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ひびのブログ一覧

2018年02月24日 イイね!

SWAT Racing TC2000走行会…リベンジ撃沈ww

SWAT Racing TC2000走行会…リベンジ撃沈ww2月は仕事が忙しくて休日出勤続きでした。
やっとこさ決算関係の資料が仕上がってきたので代休を取る事に。
ホントは先日のTC2000を最後にV36では暫くサーキットを走る予定は無かったのですが、その走行で1分10秒台に入れられなかったのが心残りだったのと、タイヤがあと1回くらいいけそうだったので、リベンジを果たすべく、再びSWAT Racingの走行会に参加してきました。

走行会前日から天気予報も外れまくりの読めない微妙な天候。夜のうちに雨が上がる事を祈りましたが、朝起きて外見たら非情にも霙混じりの雨が降っていました(涙)。。

とりあえず筑波に着く頃には雨は止んではいましたが路面はウェット。FR初心者の私にウェット+路面温度低い+ハイパワー重量級FR+2分山S001の組み合わせは、どう楽観的に考えようとしても嫌な情景しか浮かびませんwww
そんな状況なので、とりあえず一発目はVDCをONにして走っていましたが、ホントにズルズル滑る上に失速して前に進まない。あんまり失速しまくるものだから試しに一度VDCをOFFにしたら80R先でちびりそうな挙動を食らって戦意喪失。ちんたらと1分20秒位で走ってましたwww

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今回の走行会でも菊地靖選手が来てくれていたので、2本目の走行前に同乗をお願いし、前回悩んだ80Rと最終コーナーの回り方を教えてもらう事にしました。自分でも80Rはアコードに比べてインに付くタイミングを遅らせているつもりなのですが、菊地選手のラインはそれよりも大分アウト寄り。ダンロップをインベタで舐めてコース中央辺りから80Rにアプローチしていました。菊地選手曰く重い+足が柔らかい+ハイパワーのクルマで挙動を乱さず立ち上がり速度を稼ぐには、ダンロップを頑張らず80R手前で安定してアクセルを入れる姿勢を作る方が大事なんだそうです。

また、最終コーナーはドライバーによりケースバイケースとの話で、進入よりも奥の90Rの脱出ラインを綺麗に作る方が重要だと。私は結構インベタ進入で入っちゃうタイプなのですが、菊地選手はミドルから進入している印象。当然Rを大きく描いた方が楽に曲がれるのですけれど、最終コーナーの進入でラインをアウト側に寄せようとするのって結構怖いんですが、ここのアプローチを変えてみるのも一つの手かも知れません。

で、同乗で教えて頂いた事を試すべく臨んだ2本目。この時点ではレコードライン上はほぼドライ状態になっていましたのでVDCカットでアタックに入ります。確かに80Rの進入をアウト側からする事によって、80R抜けた後のアクセルオンのタイミングが早くなっただけでなく、安心してアクセルを入れられるようになりました。以前はアクセルオンで挙動が乱れ→戻すことによってさらに乱れという不安定な走り方だったので、ここが安定するだけで大分心理的に楽に走れるようになりました。ただ最終コーナーを今日はアウト側縁石に乗せる気分になれず、何か踏み切れてない印象。
また菊地選手に乗って頂いた後、連続してサル走してたのでブレーキがふかふかになってきてしまいタイムは伸びずこのヒートでのベストは11秒5。

戻ってきてタイヤの内圧を測ると、ほぼ路面も乾いてきたせいか270kpaまで上がっていたので温間240kpaに合わせた上でほぼドライになった最後の3ヒート目にチャレンジ。走行時間も短いのでサル状態で8周走った結果は…前回よりコンマ07秒は短縮したもののベストは1分11秒005で1000分の6秒の差で、またしても10秒台ならず撃沈です。。

ここで前回の結果と今回の結果を比べてみると…

当日ベストラップ
 

LAP

Sec.1

Sec.2

Sec.3

最高速

2018/1/27

1.11.075

29.010

29.116

12.949

165.289km/h

2018/2/23

1.11.005

28.691

29.124

13.190

167.312km/h

たらればベスト
 

LAP

Sec.1

Sec.2

Sec.3

最高速

2018/1/27

1.10.577

28.592

29.036

12.949

166.718km/h

2018/2/23

1.10.721

28.691

29.009

13.021

167.494km/h


Sec.1は前回より安定して速くなっている印象。Sec.2はバラつきこそ少なくなったものの、思ったよりタイム伸びてない。Sec.3は前回に比べて微妙に遅い。当日ベストこそ僅差で更新したものの、たらればベストが前回に比べ落ちているのはちょっと残念。簡単に取れそうに見えた忘れ物を取りに行ったら別のものを忘れてきたような気分ですww

