予想よりは経済的。その上にレギュラーガソリンで済むので、KV36を普段使いにするよりお財布に優しい。そして、たまにある6名乗車の機会にもしっかりと対応できる居住性を持ち、昨年の引っ越しの際には、想像以上の積載能力を発揮し大活躍。これらの実用性を備えた上に走りも楽しいという事を知るに、もはや手放すという選択肢が考え辛くなってきています。

しかし、そんな愛着が湧きつつあるRB1オデッセイですが、「お試し運用」という期限付きの運用だったのは以前のブログで書いた通り。譲り受けた際、7月末までの約9ヶ月を目安に使い勝手を試して、その時の状態によって車検を通すか、廃車にするか、乗り換えるか決めるつもりでいました。その期限まで残すところ3ヶ月。走行距離は37万キロ。

決断の時が近づいてきました。今のところ調子は良いのですが、この距離で車検を通して本格的に所有し続けるのか、廃車で元の2台体制にするのか、それとも別の個体の下駄車に乗り換えるか、正直結構悩んでいる状況です。

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我が家にはオデッセイがちょうどいい使い勝手で重宝してるのは冒頭に書いた通り。今まで車を購入するに当たっては、趣味性を重視した車選びが多かったわけですが、気軽に何も考えずに使える(かといって大事にしないわけでは全然ないんですが)丁度良い大きさの下駄車があるのってすっごく便利です。そんな便利なオデッセイがあることに慣れすぎてしまい、廃車はちょっと寂しい気がしています。KV36の維持モードにも有効ですし。

では乗り続けるに当たっては…。この個体、RB1型オデッセイで弱点とされているオルタネーター、セルモーター、パワステポンプ、そしてエアコンが17年間、37万キロもの間、一度も故障していないというのは、ある意味スゴい事ではありますが、その分いつそのツケが回ってきてもおかしくないという不安も常に頭の片隅にあったりします。。

ならばもしも買い替えを選ぶとしたら…。やはりRB系のオデッセイが欲しいと思っています。RB1&RB3型オデッセイには、他のミニバンでは味わえない、独特の「走りの楽しさ」があると感じているからです。

RB1のスタイリングは今でも十分に魅力的だと思っていますが、純粋に7人乗り実用車として選ぶならば、RB1のネガを潰して進化を遂げたRB3型がより妥当な選択肢となるでしょう。中古車市場を探せば、そこそこ程度の良いものが40~50万円程度で手に入るようになってきました。ただ、多くは前期型。個人的には純正ナビがUSBオーディオに対応した後期型が魅力的なのですが、後期型で程度の良いものは、まだ少し価格が高いのが現状。

とはいえ、現在のRB1もエンジンをはじめとしたパワートレーンはまだまだ好調で、日常の足としては全く不満ありません。そして、今年から来年にかけて、長女の受験という大きなライフイベントが控えており、受験以外でも高校最後の年次は何かと物入りになることが予想されます。そのため、できる限り車の維持にかかる費用を抑えたいというのも正直な気持ちです。これらの状況を踏まえると、現時点では大きな出費を伴う修理は避け、まずは必要最低限の費用で車検を通して、あと2年ほどはこのRB1と付き合ってみる、という方向へと気持ちが傾きつつあります。

そんな、何かと悩ましい状況の我が家のRB1オデッセイですが、17年という歳月に寄る年波には勝てず、最近ヘッドライトの黄ばみが目立つようになってきました。過去の整備記録を遡ってみると、2年前の令和5年の車検時に、光量不足のため中古品に交換したという記録がありました。過去の記録では、ヘッドライトユニット本体の中古品交換に4万円かかっているとあったのですが、それがたった2年でこの状態になってしまうとは…。

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しかし心配無用w

昨年オデッセイが我が家にやってきて間もない頃、近所のアップガレージで1,500円という投げ売り価格で売られていたRB1オデッセイの中古ヘッドライトユニットを偶然見つけ、こんなこともあろうかと半ば衝動的に購入していたのです。以来半年、倉庫の肥やしとなっていたのですが、やっと役に立つ時がきたようです。暖かくなり、自分の時間ができた先週末、来る車検を受ける事になった時に光量不足を指摘されないようヘッドライトを交換することにしました。

