
言葉も出ない頃からずっと鉄道が好きだった下の娘。女の子らしく小さい頃からおしゃれが大好きで、昔から欲しいものといえばヒラヒラした可愛い系の洋服ばかりだった上の娘とは好みが本当に対照的です。
そんな下の娘も今年の誕生日で6歳。早いもので来年にはもう小学生です。成長とともに興味の対象も女の子らしいものに移るかと思いきや、電車好きは変わらないまま最近では他の乗り物にも興味を示すようになってきました。かといって自分が子供の頃のように物心ついた頃から色々な車の名前を覚えたヲタク的なものともちょっと違い、どんな乗り物でも必ず操縦席に座りたがる辺り、乗り物の操縦に興味があるタイプの乗り物好きなのかも知れません。
そんな下の娘から、何か乗り物のイベントに連れて行って欲しいと懇願され、イベントカレンダーを調べてみたところ、横浜で開催されている『ヨコハマ乗りものフェスティバル』なるスタンプラリーイベントが目に入ったので、習い事の練習に出かけた上の娘と嫁とは別行動で、下の娘と二人で行ってみることにしました。
参加施設は帆船日本丸、日産 グローバル本社ギャラリー、原鉄道模型博物館、三菱みなとみらい技術館、日本郵船氷川丸、横浜市電保存館の6か所。6か所全部でその施設にちなんだクイズに正解してスタンプをコンプリートすると6施設のオリジナルグッズ詰め合わせが貰え、尚且つ4施設のスタンプを集めると、みなとみらいにあるトミカショップでの抽選に参加出来るというもの。9月15日から11月25日まで開催されているので、本来ならば何日かに分けて行く所なのでしょうが、次にいつ行けるかも分からないので朝早くから動いて1日でのコンプリートを目指します。
横浜だと電車で行った方が便利なのですが、帰りに娘が電池切れになる可能性も考え、クルマで行くことにしました。
日産グローバル本社隣の横浜三井ビルの駐車場に車を停めてまず立ち寄ったのはこのビルの2階にある原鉄道博物館。実は4月にも一度来たことがあるのですが、1番ゲージ(1/32スケール)迫力サイズの鉄道模型のジオラマが見ものです。カメラ付きの車輛などもあり実車の運転台に模したマスコンでカメラの動画を見ながら運転体験をすることも出来ます。
原鉄道博物館を出て、お隣の日産グローバル本社は…20時まで営業しているので後回し。歩いてランドマークタワーへ向かい、次に立ち寄ったのは三菱みなとみらい技術館。MRJやしんかい6500の実物大模型がありますが、個人的に一番ツボだったのはロケットエンジンの実物展示でした。あと何気にミュージアムショップ隣にあった乗物の歴史コーナーに展示されていた飛行機の模型。戦前のものからお馴染みのファントムやYS-11まで。1/25サイズの機体がズラッと並ぶ様はなかなか壮観でした。
その次はランドマークタワーのすぐ近くにある帆船日本丸へ。この日は11月から始まる改修工事の準備の為の帆の取り外し工事がされていた為、臨時休業中でした。。帆を張った姿が見たかったですが、また今度のお楽しみですね。スタンプは隣接する横浜みなと博物館で貰えました。時間もちょうど昼時になったのでここで昼食。
昼食後は市電保存館へと向かいます。ここは場所が磯子で、桜木町界隈からは少し離れている為バスを利用します。横浜には土地勘もなく、バスの系統もよく分かりませんでしたが何とか30分ほどで到着。元々市電の車庫があった場所に作られた博物館なのですが、市営住宅の1階というなかなか凄い場所にあるります。7両の車輛が展示してあるのですが、当時の電停をイメージさせる展示になっていてレトロな雰囲気で楽しめます。
本当はここはもう少しゆっくりと見学したかったのですが、残る氷川丸まで行くのに時間が怪しくなってきたので再びバスで桜木町まで戻ってバスを乗り換え、山下公園まで。
閉館時間40分前になんとか氷川丸までたどり着き船内を見学。ここも3年ほど前に一度来たことがあります。昭和時代のアール・デコ様式の趣のある客室や社交室と、それとは対照的な、いかにも昔の、重厚長大な機能美のエンジン(原動機って言い方のがしっくり来ます)や操縦室まで堪能できるのがメカフェチ的には堪りませんw
ここまでで5つのスタンプを貰ったので、みなとみらいまでバスで戻り、ランドマークプラザに立ち寄りトミカショップ横浜店の「ヨコハマ乗りものフェスティバル抽選会」に参加。残念ながら末賞でしたが、娘はトミカプラレールのノートを沢山貰ってご機嫌です。
トミカショップであまり長居して娘の物欲が刺激される前にランドマークプラザから歩いて最後に残った日産グローバル本社へ。ここでめでたくスタンプコンプリートし、オリジナルグッズ詰め合わせをゲット♪沢山の参加賞をもらえて娘も嬉しかったようで超ハイテンションになっていました。
時刻は18:30。無事にスタンプラリーも終わったところで日産ギャラリーで休憩も兼ねてまったり見学モードに入ります。展示車の中で一番見たかった車がコレ。輸出用インフィニティQ60、日本では未発売のV37スカイラインクーペ。時間も遅くなっていて人もまばら。娘はキッズスペースの遊具で遊びだしたので、比較的ゆっくりと眺めることができました。
V37クーペ、実物をじっくりと眺めるのは今回が初めてなのですが、予想以上にカッコいいですねこの車。造形の分かりやすいシルバーのボディカラーだったのも有難かったです。特にこの斜め後ろからの形。結構テール回りはプランビューで見て絞っている印象で、エレガントなんだけどクーペらしいスポーティーさもあってかなり好みです。レクサスRCやBMW4シリーズ、ベンツのCクラスクーペもですけど、やっぱりこういった大きすぎず小さすぎずの伸びやかな2ドアクーペっていいもんですよね。これを日本で買う事が出来ないのは返す返すも残念です。って発売されても買うだけの財力も無いのですが。。
結局その後は遊具で遊び飽きた娘が、全展示車両の運転席制覇を始めてしまったので、日産ギャラリーを後にした時には時刻は既に午後8時。大人の足で1万5千歩ほど歩きましたから、5歳児の歩幅なら倍以上ですよね。やはり疲れたのでしょう、クルマで出発して高速にも乗らないうちに電池切れで熟睡していました。やっぱりクルマで良かったw
てなわけで一日遊び倒した親子二人の横浜珍道中。回る前から分かっていたことではありますが、一日で全部回るのはちょっと強行軍過ぎましたね。どの施設にも興味深い展示が多かったのに、駆け足での見学になってしまったのが残念なところです。またの機会にはもうちょっと数を絞ってゆっくりと見学しに行きたいところです。
ワインディングやダムに遊びに行くのも楽しいですが、都会の観光スポットをぶらぶらと歩くのも楽しいもんですね♪
Posted at 2018/10/16 01:06:00 | |
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