でもまぁ前回の走行時よりは落ち着いて車の挙動を観察できる余裕も出来たし、なによりリラックスして楽しく走れるようになったのが実感できたので、タイムよりも綺麗に楽しく運転という意味ではOKなのですが…やっぱ計測してればどうしたってタイムは意識しますよね。悔しいですww

今回の走行でフロントタイヤはこの通り。重い車重とアンダー出す運転でフロントのショルダーは見事にスリック化しました。あと右リヤタイヤも結構摩耗が進んでいる印象。良く頑張ってくれたS001もこれでお役御免ですかね。

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元々、街乗りで大分摩耗が進んできたので、交換する前にサーキット行って履き潰しちゃおうってのが去年暮れからの一連の走行会参加の一番大きな理由でした。タイヤ交換してすぐにアンダー出しまくりボロボロにしちゃうのも忍びないので、次の走行会はまた次のタイヤが寿命を迎えそうな数年後でしょうか。…でもコレ…もう一回位行けそうにも見えるなww

っていうか次のタイヤ何にしよう?っていってもマイナーサイズ故、あまり選択肢は無いのですが。

今回もお世話になったSWAT Racing走行会。直前までスケジュールが確定せずに大変ご迷惑をお掛けしました。気持ち良く走れて美味しい豚汁とキッチンカーの豚丼でお腹も満足。それに、ここでは私のブログ上でのキャラクター設定上ネタにしづらい景品まで頂戴しました。いい歳した中年男性がアレを被ってアレを持ってウロウロしている姿は普通に事案だとのご指摘も現地で受けましたが、景品の事を報告するなり使い方をググってすぐにLINEをしてきてくれるkameさんも結構アレだと思いますww

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しかしkenjiさん…ハグの景品を忘れた事を、私の顔を見て思い出すというのは一体何故なのでしょうかwww
Posted at 2018/02/24 10:50:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 走行会 | 日記
2018年01月28日 イイね!

SWAT Racing TC2000走行会

SWAT Racing TC2000走行会先月、4年振りのサーキット走行でTC1000を走ってきた訳ですが、サーキットが似合わないこと甚だしいV36が意外によく走ってくれたことに気を良くした私。そいじゃ次行ってみようかとこれまた4年振りにTC2000を走るべく、SWAT Racingさんの走行会に参加してみました。

これまた素人によるV36スカイラインのサーキットレポなんていう誰得な内容の上に無駄に長文なので、興味無い方はスルー推奨ですww

アコードの時はノーマルでも結構気持ち良く走れたTC2000ですが、重量級ハイパワーFRを走らせるのは今回が初めてです。

なので取り敢えず昔のベスモをリサーチ。すると気温18℃の時期に10秒2出てるらしいので、まぁ気温etc考慮して10秒台に入れればイイかな?とテキトーに仮想目標を立てます。が、それより気になったのは連続周回5周目でブレーキフェードして『と~ま~ら~な~い~』なんて状態になっていたこと。この前のTC1000でもブレーキはなんとか持ちましたし、この外気温なので多分大丈夫なような気もするのですが、どうせ走り出したらサル走りすることになるでしょうし、そんな状況で『と~ま~ら~な~い~』状態になった時、ヘタクソな私に対処できるスキルなぞあるわけもないので、不安要素を減らすべくパーツレビューにもある通りブレーキパッドとフルードだけ急遽交換して臨みました。・・・って、これが原因で後々でちょっと怖い目に遭う事になるのですが。。



開催日の週の頭に結構な大雪が降った後は猛烈な寒波。なかなか雪が溶けずに直前まで開催が危ぶまれる状況でしたが、コース上は除雪も完了、筑波までの道中も所々凍結はしているものの、概ね平常状態に戻り、無事に参加することが出来ました。外気温も低く、路面温度も-0.2℃とコースコンディション的には結構良さそうな感じなのですが、コース外は結構雪が残っているのでコースアウトすると止まれないヤバげな雰囲気が漂っていますw



