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2023年06月25日 イイね!

放浪の一人旅 Day2@2023

放浪の一人旅 Day2@2023二日目。普段より大分ゆっくり目の朝6時半に気持ち良く起床。
やっぱりきちんと風呂に浸かってベッドで休息を取れると、翌日の疲労の回復度が違いますね。若い頃なら狭い車内にバケットシートだったインテグラでの車中泊も何とも思いませんでしたが、五十路の今となっては、同じコトやるのは無謀だろうなと身に染みて実感します。

昨日スーパーで買った朝食を食べながら、携帯ナビで目ぼしい場所までの所要時間などを調べます。身支度をして7時半出発。通勤通学のクルマの波に交じりながら青森中央インターへ。とりあえずせっかく本州最北県の青森まで来たことですし、こうなったら更に北に進路を取って本州最北端の下北半島は大間崎でも目指してみるとしましょう。

青森道、みちのく有料道路、下北半島縦貫道、R279を経由し走ること約160km。目的地の大間崎には10時過ぎに到着。さすがに平日の午前中だけあって人影もまばら…というか、観光客は私くらいしかいません。聞こえる音といったら大量のウミネコの鳴き声くらい。この日は天気も良く函館の山がとても綺麗に見えました。大間からだと函館まではフェリーで1時間半程度で着くようです。ちょっと渡って北海道へ逃げてみたい衝動に駆られますがここは我慢w







大間といえば本マグロですが、時間の制約もあり、高級魚の味など分からない男ゆえ、何も食べず早々に撤収。

来た道を戻って、青森東インター近くの青い森アリーナに着いたのが13時。ここから自宅までは約700km。高速で真っすぐ帰れば21時頃には帰宅出来るようです。翌日からの仕事の事を考えれば、これが普通の選択…となる訳なんですが、せっかくここまで足を伸ばして、この時間から真っすぐ帰るのもちょっともったいなく感じたので、帰り道の方向で行ったことなく景色が楽しめそうな場所ということで、凡そ180km先の男鹿半島に寄り道して帰る事にします。

青森道から東北道、秋田道を経由し、寒風山に16時に到着。名前からして涼しそうなイメージなのですが、太陽ギラギラでとても暑かったです。でも360°パノラマで秋田平野から八郎潟を見渡せる絶景は素晴らしかったです。





寒風山を下り、入道崎で男鹿半島の先端に。時刻は17時、夕方の日本海を眺めながらぼーっと過ごします。ここは夕日が綺麗なスポットのようで、日本海に夕日が沈む様を見てみたかったのですが、自宅まで640km。流石にその時間までのんびりしててしまうと後の行程と帰宅時間に大分響く事になるので、名残惜しいですが早々に撤収します。





男鹿市内のスタンドで自宅までの高速に備え給油。平均速度58.1km/h、742km走行で12.3km/ℓ。燃費最高記録更新2回目(笑)。帰路の高速燃費が楽しみです。ここまで碌に食事も摂らずに走り続けていましたが、まだ先行き610kmの行程が残っていますのでのんびりと食事をしている時間もありません。コンビニでパンとコーヒーを買って出発。

昭和男鹿半島インターから高速に乗ったのが18時。北上金ヶ崎PAでトイレ休憩を一回だけ取りましたが、特に渋滞などにハマることなく、急ぐでもなくのんびりでも無くの流れに乗ったペースで岩槻インターに到着したのは日付が変わった直後の午前0時5分。夏の夜、山の中の高速道路の長距離走行でしたので、窓とフロントマスクは虫の死骸だらけになってしまいました。これを放置しておくとこびりついて取れなくなったりシミになったりするので速攻で洗車です。



洗車後、今回の旅最後の給油。結果は平均速度96km/hで13.45km/ℓで3回目の記録更新。特にエコランしてないので、こんなもんかとも思いますが、下り坂の多い東北道上り。以前V8の4.6ℓエンジン積んだ車重2トン超のレクサスLS460で山形からの帰路12.4km/ℓをマークしたので、もう少し伸びて良さそうな気もしますが…まぁ彼方直噴、こちらポート噴射とエンジン自体の違いもあるし、V36自体燃費を気にするクルマではないのでいいでしょう。でもこの燃費なら残5ℓ位まで我慢すれば無給油1,000km行けそうですね。携行缶に予備燃料用意してチャレンジしてみようかなw

自宅に到着したのは午前1時。2日目の走行距離1,149km。二日間合わせて1,970kmの放浪弾丸ツーリングとなりました。そのうち高速が約7割、下道が約3割。ドラ割で元を取れたかですが、今回の高速料金を都度ETC払いにしていたとすると26,240円(最後の昭和男鹿~岩槻は深夜割引適用料金)となったので、約1万円ほど安く上がったようです。

そんなこんなの二日間の放浪の旅でしたが、高速が多かったこともあり予想以上に快適で、1日1,000kmペースの二日連荘なんて強行軍だったにも関わらず疲労も少なく、嫌になるというレベルには至りませんでした(笑)



