• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ひびのブログ一覧

2022年11月19日 イイね!

紅葉狩り@2022

紅葉狩り@20223月にKV36に乗り換えてからというもの、ドライブに関しての投稿をしていませんでした。一人旅の日帰りプチツーでは伊豆箱根や美ヶ原等、家族旅行でもGWには伊勢~京都~福井まで足を延ばしたりと、ちょいちょい出かけてはいたのですが、何となくタイミングを逃して投稿することが出来ませんでした。今回またちょっと遠出をすることが出来たので秋の旅行記について投稿したいと思います。

コトの切っ掛けは11月17日の家族の会話。我が家の結婚記念日は翌々日の11月19日。今年の記念日は土日で仕事も休み。どのように過ごすかを晩酌しながら家族で話をしていたわけですが、ここで『紅葉を見に遠出をしたい』という意見が家族より出てまいりました。

実は2年前の秋、PV36で京都に家族旅行(例によって一泊二日の弾丸旅行)に行っていたのですが、その時の紅葉がとても綺麗だったなと。その時にはコロナ禍の入国制限中で海外からの観光客も少なかった時期で秋のハイシーズンで天気に恵まれたにも関わらず空いていて、とても楽しく過ごすことが出来た思い出があるんですよね。



ただ今年はといえば、10月に全国旅行支援の開始以来、ホテルの予約サイトは混乱の上、早々に支援予算の上限到来の為に終了となっているのを10月下旬の段階で見ているので、泊まりの旅行は難しいかな~なんて言いながら、再度予約サイトを覗いてみたら、終了していた旅行支援が追加で再開されているではありませんか。

とはいえ10月の段階で粗方の宿は予約が埋まっている状態で、2日前となっては宿の選択の余地はありません。特に京都はハイシーズンだけあって全滅状態で、前回泊まり、もう一度行きたかった大原の民宿にも空きはなし。検索範囲を奈良まで広げたところ、2食付きの宿を見つけたので、後先考えずに取り敢えず宿だけ確保。

旅行前日の日中は仕事、夜は子供が前から楽しみにしていた地元Bリーグバスケの試合観戦。で結局旅行のプランを立てる時間もないままノープランで、取りあえず西に向かうべく午前0時半過ぎに自宅を出発しました。夜中の出発にめっちゃハイテンション状態となり大騒ぎしていた子供達も、東名に入る頃には早くも電池切れで爆睡モードw

途中の工事車線規制渋滞などにハマりながらも、私以外の家族全員が熟睡しているのを良いことにほぼノンストップで走り午前6時には名神の大津SAに到着。ここで家族を起こして朝飯を食いながら今後の予定を相談します。

因みに2年前の京都観光のコースは
1日目嵐山天龍寺⇒保津渓トロッコ列車⇒大原三千院⇒大原(泊)
2日目祇園にて着物レンタル⇒八坂神社⇒清水寺⇒伏見稲荷

といったコース。あと三十三間堂と東福寺にはGWの旅行で立ち寄っています。相談の結果、とりあえずもう一度嵐山に行きたい、その後は2年前に行けなかった場所を中心に成り行きでという事になりました。相変わらずテキトーw

大津SAを出発し京都東にて高速を降り嵐山へ。時刻は午前7時ちょっと前。駐車場を探したところ、天龍寺が早朝参拝を受け付けているらしく、駐車場が既に開いていたので車を停めて、早朝参拝が始まるまで周辺の散策をすることにしました。2年前に京都に来た時には、天龍寺の散策後、嵯峨から亀岡間往復の観光トロッコ列車に乗りに行ってしまい、周辺をゆっくり散策する事が出来なかったので渡月橋周辺をぶらぶら散策。





観光客で混雑する風景がよくニュースで流れる場所ですが、早朝で人も少なく、清々しい空気の中、気持ち良く散策することが出来てラッキーでした。昨日(11/23)のニュースで渡月橋脇の15mの松の木が車道側にいきなり倒れたなんてニュースを見た時にはちょっとびっくりしましたが、怪我人がいなかったのは不幸中の幸いですね。。


そんなこんなしているうちに時刻は7時半。天龍寺の早朝参拝が始まったので庭園を散策。やはり早朝のせいか人も少なく快適な状況。去年同様紅葉が見頃で気持ち良く、ゆったりとした気分で散策することが出来ました。