取り敢えずはタイヤを温めるのとブレーキの当たり付け、そして何より4年振りの自分の慣らしの為にVDCオンでコースインしますが・・・アコードと同じ感覚でアクセル入れるとVDCが効きまくってギクシャクして全然走れません。やっぱり基本的にFRの乗り方が判っていないんですよね。TC2000の速度域で乗れていないのにVDC切るのもちょっと怖いのですが、この状態では話にならないのでブレーキの当たりも多少ついてきたところでVDCをカットして走ることにします。・・・が、今度はあちこちのコーナーでタコ踊り。VDC切ってもギクシャクしっぱなしでマトモに走れませんwww
まぁそれでも何とかアタックラップに入ろうと最終コーナーから速度を乗せますが、ふと嫌な予感がして1コーナーで早めにブレーキングしてみたら実は奥での当たりがまだついておらず制動Gが出ないままツィーっと結構な勢いで滑走。もう脳内では『と~ま~ら~な~い~』のリピート再生状態ですwww

気を取り直し、インフィールドでは走り方を色々試行錯誤しながらストレートで後続車がいない時にブレーキ踏みまくってなんとか当たりをつけます。そんなこんなしなているうちにブレーキの当たりが付き始め、挙動にも少しずつ慣れてきてギクシャクしながらもペースを上げ始められたのは10分後くらいからでしょうか。菊地靖選手がコース攻略法で、ダンロップから80Rは重さと速さでラインを変えないと危ないよっていうアドバイスをしていた事を思い返しながら、毎周ごとにラインを変えて試行錯誤していたのですが、1ヒート最終周でなんとか11秒7。



2ヒート目は多少慣れてきたのか、まだまだミスは多いながらも周回を経るごとに何となくイメージに近い状態に纏められるようにもなってきて、走りのリズム感が戻ってきました。コーナー出口でのスロットルによる姿勢のコントロールのイメージもなんとなく掴めてきた感触はあったのですが、2ヒートではきちんと走らせるには至らず終了。2ヒート目のタイムは11秒075・・・ってことで目標の10秒台には届きませんでした(涙)

ここで気になってくるのが各セクターごとのタイムのアコードとの差。過去ベストと比べてみますと・・・

当日ベストラップ
 

LAP

Sec.1

Sec.2

Sec.3

最高速

CL7+595RSR

1.10.331

28.782

28.861

12.688

157.000km/h

PV36+S001

1.11.075

29.010

29.116

12.949

165.289km/h

たらればベスト
 

LAP

Sec.1

Sec.2

Sec.3

最高速

CL7+595RSR

1.10.079

28.653

28.738

12.688

158.219km/h

PV36+S001

1.10.577

28.592

29.036

12.949

166.718km/h


CL7の時はタイヤが595RSRというアジアンハイグリップタイヤ、今回はS001というプレミアムスポーツタイヤとタイヤのグリップレベルの違いもあるので仕方ないのかも知れませんが、Sec3のタイムと最高速を見てもアコードに比べコーナーが遅くて直線の速さを生かし切れていない印象ですね。と思いながらラップチャート見ていると、最終周のSec1で28.592なんて今日のベストラップより0.4秒も速くアコードのベストと比べても0.2秒も速いセクターベストが出ています。しかもこのセクターベストは、過去のアコードのセクターベストよりも速かったりします。

ちなみにセクターベストのたられば合計タイムは1:10.577。車種やセッティングにもよりますが、きちんと乗れればSec1とSec2は近いタイムが出ても不思議ではありません。Sec2がSec1に比べて0.4秒も遅いのは、80Rが上手く乗れていないというドライビング中の感覚とも一致します。その80Rが綺麗に決まったとして都合良く28.6+28.6+12.9とタラレバすると1分10秒1。それに加え現状では最終コーナーも乗れていない感覚がありますので、やはり上手い人が乗ればクルマ自体は9秒台くらいは出るポテンシャルはありそうな感じですね。

今回TC2000走ってみて思ったのが、V36の場合TC1000と同じ感覚では走れないということ。アコードの時は回し切って走る気持ち良さが先行して走れたのですが、やはりV36は慣れないFRの上に重くて操作に対する反応も鈍く、尚且つ2000のスピードレンジだと1000では出なかった色々な挙動が出てくるので全般的に丁寧かつ慎重かつ動きを先読みした操作が必要とされる印象でした。数年に一度しか走れないFR初心者の分際で2000の走行を完全に舐めてましたね。反省。