幸運なことに、購入した中古のヘッドライトユニットには、バラスト、バーナー、バルブといった必要な部品が全て揃っていました。作業は、古いライトからバンパーライナーを移植するだけで済み、比較的スムーズに進めることができました。取り外した古いライトと、これから取り付ける新しいライトを並べてみると、その黄ばみの差は一目瞭然。

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しかし、作業したこの日は、春の陽気というよりも、まるで初夏を思わせるような暑さでした。朝10時頃から作業を始めたのですが、後でニュースを見たところ、この日は全国的に気温が上がり群馬では真夏日を記録したとのこと。我が家の近辺での10時~12時頃の気温は24℃から27℃とありましたが、そんなヌルい日差しじゃなかったような。。

交換後のヘッドライトは、写真では違いが分かりにくいですが実車を見ると明らかにクリアになり、車の印象がぐっと引き締まったように感じます。これで車検での光量不足の懸念は、ほぼ解消されたのではないでしょうか。

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作業を終え汗だくで家に帰ると、妻は仕事の講習で外出、長女は習い事とアルバイトでそれぞれ不在。リビングでは、次女が一人、退屈そうにテレビでYouTubeを見ていました。シャワーで汗を流した後、「せっかく天気も良いし、ちょっとドライブでも行くか?」と誘ってみると、二つ返事で行くとの返事。高速といつもの山坂道を抜け伊豆スカイラインまで、二人で気ままなドライブに出かけました。

山間の斜面には、まだ桜が残っており、春の終わりと初夏の始まりが混ざり合ったような、穏やかな景色が広がっていました。ドライブの道中、普段なかなかゆっくりと話す機会のない次女と久しぶりに、4月に入学したばかりの中学校生活の事や、最近ハマっている事、これから挑戦したい事など、色々な話ができ、言葉の端々から成長を感じる事も出来たのは嬉しかったです。景色を眺めながら、他愛もない会話を楽しむ時間というのも貴重な時間だと感じます。

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このRB1オデッセイ、伊豆スカイラインのようなワインディングロードを走るのが本当に楽しい。油圧パワステとハイマウントダブルウィッシュボーンの足が生み出す接地感と正確な舵の利きはミニバンのそれとは思えず。コーナリング中の姿勢にも安定感があり、意のままに操れる感覚は、他のミニバンではなかなか味わえないものです。世の中には、オデッセイよりも豪華で広くて快適なミニバンはそれこそいくらでも存在しますが、ドライバーが積極的に運転を楽しめるという点においては、オデッセイは、このジャンルの中では唯一無二の存在だと改めて感じました。

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今後車検を通して今のRB1を乗り続けるにしても、あるいは他の状態の良いRB3オデッセイに乗り換えるにしても、しばらくはRB系オデッセイで楽しんでいけたらいいなと思っています。

そういえば、2月頭以来ブラックアウトしたままになっている純正ナビも、そろそろ手ごろな中古品を探して交換しないといけませんね。ボロい車を、こうして少しずつ手を加えながら直してしていくのも、また一つの楽しみなのかもしれません。そんな風に楽しみながら様子を見て、7月末のお試し期間終了までにはいずれかの決断をしたいと思います。
Posted at 2025/04/22 01:26:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | オデッセイ | 日記
2024年10月24日 イイね!

さよならオデッセイ おかえりオデッセイ♪

さよならオデッセイ おかえりオデッセイ♪2012年3月、当時70歳になった父親が免許を返納し、それまで所有していたRB1オデッセイを私の勤務先に売却したブログを投稿しました

以来12年7か月、私の勤務先で営業車として活躍をしてきましたが、この度営業車に新車のRC5オデッセイハイブリッドを購入。中国からの船便の関係か5か月の納車待ちの末無事に納車。RB1オデッセイは今月を持って営業車としての役目を終えることになりました。

走行距離358,806km。売却時4,313kmだったので営業車として354,493km走ったことになります。月平均約2,350km。やはりコロナ禍以降、Web会議の機会が増え営業車の距離の伸び方も少し鈍った印象です。

16年落ちの乗用車でこんな距離走っていれば特殊な人気車でもない限り普通に考えて即廃車なワケですが…RC5の納期が見えない状況で発注を入れたので(当初1年待ちって話もあった)このRB1、車検が来年の7月末まで9か月も残ってる。それにこの個体、ここ数年だけでも結構な金額を掛け整備してきたこともあり、現状で調子が頗る良い。他部署使用も検討しましたが、流石に走行36万キロだと欲しがる部署もなく行先がない。けど廃車は勿体ない。。