まぁこれはV36だったから出来た部分も大きいですよね。車体剛性や足回りの支持剛性が高いのでステアリングやシートから今、クルマがどのような状況で走っているかという情報が良く入ってくる=クルマとの会話がしやすいので運転していて飽きない。但し外乱で入った入力は一発で減衰され不快ではないレベルとなるので疲労を蓄積させない。

コーナーや車線変更の動きも、挙動の遅れやオーバーシュートなど無駄な動きがないので安心して操作が出来る。エンジンもトルクに余裕がある上に反応が自然なので、一定速度を無理なく維持しやすい。しかも緩急自在な上に、相当に高い速度域までその特性が担保されている。以上の特性から自然にクルマを信頼出来て、長い時間走り続ける事が出来るのだと思います。長距離を走れば走るほどに本当にいいクルマだよなぁと実感させられます。



端から見ると、碌にメシも食わずに観光もせずに走ってばっかりで何が楽しいのかって感じの弾丸ツーリングでしたが、旅の手段としてクルマを使うのではなく、運転を楽しむ為にクルマで旅をしたかったので、コレでいいのです(笑)

行先決めずに好きなようにクルマを走らせ、クルマと会話し、景色を眺め、その景色の中で佇む自分のクルマを見て悦に入って。本当に自由で楽しい時間でした。こういった自分のクルマが好きになれる旅っていいもんですよね♪
Posted at 2023/06/25 01:14:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | ドライブ・ツーリング | 日記
2023年06月25日 イイね!

放浪の一人旅 Day1@2023

放浪の一人旅 Day1@2023最近公私共に振り回され気味で、ちょっとばかりお疲れ気味の毎日。
ふと、ここ最近一人旅に出れていないなぁ。。どこか遠くに行きたい。。
なんて思うようになりました。そんな訳で平日に有給を二日ばかり頂戴して、ぶらっと現実逃避の旅に出てみることにしました。出張以外で日帰りじゃない一人旅とか何年振りでしょう。ちょっと思い出せません。

家族との遠出では昨年京都や伊勢、福井などそこそこ遠くまで足を伸ばして、それは勿論楽しかったのですが、クルマを好きなだけ走らせたいという面では、毎回イマイチ物足りない感が残っていました。今回はどうせなら一人だけで好き勝手にイヤになるほどの距離を走ってやろうと考え、予定を何も考えないままどっか行こうと考えました。

方角はどうしよう。西に行こうか北に行こうか。西は昨年家族で結構行ったので、しばらく行っていない北の方に足を伸ばしてみたい。そういえば初夏の八幡平アスピーテラインは気持ち良かったっけなと思い返しします。

アスピーテラインに初めて行ったのはバイクで、ZX-11に乗っていた2001年の秋の事。あの時は東北道で北上し八幡平行って、田沢湖の観光案内所で宿探してもらい一泊。二日目は秋田から日本海側出て新潟まで海岸線南下して関越で帰ったんだっけ。当時はネットなどで情報を得るのが当たり前な今とは違い、情報は雑誌などの紙媒体中心、クルマにもナビは贅沢品の時代で、もちろん携帯ナビなんてものもなくツーリングマップル頼りだった時代。よく辿り着けたものです。その荒涼とした景色に魅せられ、その後はクルマで、結婚翌年の2007年7月に妻と、2020年6月に一人でと計3回訪れました。そんなこんな考えながら当時の写真を見ていたら、また行きたい気分になってきました。

東北に行くとして、距離を稼ぐ為に、どのように高速を使おうかと調べていて目に止まったのが、NEXCO東日本の企画している高速道路観光フリーパスの【ドラ割、東北6県周遊・首都圏発着プラン】。東北6県周遊区間の高速乗り降りが3日間自由に。さらに周遊区域までの首都圏発着、往復1回分の高速料金がセットになり、お値段16,000円。
そこそこいいお値段ではありますが、ETCマイレージサービスに加入していれば2,400ポイントの追加付与ありで実質13,600円。アスピーテライン最寄りの松尾八幡平インターまでの往復高速料金が、浦和出発の場合、深夜割引きでも15,960円、昼間時間帯では22,800円になることを考えると、往復だけでも元が取れそうなので申し込んでみました。

フリーパスですから時間を気にすることもなく、普段の通勤時間帯の午前6時に自宅を出発。途中、事故見分作業とやらで、郡山南インターで強制的に下道に下ろされるアクシデントはあったものの、郡山インターから無事高速に復帰。13時に松尾八幡平最寄りの岩手山サービスエリアに到着し、昼食を食べながらこれからの予定を考えます。

今回はある程度時間に余裕があるのでアスピーテラインに上る前に、一度行ってみたかった【松尾鉱山資料館】に立ち寄ってみる事にします。松尾八幡平インターから10分くらいの距離なので14時過ぎに到着。