あとはFFの場合、クリップから出来るだけ早くアクセルを大きく開けて立ち上がりのトラクションでタイムを稼ぐ印象なのですが、FRの場合はアクセルオンのタイミングは多少早く、立ち上がりでのアクセルコントロールで前後のグリップバランスと姿勢の調整をしながら立ち上がるという感覚が朧気ながらも挙動として感じることが出来たのは大きな収穫でした。まぁこれもFRに乗られている方からすれば普通のことなのでしょうけども。



そんなこんなのTC2000走行会。結果は目標未達ながらも、色々と得るものがあり非常に勉強になりました。後半になるにつれ走りのリズムが回復し、結果タイム的にも各ヒート終盤でベストタイムが縮まってきていたので、まだ一応伸びる余地はありそうです。今回の収穫を糧に次回の走行に生かしていければ良いなと思っています。

最後に、本日ご一緒させて頂きました皆様、お疲れ様でした。マトモに走らせる事が出来なくて周りの状況を見る余裕があまり無く、ご迷惑をお掛けしたかも知れない同じ走行枠の皆様方、申し訳ありませんでした。
今日はとても走りやすく、クルマを壊すこともなかったし、豚汁も美味しく、尾根遺産のハグでダブルクリッ(以下自主規制)・・・と、非常に楽しむことが出来た一日でした。やっぱりサーキットはどんなクルマで走っても楽しいものですね。また宜しくお願い致します♪
Posted at 2018/01/28 09:47:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | 走行会 | 日記
2017年12月14日 イイね!

SWAT Racing TC1000走行会

SWAT Racing TC1000走行会久々の投稿です
ここ最近、公私ともに多忙極めておりまして、なかなかみんカラにログインすることができず、ご無沙汰をしていました。
10月中旬位から仕事上でバタバタと立て込んでいたわけなんですが、そのストレスを久しぶりに走行会ででも発散したいな・・・なんて気分でSWAT Racingさんの走行会に申し込んだのは良いものの、申し込んだ矢先に妻が足を骨折。これが入院した上でプレート&ボルトの補強手術をして要リハビリいう結構な重傷で、俄かシングルファザー生活へと突入。まぁ普段家事や子供の世話なぞロクにしてない駄目オヤヂなわけですからもう毎日が戦争ですww

そんな中、環境の変化でのストレスのせいか、今度は下の娘が蕁麻疹を発症。医者の診察でも特に大きなアレルゲンは無く軽症の部類だということなのですが、蕁麻疹は出たり消えたり。。そんな状況で、当日の朝まで本当に微妙な状況でしたが、幸運にも元気に目覚めてくれたので子供達を送り出し、その足で筑波へ。この時点で朝7:30過ぎですからドラミには当然間に合わず、到着したのは自分の走行開始15分前。大変ご迷惑をお掛け致しました(汗)

ちなみにこの日は、どうしても外せない会議があり、走行会終了後に出社しなければならなかったのでレーシングスーツ…もといコナカの安物スーツ姿で筑波に参上するという暴挙に出ました。クルマのミスマッチさもさることながらドライバーの異様な風体も合わさって何というかアウェー感が半端無かったですwww
こんな状況なので、アコードの時のように走行会用のアジアンハイグリップタイヤを調達したりインテの遺品の古バケを装着するとか言った準備をする暇があるわけも無く、タイヤは街乗り用S001のままで純正シート+純正3点ベルト。ブレーキパッドもフルードもノーマルの完全フルノーマル仕様のまま久々の走行会に臨む事になりましたw



V36でサーキットを走ろうって人もあまり居ないでしょうし、誰の参考にもならないV36のサーキットでの走りの印象ですが、備忘録として書き連ねていきたいと思います。無駄に長くなったので興味ない方はスルー推奨です(笑)