一時間ほど天龍寺の境内を散策した後は、嵐山高雄パークウェイに寄り道。ここも紅葉の名所だったのですが、前回は(も?)事前に良く調べなかった為、存在を知らずに前回来た時には寄れなかった場所です。ここも紅葉は見事。特に紅葉のトンネルは素晴らしかった。ここでも車は少なくて紅葉を愛でながら気持ち良く走ることが出来ました♪






その後、後席で旅行ガイド本を見ていた上の娘が金閣寺が見たいなどと言い出したので、きぬかけの路へと向かいます。仁和寺の駐車場に車を停め、散策しながら仁和寺、龍安寺、金閣寺を巡ることにします。









仁和寺、龍安寺共に紅葉以外の庭園等見どころも多く、この2か所を見ているだけでお昼近くになってしまった為、金閣寺への移動途中で早めの昼食に。上の娘がガイド本で見つけた、洋食屋さんがすぐに見つかったのでオムライスを食べます。京都まで来てオムライスとも思ったのですが、湯葉オムライスなどの京都っぽいメニューがあって美味。値段とボリュームも観光地らしからぬ感じで満足でした♪

昼食後は金閣寺へ。この頃には流石に人がかなり増えていました。外国人の方も多く、話声を聴く限り色々な国籍の方がいらっしゃる感じでしたが、ゼロコロナ政策継続のためか中国の方だけは少ない印象でコロナ禍前とも2年前のコロナ禍最中とも違った感じでした。



金閣寺~仁和寺までの帰路はタクシーのお世話になったのですが、運転手さんの話でも外国人観光客の国籍が多岐に渡るようになって、中国人の方が少なくなったとおっしゃっていました。絶対的な混雑度合でいえば、コロナ禍前の7割程度の混み方かな?とも。


仁和寺からは車で東福寺へ。東福寺は5月の新緑の時期に訪れているのですが、その新緑が紅葉している様を見たいという下の娘のリクエストで再訪。ここは紅葉の旬のせいか、周辺道路の交通規制があり近隣のコインパーキングに駐車。こちらも見事な紅葉でしたが、とにかく人が多くて、庭園内でも立ち止まらない事を促すアナウンスが引っ切り無しに流れていて、落ち着いて散策出来なかったのはちょっと残念でした。



この時点で時刻は15時半過ぎ。宿での夕食の時間の都合もあり、名残惜しいですが京都を後にして、第二京阪と京奈和道経由で奈良の宿へと向かいます。渋滞に遭うこともなくスムーズに流れ、宿には16時半頃に無事到着。



軽く入浴を済ませた後での夕食はバイキング+飲み放題3時間付きの、のんびり過ごすには嬉しいプラン。娘たちは食事を早々に済ませた後は先に部屋に戻り、館内を散策したり再び温泉に入りにいったようです。私と妻はといえば時間いっぱいまで二人で飲んだくれた挙句、一日の疲れもあり翌日のプランも決めずに早々に爆睡w



翌日は朝風呂などに浸かり、ちょっとのんびり。朝飯食べながら行く先を決めます。ガイド本を見ていた娘から、平城宮に行ってみたいというリクエストがあったので、とりあえず平城宮散策⇒奈良公園⇒東大寺と行って、時間余ったら成り行きで大阪辺りまで足伸ばして夕食にして帰るかなんてテキトーなプランを立て、午前10時にチェックアウト。

車はチェックアウト後も宿に置いておけるので、まずは宿から歩いて10分程度のところにある平城宮跡へ。壮大な敷地に往時を再現した門がいくつかあって、歴史変遷のロマンを感じさせます。スタンプラリーもやっていたので、家族4人でレンタサイクルを借りてサイクリング。思ったより時間をかけてガッツリと回ってしまいました。








平城宮からはバスに乗って奈良公園に向かい、ちょっと遅めの昼食を取った後は大仏殿の見学。修学旅行生が一杯いましたね。私も中学の修学旅行で奈良にも来たはずなんですが、どこ見たか全然記憶にありませんw





奈良公園で鹿さんと戯れ、修学旅行生と一緒に大仏殿の中を見て回ったら、この時点で時刻は17時近く。これから家までの500kmのドライブ、そして翌日からの仕事を考えると、そろそろ帰路についておかないと厳しい時間です。