この資料館は、アスピーテラインに残る松尾鉱山跡の当時の姿を伝える資料館です。写真撮影が禁止されている為どのような展示がされているのかがネットで調べる事が出来ないのですが…今は廃墟となった緑ヶ丘アパートをはじめとする松尾鉱山や大更より出ていた松尾鉱山鉄道が生きていたころの資料が豊富に展示されており、とても楽しく過ごすことが出来ました。松尾鉱山跡の廃墟を見てみようという方は、訪れる前に行ってみることをお勧めします。

資料館で1時間程度見学した後は、鏡沼のドラゴンアイにも寄ろうかとも思ったのですが、今年は6月15日くらいが最後の見頃で、既に溶けているような情報があった事(3年前に来た時には6月18日の時点でまだ見れたのですが。。)以前歩いた時の様子から、熊さんに会ったりしてもやだなぁというビビり心から今回はスルーしてしまいました。

※2020年6月18日の様子


他にもいろいろ見どころはあるのですが、太陽ギラギラで暑いので夕方になって少し涼しくなるまで時間を潰しましょう。アスピーテラインを登り、山頂からは樹海ラインを下り、松川ゲート経由で戻りと一周し走りと景色を楽しみます。

周遊して麓に戻った時点でガソリン残量が心もとなくなったので給油を考えますが、インター付近にはスタンドが無い為、一旦西根バイパスの方まで出ます。今回は遠乗りで燃費がどのようになるのかを見るのも楽しみの一つです。

そんな1回目の給油。平均速度60km/hペースでの走行距離748kmに対して67.7ℓの給油。燃費は11.05km/ℓ。いきなり最高燃費記録更新です。旅の出発前に150km程度街乗りをしていたこと、上り坂の多い東北道下り線を走ってきたこと、郡山南で高速を下される際に渋滞にハマった事を考えるとまずはこんなものでしょう。

給油後、もう一度八幡平ビジターセンターに戻り、クルマの写真などを撮りながらのんびり過ごしているうちに時刻は18時。日も傾きはじめ多少涼しくなってきたので、窓を開けて風を受けながら再度アスピーテラインを登り、今度は緑ガ丘バス停の前の脇道に入ってクルマを停め、緑ヶ丘アパート群の廃墟を眺めながら少し散策をします。嘗ては鉱山の通勤路として賑わったこの路。廃墟となった今は私以外人っ子一人いない状況ですが、この一帯は紅葉の名所らしく、この路も秋の紅葉時期には紅葉狩りの人たちで路上駐車が並ぶほどの賑わいとなるようです。







私はカッコウの囀りが聞こえ青空の背景に夏草に囲まれた廃墟の映える夏の景色が好きだったりします。今回は資料館で生きているころの緑ガ丘の街の景色を見てから来ただけに、その対比が感じられ一際感慨深い感じです。

その後はクルマで移動し景色を眺め、写真など撮りながらアスピーテラインを愉しみ頂上で日没を迎えます。





その後、秋田側へと下って鹿角八幡平から再び高速へと入ります。高速に入ってすぐの花輪サービスエリアでこれからの予定を考えます。時刻は20時。初めは適当な場所で車中泊をするつもり…というか正直何も考えていなかったのですが、せっかく泊りでの一人旅という貴重な機会。しかもイヤになる程の距離を走ってみようという趣旨ですから、きちんと身体を休められる場所で泊り無理なく二日目に備えたいという気持ちもあります。

そこでネットで青森市内辺りで泊まれそうな宿をスマホで検索したところBooking.comという予約サイトでリーズナブルなお値段の宿を発見したので予約。…ってそのホテルは厚生省の管轄ではないホテルなんですが。。クルマ旅やバイクツーリングのお一人様も歓迎らしいです。なんかアメリカとかの本来のモーテルの使い方に近いですね。

という訳で宿も確保できたので青森まで車を走らせ、青森インターチェンジの【東北自動車道 全長680km 終点 お疲れ様でした】の看板を拝み、市内のスーパーで食べ物とお酒を調達し21時半に宿へ到着。宿は見た感じからして、いかにもアレな感じではありましたが、車庫あり、身体を伸ばせる大きい風呂あり、大きいベッドあり、無線Wifiあり、レンジあり、アメニティ充実とクルマ旅の疲れを癒すには打って付けの場所でした。難点といえば、入る瞬間多少恥ずかしいこと位ですが、五十路のオッサンにはそんな恥の概念なんて残っちゃおりませんので全くの無問題ですw

そんなこんなで風呂に入って晩酌をしながら持参のPCでメールチェック&翌日の情報収集をした後、22時半にはほろ酔い加減で早々に就寝体制。一日目が終わります。1日目の走行距離は821kmでした。
Posted at 2023/06/25 01:14:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・ツーリング | 日記

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春はドコ行った??w」
何シテル?   04/28 13:53
クルマの運転が大好きです。 どちらかと云えば速さ突き詰めるより、そのクルマなりに 綺麗に気持ち良く走らせる方が好きかも知れません。 その割にはドラ...

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