前回サーキットを最後に走ったのは4年前。今回はクルマも変わり、AT車でサーキット走るのも初めてなら300馬力超えのFR車でサーキット走るのも初めて。というかFRでのサーキット自体が初めてのあれこれ初めて尽くしww
コースインの時点でソレを思い出し、どう走ったら良いのか全く分からないので、始めのうちはVDCをオンにしたまま恐る恐る挙動の観察をします。思ったより曲がってくれている印象でしたが、コーナー立ち上がりでVDCが効いて明らかに失速するポイントがあったので、ここに気を付ければ良いのねと解釈してVDCをオフ。
これでVDCが全解除になっているのかは良く分かりませんが、今までVDCが効いて失速していたコーナーでは脱出でテールアウトの姿勢を取れるようになりました。立ち上がりで踏み過ぎちゃってタコ踊りする事も何度かありましたが、ちょっとずつ慣れてきて何となく走り方が分かってきました。当然ながら1.6tの重量級なのできっちり減速してあげないとやはりアウトに孕んで曲りません。2速で立ち上がる低速コーナー立ち上がりでテールアウトの姿勢を取ってくれるのは良いのですが、グリップの途切れ方や戻り方がやや唐突な印象でコントロールが難しかったです。

反面、2コーナー後半のような3速で回り込んでいくコーナーでは舵の入れ方とトラクションの掛け方で前後のグリップバランスを調整してやるとジリジリと漸進的に姿勢のコントロールが出来て、ああこれがステアリングとスロットルで曲げるFR車の醍醐味なのねと実感した次第。この日一番気持ち良く走れたコーナーがココでした。
インフィールド先の左高速は、長くて重いものを曲げている印象もあってちょっと緊張しますが、姿勢自体は安定していて、テールが出てもロングホイルベースのせいか動きがゆったりしてて素人にも対処しやすかったです。

操縦性以外の部分の印象はというと、パワートレインに関しては、エンジンは7800rpm位まで結構気持ち良く回ってくれます。下からトルクがある上に、上も使えるので多少ワイドレシオな5A/Tですが加速に不満はありません。というか、ダウンシフトはシンクロレブコントロール機能も相まって結構高い回転数まで受け付けてくれますし、上まで回しても勝手にシフトアップすることなく、レブリミッターを叩くまでカバーしてくれるようなセッティングで、結構スポーツ走行向きだと思います。ただパドルシフトは、ダウンシフト時に誤ってワイパーレバーに触れることもあり、M/T車に慣れているドライバーはシフトレバーでの操作の方が確実かと思われます。

今回はブレーキもフルノーマルでしたが予想外に良く効いて、何周もサル走行してもフェードすることなくヘコタレる事もなかったのは意外でした。まぁTC1000より速度域の高いサーキットでどうなるかは分かりませんが。。



ベストタイムは45秒3でした。アジアンハイグリップタイヤ履かせてフルバケ+4点ベルトでそれなりに走れるようにしていたアコードがベストで44秒9、安定して出せるのは45秒前半だったのであまり変わらない。大柄で重たい割には3.5リッターV6の直線番長っぷりが効いているのかも知れませんが意外と悪くない?まともに走れた周回は大体45秒半ば。VDCオンだと+1秒位でした。コントロールに苦慮しているFR初心者が乗ってこのタイムならば、FRの操縦に長けた上手な人が乗れば普通に44秒台は出そうな感じです。ということはTC2000であれば9秒台ってとこでしょうか?

走ってみての不満点は、まず1点目は重さ。まぁこれに関しては分かり切っていることですが、重くて速いクルマってやっぱり操作を間違えると怖いことになるという意識がどこかにあるので、アコードやインテグラに乗っていた時のようにキレの良いクルマを回し切る楽しみっていうのには欠けます。やはり操作には独特の慎重さが求められるのも確かでこれは軽いクルマで走っていた時にはあまり感じられないことです。まぁそういった部分の勉強をしたいという気持ちもあったので、これは特に欠点とは。

2点目は微妙なスロットル操作によるトラクションのコントロールが難しいこと。やはりこの点ではレスポンスがいくら良くても、思い通りのギアが選択できたとしてもクラッチでダイレクトに結合されているM/Tとトルコンを介して駆動するA/Tとの差を埋める事が出来ないことを実感。正直、ここのコントロール性が良いだけでも、低速コーナーでのリヤの唐突な動きを防げるような気がします。

3点目は、シートのホールド性が曲がる能力に対して明らかに不足していること。純正シート+3点ベルトで走る方もどうかとは思いますが、インフィールドでターンインした時に姿勢が崩れて身体がドア内貼りに押し当てられました。左足でフットレストを踏みしめて必死に身体を支えていましたが、おかげで今日は左足とお尻が軽い筋肉痛です(笑)