ですが…朝飯の時に話していた大阪で夕食という言葉を子供達がしっかり覚えていました。。あんまり無責任にテキトーな事は言うもんじゃありませんねw仕方ないので第二阪奈経由で大阪まで足を延ばすことに。。

大阪まで来てみたはいいものの、全然土地勘がないし旅行ガイド本も流石に大阪は範囲外なのでどこを見たらいいのかも分からない。子供たちに大阪の何が見たいかを聞いてみると、取りあえずコテコテの大阪っぽい景色が見たいというので、近隣のコインパーキングに車を停めて歩いて戎橋までテクテクお散歩。



お決まりのグリコのポーズを決めて満足したみたいなんで飯でも食って帰るかと言ったら昼食が遅かったせいか、あまり腹が減っていないとの返事。それなら仕方ないから風呂でも入るかと、天王寺のスパワールドに行ってお風呂。お湯的には特に感じるものはありませんでしたが、大がかりでアトラクション的な子供も楽しめる楽しい施設でした。

結局風呂から出たら腹が減ったと言い出し、スパワールドのフードコートで軽く夕食を済ませて出発した時には既に時刻は22時近く。高速に乗ったはいいものの、乗って暫くしてスマホナビがフリーズし分岐ルートが分からなくなって環状線を1周してしまうというちょっとしたハプニングもありましたが、無事に帰宅することが出来ましたw

そんなこんなの2年振りの京都家族旅行。相変わらずの弾丸っぷりな訳ですが齢50歳も過ぎて弾丸ドライブ+1日フル観光だとちょっと疲れを覚えるようになってきましたね。V36の長距離クルージング性能に助けられてまだ何とかなっている感じですが、本音を言えば更にもう1泊くらいして、余裕を持ってのんびりと回ってみたいものですね~。



というか、こんな弾丸ツーリングにいつまで家族は付き合ってくれるのでしょうか?w
Posted at 2022/11/24 22:44:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・ツーリング | 日記
2022年06月01日 イイね!

V36スカイライン 前期and中期乗り比べ

V36スカイライン 前期and中期乗り比べ2号機V36(以下KV36)、納車からほぼ3ヶ月で約7,000km以上走ってしまいました。走るのが楽しいのは相変わらずで月2,000km超えのペースで過走行まっしぐら状態です。とりあえず一通りの状況で走らせてみて、何となくKV36の特徴、1号機V36(以下PV36)との違いが色々と見えてきた気がします。よってここでは前期PV36と中期KV36について違いを感じた部分を中心に、中期KV36の印象を記したいと思います。

見た目は変わらないこの2台、実際に乗り比べてみると結構乗り味が違います。前期型のウィークポイントとして挙げられた、やや粗削りな部分、特にドライバビリティや乗り心地、静粛性の点について、中期型は細やかな部分まで欠点を潰し込んで洗練させた印象です。

またSUV流行りの昨今、車輛の全幅がBセグ車輛でも1.7m超、Cセグ以上の車輛で軒並み1.8mを超えるようになると、V36の4.75m×1.77mというボディサイズが相対的にコンパクトに感じられるようになってきました。幹線道路で乗る分には1.8m超えでも支障はありませんが、狭い路地裏やワインディングではこの程度の車幅が扱いやすいです。

このように個人的な満足度は高いものの、客観的に他人へのお勧め度は?と問われれば、今となっては燃費の悪さや税金などによる維持コストの上昇や、経年による故障の頻出なども鑑み、今の世間一般の価値観ではお勧めできないという意味で★★★程度でしょうか。

ただ、高い維持費は覚悟の上で、運転する実感を味わいたい、クルマとの対話を重視したい、ロングツーリングが好き、今のうちに高回転型大排気量NAに乗ってみたい。その上で今時の車が持つ最低限の快適性や利便性を重視するユーザー層へのお勧め度は文句なしの★★★★★といえましょう。このクルマが新車で売られていた頃とは、もう時代や価値観が違う。今のクルマが持ち合わせない、今後のクルマにも望めない乗り味を備えるといった点で、既に一種の旧車みたいなものです。

上述の通り、前期と中期以降では結構クルマの性格が違います。粗削りでもクルマを振り回す愉しみ、クルマとの対話といった非日常的な楽しみ方を重視するならば前期型の特に4WAS非装着車、スポーツドライビングと洗練された乗り味やドライバビリティなど日常使いでの気持ち良さの両立を重視するならば中期以降を選択されると良いかと思われます。

Posted at 2022/06/01 22:21:55 | コメント(0) | クルマレビュー
2022年05月31日 イイね!