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そんな我が家、ここ最近になって身内が要介護認定を受けたり多人数乗車をしたりする機会が増えたりして、6人くらい乗れる大き目なクルマがあると便利なんだけどという思いが頭のどこかにありました。かといって私はV36から乗り換えたくないし、嫁さんはデミオのサイズが丁度良いと言うしで、高いお金払ってまでミニバンをという選択肢はなかったのですが…タダでくれるっていうのであれば渡りに船。家族にお伺いする為に家に乗って帰って見せたところ…


嫁…広いね!6名乗車できると何かと助かるし荷物も載せられるし便利そう♪私は運転しないけどw
長女…ミニバン好きじゃないけどコレ低くてカッコいいし爺ちゃんの最後の愛車が戻って来るなんてなんかエモい♪
次女…広いし後ろにもエアコンあるしキャンプにも便利そうだし後ろ乗るならデミオよりこっちがいい♪

と、思いの外に好評だったので12年振りに出戻りになることが決定しましたw。

あくまで当面は車検の切れる来年7月末までのお試し運用で、その後についてはその時決める、大きな出費が伴う故障が発生した時には素直に廃車にするというコンセプトで気楽に維持しようと考えています。

とはいえ、ここ数年、30万km以降でCVTのリビルト品への交換、エンジンマウント全交換、触媒以外のマフラー全交換、フロントロアアーム交換、左右ドアミラー交換などの大物修理が続いていたせいか、あまりヤレてる様子がない。

以前会社で使っていた同じK24Aを積むアブソルートが65万kmで事故廃車になった時にもエンジンは絶好調だったことを考えると、エンジン自体はまだ暫く大丈夫でしょう。近いうちに寿命が予想されるのはオルターネーター、セルモーター、パワステポンプ、ウォーターポンプくらいでしょうか。この辺はリビルト品などで対応できればと考えています。

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引き取った時にはこんな状態。お歯黒状態の無限グリルにメーカー不明のルーフスポイラーが装着されている状態。グリルは欠けているしルーフスポイラーはガタ付いているのでなんとかならんかと近所のアップガレージ行ったら前期用純正グリルが100円、同色のルーフスポイラーが300円で売っていたのでゲット。とりあえずグリルだけ取り付けましたが、後期バンパーにも問題なく装着できました。折を見てルーフスポイラーも交換してノーマルに戻します

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新車時にコーティングしていましたが、営業車時代は全期間ほぼノーケア。の割には塗装の艶感自体は案外残っている印象。良く見れば営業車として36万km走破の痕跡はそこらかしこに残っていますが、ぱっと見の印象や写真写りがまぁ綺麗なんで気にしない。車体は後期、グリルは前期、アルミはRB3純正と良く分からない仕様になりましたw

早速500km程走らせたのですが、DJデミオともV36とも違った走りの楽しさがあり、なかなか良いです。さすがに車体が大きくて重いのでタイトなワインディングでは楽しいとまではいきませんが苦になることもないという程度。それが伊豆スカイラインのような中速コーナーが続くような道になってくると鷹揚に外乱を受け流しながらフラットな姿勢でリラックスしながら操縦を楽しめる。しかも結構高いスピード域でもその印象は変わらず、全く不安なく走れる。

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普段乗っているV36と比べればさしものRB1も良く出来たセダン同等の操安性とは言えないと感じますが、セダンに比べ比較的高めな着座位置に広く開けた視界、ソフトで鷹揚なのに無駄な動きをしないフラットライドに正確なステアフィールの組み合わせで実現した操安性はセダンにも他のミニバンにも無いRBオデッセイ独特の乗り味だと感じます。

走りの面で言えばこの次のRB3は標準モデル、アブソルート共に更に良くなったことは乗ってみて知ってはいるのですが…やはりスタイルはRB1が好きなんですよね。登場から21年経った今でも古びず今見てもホントにカッコいい。

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という訳で所有車が、16歳と15歳という重課対象車2台を含む3台になってしまいました。。先々どうなるか分かりませんが、タダより高いものはないなんて事態にならないよう気を付けつつ、しばらく楽しんでみようと思っています。
Posted at 2024/10/24 23:09:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | オデッセイ | 日記
2012年03月01日 イイね!