V36スカイラインはスポーツセダンなのか、若しくは今やただのオッサンセダンなのかって議論が割と良くされていますよね。これは個人的な見解ですが、タイムは兎も角、ここまで能動的にスポーツドライビングを堪能出来るのであれば、『スポーツカー』ではありませんが『スポーツセダン』を名乗る資格は充分にあったんじゃないかと思います。スカイラインというクルマの出自自体、ハコスカ以来オッサンの為の走れる『スポーツセダン』というものであった事を考えれば、V36も『スカイライン』という名前を名乗るに足る出来だったと言うことが出来ると思います。

今回お世話になったSWAT Racingさん。お世話になるのは4年振り2回目ですが、1クラス当たりの台数設定が少なく走りやすいし、美味しい豚汁も頂けるしで至れりつくせりの走行会です。前回お世話になった菊地靖プロの参考になる同乗走行もあったのですが、遅刻のせいもあり今回は体験出来なかったのが心残りです。。
が、今回も充実していて本当に楽しく過ごすことが出来ました。お世話になった皆様方、ありがとうございました!

ここの所、色々と閉塞感のあった毎日でしたが、久々にクルマで憂さ晴らしが出来てとても楽しかったです。やはりサーキットはどんなクルマで走っても勉強になることがあって楽しいもんですね♪



…しかし4年振りにサーキット走って思い知ったのは、運転技術の衰えもさることながら、気力体力の衰え。以前はいくらでもサル走りできたのに、今では走行枠の後半になると体がついて来ません。。年は取りたくないもんですね(汗)

今回の走行会では、みん友のシロアンさんとご一緒出来ました。よく一緒に飲みには行きますが、何気にサーキットでご一緒したのは今回が初めてでしたね。予想外のバッテリートラブルは残念でしたが、またご一緒致しましょう♪

Posted at 2017/12/14 22:48:01 | コメント(8) | トラックバック(0) | 走行会 | 日記
2017年05月08日 イイね!

GW終了

GW終了基本遠出することもなく、家族やお互いの親族と昼間から酒飲んでばかりというクルマとは全く無縁なGWでしたが、なんとかクルマネタを作る為にも6日だけ暇を戴きまして昔からの友人とプチオフをしました。

付き合いの長い友達ですが、彼らと会うのもかれこれ10年振り位でした。会わない間それぞれ結構な大病を患ったり大怪我をされたり生活環境の変化があったり、過ぎた年月の長さを実感させられましたが、こうして好きな事で再会出来るのは幸せな事です。

プチオフ会場は筑波サーキットのジムカーナ場。

友人とは午後から会う予定で少しだけ時間があったので、筑波サーキットに行く前に久々に朝の筑波山に寄り道して行きました。こうでもして機会を作りでもしないとなかなかプチツーに行くのも難しいですしね(笑)
最近朝のプチツーにもなかなか行けてなくて、スカイラインに買い替えて筑波山に来るのは初めてでしたが、暑くも無く寒くも無くで窓開けてのんびりと気持ち良く楽しむ事が出来ました♪



…が、この日は本コースにてプロクルーズのサーキットクロスが開催されていたようで、お友達のノリティさんが参加されていたりウェランさんが応援にいらしていたのを後になって知りました(汗)
筑波山に寄り道しないで朝から来て本コースを見学しに行けば良かった…残念。。。

筑波ではNON団様主催のジムカーナイベントが開催されていて、そのイベントに友人が参加、私は本当ならその見学だけの予定だったのですが、見ているととても楽しそうだったので、無理を言って急遽当日の飛び入り参加をさせて戴いちゃいました。
走行予定が無かったのでヘルメットもグローブも借り物。迷惑をお掛けして申し訳無かったです。。

友人達のクルマはコンパクトスポーツのK12マーチSRに今が旬のサクシード。で私がV36スカイラインと車種もジャンルもバラバラ。足踏みサイドブレーキのV36でジムカーナやる人も余りいないと思いますが、不利なクルマでもなんでも無問題。どんなクルマでも思い切り本気で走らせるのは楽しいものです。ヘルメット被ってクルマで汗かいて楽しむってのも久しぶりでした。



ジムカーナは20年以上前、サーキット走る前に少しだけ体験した事があるんですが…その頃はミスコース大王なんて有難くない称号を頂いていた私。ダブルミスコースなんて黒歴史も多々。。パイロンコースはどうにも頭に入らず結局挫折してミニサーキットに転向したという経緯があります。上級者の方にはパイロンの間に最速のラインが見えているようですがホント尊敬しちゃいます。