KV36ちょっと不調

KV36ちょっと不調KV36が納車になってから約3ヶ月になろうとしています。
今年はゴールデンウィークに中部~関西方面へ家族でちょっと遠出をしたこともあり、走行距離は3ヶ月で7,000kmを超え現在3万9千km。月当り2,000km超えで過走行まっしぐらの状態です。

基本的に調子の良いKV36ですが、ゴールデンウィーク頃からちょっとした不調が見られるようになりました。一番最初に気が付いたのはフロントのホイールのブレーキダストによる汚れの増加。PV36でもこんなにホイールが汚れた記憶はありませんでしたし、KV36も納車当時はこんなにダストは出でいなかったような気がします。

次に気が付いたのはステアリングに時折伝わるワナワナした振動。とはいえ酷いものではなく、出たり出なかったりだったので、タイヤのアンバランスかな?くらいな感じであまり深く気にしていませんでした。次に気づいたのが燃費の悪化。特に発進&停止の多い街中走行で8km/ℓ弱は出ていた燃費が7km/ℓを切る勢いで悪化、高速を走ってもなかなか燃費がリカバリ出来ないようになってきました。何かがおかしいな?と思うようになったのはこの辺りからです。

そんなある日、ABSとVDCの警告灯が点灯します。車を止めてみると仄かに何かが焼けた臭い。臭いの元を辿るとフロントのホイール辺りからしていて、顔を近づけるとやけに熱くなっている事に気がつきました。右側はホイールに触れるのに躊躇するレベル、左側は触れるけど熱いというレベル。サーキット走行時レベルの熱さまではいかずともワインディングロードをちょっと元気よく飛ばした位の加熱具合といった感じでしょうか。

流石に普通の街乗りでこの過熱具合は異常だと思い、先に気が付いた現象と合わせて、ここに来てようやく感覚の鈍い私もブレーキの引きずりに思い至るようになります。そこでジャッキアップをしてフロントタイヤを回してみたところ…両手で抱えてようやく回る程度で全然空転はせず完全に引きずり状態。特に右側が酷いのですが、左側も右側より程度こそ軽いものの、明らかに引きずりを起こしている状態でした。恐らくVDC警告灯とABS警告灯の点灯は引きずりを起こしている車輪の回転の抵抗を検知したのが原因かも知れません。

警告灯の点灯とブレーキの過熱に気が付いたのが通勤で車を会社に乗ってきていた時だったので、行きつけのディーラーがある地元埼玉に戻ることは断念し、会社の社用車の購入などで付き合いのある都内のプリンス店に保証修理を依頼することにしました。



車を預けた翌日、ディーラーから電話が来て、故障内容の説明がありました。VDCとABS警告灯の点灯のうちABS警告灯に関してはブレーキスイッチ異常のエラー履歴がECUに残されていたので、該当部品の交換が必要との事。

それとこれはブレーキ以外の部分になるのですが、メカニックさんが試乗したところ、どうもステアリングにガタがあるようだという指摘を受けました。確かにこのKV36、納車時からステアリングの切はじめにPV36では感じた事のない『ゴクッ』というような軽い振動を感じることがあったのですが、感覚的にラックAssyのような遠い場所からの音というよりは、ステアリングコラム系などの割と近い場所で発生している振動のようにも感じたので、コラムに遊星減速機を装備している4WAS車特有のクセなのかな?くらいに勝手に解釈していたのですが、ディーラーのメカニックさんはどうも普通ではないような気がすると言っています。

とりあえず保証申請は大丈夫だということなので、素人の俄か判断よりは数多くのV36を触ってきたであろうメカニックさんのご指摘を拝聴し、ラックAssyの交換も依頼することにしました。結局ブレーキ系+ラックAssy合わせて5日間の入院となりまして、昨日無事退院してきました。