さよならオデッセイ ようこそオデッセイ♪

さよならオデッセイ ようこそオデッセイ♪3月になりました。一週間振りのブログです。

相変わらず風邪やインフルエンザが流行っているようですが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
我が家は、嫁のインフル疑惑は晴れたものの、それ以来娘はB型インフルに感染し、私は風邪をこじらせて咳が止まらなくなりと散々な状況に陥っておりました。。娘は割と素直に薬を飲んでくれるのですぐに快方に向かったのですが、私は処方してもらった薬が合わず酷い不調に陥っていました。。やっと今日になり快復してきた感じです。


季節の変わり目、まだまだ体調を崩しやすく油断できませんので体調には気を付けたいものです。

さて、売却話の出ていた実家のオデッセイ、本日無事に名義変更も終わり旅立っていきました。
所有期間3年半、走行距離4300キロと短い付き合いでしたが、嫁ぎ先は・・・私の勤務先ですww

買取店への売却も考えていたのですが、ウチの会社の営業車が軒並み過走行、何度かネタにした平成16年型のオデッセイアブソルートも走行距離が40万キロをオーバーし、そろそろ先の事を考えなくてはいけない状態になっていたので、渡りに舟とばかりに営業車に迎え入れる事が決まりました。売り手としても、買取店の提示金額が保証され、買い手側は市場の購入相場価格よりも安価な金額で、素性の知れた良質車を買うことができる・・・という点で利害が一致。

売り手の立場としても、買い手の立場としても満足できる取引が出来ました♪
さっそく、明日からは営業車として活躍するようです。今までの過小走行状態がこれから一転して過走行となることは必至な訳ですが、やっぱり車は走ってナンボ。頑張ってもらいたいものです♪

ちなみに、去年の秋にネタにした7万キロで購入した中古セレナ、半年経過の今では10万キロを突破している模様です。使い方半端ないっすねww

それにしても、こうやって拷問耐久試験をやってみると、車が丈夫になった事を実感します。私が就職した頃平成一桁の頃の営業車は、3年15万キロ程度で結構ガタが来ていた印象がありましたが、平成10年頃からの車はメーカーを問わず本当にタフです。よく、ホンダ車はヤレが早いから中古はやめたほうがイイみたいな話を聞きますが、ここ10年の車に限っていえば、メーカー間でのヤレや壊れやすさという部分に差は無いと思っています。

どちらかというと・・・これはあくまで傾向的に感じた部分なんですが、メーカーよりもボディタイプやトランスミッションの種類によって、多少耐久性に差があるのかな?と感じたりする事があります。
特に我が社の場合は最低限のメンテナンスしかしないという過酷な使い方なので、顕著に表れるのかも知れませんが、数十台といった単位で観察してきた中の感想を挙げるならば・・・

◎ハイトワゴン(特にFF車&FFベース4WD車)
◎CVTトランスミッション車
◎ハイブリッド車

といった車に、ヤレが大きかったり、修理&メンテナンス費用がかかる傾向があるような気がします。いずれも10万キロ程度では何ともないのですが、20万キロを超えた辺りからの車体のヤレが大きく感じたり、メカニカルトラブルが頻発する傾向があるような感じを受けるんですよね。

かといって、安価なコンパクトカーなどのヤレが早いかというと、意外にそうでもなかったり。。

そう考えると、やっぱり基本的な車の成り立ちといった部分は、耐久性という面において結構大きな影響を及ぼすのかも知れませんね。やはりシンプルイズベスト??
とはいえ、どんな車をもってしても、10年位までの期間、20万キロ位の距離といった部分までの信頼性は担保されているようなので、一般的な使い方であれば全く問題は無いと思いますが。

そういえば、40万キロを突破しても大きなトラブルの無いオデッセイアブソルートは5A/T仕様。
今回売ったオデッセイMはCVT仕様なので、同一車種でのトランスミッションの良い耐久性比較になるかも知れません。これから経過を見ていきたいと思います♪
Posted at 2012/03/01 23:27:58 | コメント(4) | トラックバック(0) | オデッセイ | 日記

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「東本先生が亡くなったのを知った。

29歳の時、当時は隼もブラックバード既に登場していて既に最速ではなかったZX-11のD8をわざわざ新車で買ったのは言うまでもなくキリンの影響でした。

チャック・チャック・イェーガー
R.I.P.」
何シテル?   08/08 09:27
クルマの運転が大好きです。 どちらかと云えば速さ突き詰めるより、そのクルマなりに 綺麗に気持ち良く走らせる方が好きかも知れません。 その割にはドラ...

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