20年振りのジムカーナでもその鳥頭っぷりは相変わらず…どころか加齢により更に悪化した模様で、360°ターンをした途端に行き先が分からなくなる始末。。カーナビが次のパイロンを教えてくれれば良いのになんてアホな事を考えつつ、タイムアタックは早々に諦めVDCオフでクルマを振り回し挙動を体感する事に重きを置く方向に切り替えますw



今までほぼFFしか乗ったことないのにも関わらず、いきなり重量級300馬力オーバーなんてFR車を買っちゃったので、サーキット走らす前に一度広場で振り回してアンダーオーバーの挙動の出方を体感してからじゃないと話にならないと前々から思っていたので丁度良い機会です。その目論見通り、好き勝手クルマを振り回したことでグリップ限界域での基本的な挙動と、その挙動のドライバーへの伝え方という基本中の基本且つ重要な体験をすることが出来ました。こうしてクルマとちょっと対話が出来たおかげでサーキットを走れる自信も少しはついた気もします(いつになるやらw)

車の挙動的には典型的な入り口アンダー出口オーバーな動きなんですが、アンダー出る感覚やリヤが流れ出す感覚を割と分かりやすく伝えてくれるタイプで、振り回す状況下に於いて乗りやすく感じたのは意外な印象でした。この辺りのフィールはスポーツセダンの面目躍如といったトコでしょうか。それに純正のビスカスLSD仕様とはいえ、やっぱり振り回すとFR車ってのは楽しい♪

ただ流石に動きの重さを感じたりアンダーが出始めると止まらなかったり、ターンインのアプローチはアコードより難しそうだったりアクセル操作に対する反応にムラがあったり色々欠点も見えてきましたが、長所短所や乗り方の課題etc色々な事を発見できたのはとても大きな収穫でした。

オマケに表彰式で『ミスコースだらけだったけど楽しそうにサル走りしてたで賞』的な賞まで頂いちゃいましてホント恐縮することしきりです(汗)。



そんなこんなで久しぶりの友達と色々語ったり、クルマを本気になって走らせたりと楽しめた上に色々と勉強になった半日のジムカーナ体験でした。ただ、アンダー/オーバーが出る感覚が何とな~く体感できたというだけで、挙動のコントロールが出来ているという領域には程遠いので、機会があればまたこういった広場系の練習会には是非参加したいですね。

…その時はもう少しマトモにコース覚えるよう努力しなくちゃ(脂汗)。

当日色々ご無理を言って参加させて戴きましたNON団様、何から何まで大変お世話になりました。お陰様でとても楽しむことが出来ました。ありがとうございました!
Posted at 2017/05/08 20:20:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 走行会 | 日記
2014年01月04日 イイね!

2014謹賀新年 走り初め♪

2014謹賀新年 走り初め♪2014年初ブログです。

明けましておめでとう御座います。
あまりネタもない私ですが、今年も宜しくお願い致します。

年末に体調を崩してしまい、一時は一人きりでの寝正月と成りかねない状況でしたが、何とか体調も快復し、私の実家と妻の実家に一泊でお世話になり、普段通りの正月を過ごすことができました。
とはいえ、体調も万全ではなく、あまり飲めず食えずの少々消化不良気味の正月でありました(笑)


今日になって、体調もかなり快復して今頃になって余裕が出てきて、今日はたまたま早くに目が覚めたので、急遽日光サーキットに行き、TKくらぶさんの日光サーキット走行会に参加させて頂きましたw
日光サーキットは、やはり2012年2月にTKくらぶさんの走行会に参加させて頂いて以来なので丸二年振りです。二年振りに走った日光は、計測器やらなんやら色々変わっていてちょっと浦島太郎状態でしたww
二年前に走った時のベストは、前後595RS-R(割と新しかった)を使って44秒8でした。果たして今回は?ww

とりあえずこの間、フロント595RS-R/リヤZⅡに組み合わせでTC1000を走ったら、自己ベストから0.3秒落ちと何か割とイケそうな感じだったので、まずは日光でもこの組み合わせで試してみる事にしました。