ブレーキに関しては、やはりフロント両輪共に引きずりが発生(右のが酷い)していたらしく、キャリパーのピストンおよびシール類は新品交換。熱が入ったであろうディスクローターも左右共に新品に交換されてきました。マスターバックやABSアクチェーターが原因でないキャリパー単体での引きずりが左右共に発生するなんてこともあるのですね。下回りも錆や劣化は非常に少ない個体だったのですが。。

もう一つの修理項目のラックAssy交換について。乗って一番に切りはじめの振動が消えていたのに気が付きました。あとPV36でラックAssyを交換した時も感じたのですが、ステアリングが軽くなりました。それに気のせいかも知れませんが、中立付近のしゃっきり感も改善されたような印象。やはりラックユニットが原因だったようです。素人の生兵法よりプロの観察眼ですね。メカニックさんによると、V37でもたまにこの症状が出ている車もあるとか。

それにしてもPV36とKV36、2台続けてラックユニットを交換する修理が発生するとは、私はラックユニットにツキが無いのでしょうか(笑)



保証修理で本人負担はないものの、気になるのが整備費用。明細を頂きましたが、ブレーキ回り修理が6万円弱、ブレーキスイッチ交換が2万円、ラックAssy交換が13万円弱で、合計20万ちょっとといった作業となりました。やはり低走行で程度は良いとはいえ、13年落ちの低年式車。しっかり観てくれるディーラーと保証は大事ですね。
とりあえずこれから2年の保証期間の間に、悪いところで出尽くしてくれることを祈っています。
Posted at 2022/05/31 21:13:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2022年03月06日 イイね!

3月6日 36の日 V36突然の乗換計画

3月6日 36の日 V36突然の乗換計画先日3月6日は36の日w
そんな36の日、PV36とお別れをし、KV36に乗り換える事になりました。

経緯をお話ししますと…PV36も中古で購入以来5年半で8.6万kmを走行、オドメーターは11万kmを超え疲労が顕著になってきました。

特に感じるのは足回りのへたり。荒れた路面での挙動の収束が悪くなり、乗り心地的にちょっとしんどいなと感じるようになるレベルになってきたこと、荒れた路面で足回りからギシギシコトコトといった音が気になるようになってきました。

現状でも快適性が多少損なわれただけで、全くもって走行に支障はないのですが、7月には15年目の車検。ただ乗るだけでなく、V36の乗り味を保って気持ち良く乗り続ける為には、そろそろ各部のリフレッシュが必要となってきたような感じです。そこで劣化が気になっている部分のリフレッシュ予想費用をリストアップすると…



①乗り心地の悪化、異音…ショックアブソーバー及びスタビ関係のブッシュ類のリフレッシュ(10万円前後?)
②エンジン始動でチャリチャリ音、エアコンONでキリキリ音…テンショナー及び電動ファンモーター交換(10万前後?)
③アイドリング及び街乗りでの騒音及び振動の増加…エンジンマウントブッシュ類交換(7~8万円前後?)
④ダッシュボードの複数個所からのひび割れの進行…ダッシュボード交換(10万前後?)
⑤その他油脂類、消耗品類交換(5万前後?)

以上を全部リフレッシュすると、ざっと40万円強。車検費用を合わせると50万程度の金額となってきます。流石にいきなり50万円は辛いので、とりあえず走行に支障のない③と④は見送り、最低限の①、②、⑤辺りを実施したとして車検費混みで30万円程度。とりあえずまずは手始めにこの辺りからリフレッシュをしてみようかと考えていました。

その一方で、それだけの出費するならと乗換え等の選択肢についても色々と考えていました。乗換えとなった場合何に乗り換えるか?国産車、外車数車種が候補にあがりました。幸いな事にここ何年か、仕事柄、新旧国産外車問わず色々なクルマに乗る機会があった訳ですが、それだけ色々なクルマに乗ってみても、それぞれの長所は認めつつV36の乗り味が捨てがたいという気持ちが変わることはなく、乗換えをするのであれば現V36→程度の良いV36への乗換えの方向で検討することにしました。後期型の370はセダン、クーペ共に結構しますが、前期~中期V36系(特にセダン)は結構底値に近付いていて結構お手軽価格だったりするんですよね。