コースインしてみたら、インフィールドはフロント中心で巻き込んでくれる感じでなかなかいいじゃん♪
・・・なんて思ったのですが、4~5コーナーや高速コーナーでちょっとアクセル戻すだけでフロントが勝ってオーバー傾向。。4~5コーナーだけならまだしも、高速コーナー入口のアクセルオフで前荷重にしただけでつーっと流れ出して止まらないのにはかなり痺れましたww
リヤのZⅡの方が熱の入りが遅いのかな?とも思ったのですが、やはりフロントのRS-Rの方がグリップしているようで、何度高速コーナーでスピンしたことか。。一度は結構際どくてチビリそうになりましたw
かといって踏みっぱで行こうとすると、今度はアンダー出てクリップにつけないし。

ちなみにこの組み合わせで走っている時に、他の参加者の方から『前後の組み合わせが逆じゃない?』と声を掛けられました。その方もRS-Rユーザーとの事で、RS-Rの特性は良くご存じのようだっただけに、猶更不思議に思われたようです。普通ならそう思いますよね。ちなみにタイムは1本目45秒6。2本目45秒8。二年前のベストから0.8秒も落ちていますorz


で、3本目で奇策に出てみる事にしました。左側の前後はRS-Rを使って立ち上がりが重要な高速コーナーと4コーナー立ち上がりを安定させて、1コーナーや最終コーナーは我慢させるように右側前後はZⅡを使う。





とうとう左右でホイール違いの変態阿修羅男爵仕様になっちゃいましたww

まぁ、タイヤサイズもホイールのリム幅もインセットも同一なので、タイヤの特性以外差はない筈。コースインして軽く走ってみると・・・4~5コーナーと高速コーナーは確かに安定してくれました。二年前に4輪595RS-Rで走った時の感覚にちょっと近いかもしれません。で、こりゃ~いいかも♪なんて気分良くしてたら、右タイヤの事をすっかり忘れて調子に乗っちゃって今度は勢い余って1コーナーで突っ込み過ぎて派手に回っちゃいました←アホ過ぎww
それに左右のグリップ差の影響なのか、裏ストエンドのブレーキで車体が変に泳いで何か気持ち悪いww
結果は、セクタータイム見てもはっきりしているんですが、右コーナーのタイムが上がった分左コーナーのタイムが落ち込んで45秒9orz

4本目。走行前にラーメン食ったのがいけなかったのか、何かどうでも良くなってきて46秒2までダウンww
っていうかこの辺りからかなり疲れてきました。なんか歳ですね~。昔は猿状態で走りまくっていたのに最近は3ヒートも走るとお腹がいっぱいになってきちゃうようになっちゃいまして。。
あと、このヒート辺りから懸念のクラッチがかなり怪しい感じになってきました。。

そんな状態なので5本目はどうしようか、ちょっと悩んだのですが、とりあえず4本ZⅡに履き替えてみてどうなるかが見てみたかったので、とりあえず走行。やっぱり筑波を走った時と同じで、自分の感覚と出てくるタイムに1秒くらい差があり、表示タイムは47秒台(汗)
もうタイムは度外視して無理せず、なるべくセオリー通りに綺麗に走る事を心がけるようにしてやっと46秒6。。

なんかまた、二年前の自分に、どうやって44秒を出したのか聞きに行かなきゃならないみたいですww

因みにこのヒートでは走行直後にはクラッチはもうダメな感じで、ピットに戻る際に入れたバックギアはエンジンを止めないと抜けない状態になっていました。。

ってな訳で、2014年は走り初めからまたもや大撃沈という、ブログにはうってつけのネタになりましたww
なんか・・4本1万5千円の中古タイヤに翻弄されっぱなしですよね私ww

それにしても2年ぶりに日光走りましたが、やっぱりココって難しいです。今まで散々走ってきているのに未だに全然攻略できない。だから飽きずにいつまでも走っちゃうんですよね~。

といった感じで、まぁ無事に終了した今年の走り初めですが、どうも今シーズンの走り納めになりそうな感じです。本当なら、TC2000辺りをもう一回走ってみようかとも思っていたのですが、懸念のクラッチが悪化して、帰路の街乗り走行にも支障が出るようになってきました。これ以上無理をさせると、ミッション側にも悪影響を及ぼす事が避けられ無さそうです。

とりあえずは今シーズンの走行は打ち止め、近々ディーラーに行って、車検+クラッチをどうするかに関して相談をしてこようと思っています。

とはいえ、嫁のワゴンRの車検も3月に控えている今、アコードのメンテナンスに割ける予算があるのか。。
今年度のクルマ道楽は、どうも前途多難の様相を呈しているようです(汗)


Posted at 2014/01/04 23:56:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | 走行会 | 日記

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