とはいえ、V36系スカイラインも生産終了以来、最も新しい個体でも8年が経過。距離浅の物件はそこそこあれど、大抵の個体においては内外装の程度で納得出来るものがなかなか見つからない状況。それならばと7月の車検に向けて、PV36のリフレッシュ計画を具体的に立てようかと考えていた矢先に見つけたのがこの個体。

初度登録2009年1月中期型KV36、370GTタイプS(4WAS装着車)、ワンオーナー、走行3万km、日産ディーラー物件。中古車情報サイトのでの写真を見てなかなか良さげな個体だと感じ、販売店も行ける範囲だったので、とりあえずは冷やかしで現車確認に行ったのですが…その程度の良さに驚かされました。



13年落ちの大古車とは思えないコンディション。V36のお約束の内外装の劣化ポイントが悉く綺麗。内装に関しては使用感が無いだけでなく新車の匂いまで漂っています。外装の状態も、スクラッチ傷もなければ水垢も艶引けもない。しかもドアの内側やトランクの排水溝、カウルトップ部もめっちゃ綺麗。仕事柄ここ何年かで数百台の中古車と接してきましたが、ここまで綺麗な中古車は見たことないです。感覚的にはほぼ新車といった感じ。完全車庫保管だったのでしょうね。因みに9年目の車検までの走行距離は8,300km(年間平均900km 笑)とほぼ寝かされ続け、10年目辺りから年間平均6,000kmくらいの普通の使い方をするようになったという事が記録簿から分かりましたw

勿論下回りの状態も綺麗、機関に関しても3万kmの過少走行車ではありますが、半年毎の定期点検はきっちり受けていた事が記録簿から分かる素性のしっかりした個体。内外装、機関、使用履歴。いずれもこれだけきちんとした状態の個体はなかなか出てこないと思います。4WAS装着車という点はちょっとだけ引っかかりましたが、今まで非装着車に乗ってきたので装着車に乗ってみて違いを感じてみるのも良いかも知れないです。







しかもV36の前期~中期自体が底値状態なので、距離浅だろうと過走行だろうと、傷が多かろうと極上だろうと、30~40万程度しか変わらない。中期KV36は前期PV36よりほんの少し高いですが、それでも10万円程度の差。因みに5年前に買ったPV36は当時既に二桁万円でしたが、今回のKV36はそのPV36よりも安いお手軽価格のクルマでした。

この時点で既に相当に心は傾いていたのですが、さらに11万km走行したPV36に予想した以上の買取金額が付き、追金が当初の車検+リフレッシュ費用①~⑤+α程度に落ち着いたことも後押しして、乗り換えを決めるに至りました。

ガソリン価格も暴騰しているこのご時世、ダウンサイジングならぬアップサイジング。しかも見た目が殆ど変わらない前期→中期への乗り換えと、他人から見たら意味の分からない乗換えとなりましたが、V36の乗り味とキャラクターが非常に気に入っていること、仕様の向上(VVEL化、7A/T化)、日産ディーラー保証の付与(2年間距離無制限)、新車に近い内外装の個体を手に入れられた事を考えると、個人的には非常に満足できる買い物でした。



乗ってみての感想は…とにかくクルマがしっかりしている。きちんと足はダンピングが効いていて動きは素早く収束するし、乗り心地はフラットだし、エンジンは静かだし振動は少ないし。やはりPV36に乗り続けるのであれば、ショックアブソーバーの交換は必須だったんだなぁと実感すると共に、エンジンマウントもやはり結構へたっていたんだろうなぁと実感。でもPV36は2万4千kmで乗り始めた時から五月蠅かったような記憶もあるのですが。。

まだちょっとしか乗っていませんが、内装などで前期と中期で結構細かい違いが見受けられたり、乗り味についてもVVEL化したエンジンと7ATはもとより、それ以外、足回りなどのセッティングに関しても前期350と中期370ではキャラクターに結構な違いを感じていて(4WASの有無やタイヤの銘柄の違いも大きいかも?)同じV36同士の乗り換えにもかかわらず何だか新鮮な感じを受けています。この辺の両車の比較はそのうちブログにでも出来ればと思います。



環境の面から見れば、不必要に排気量の大きいこの手のクルマはこのご時世、時代錯誤も甚だしいと言われそうなではありますが、VQ系のエンジン搭載車も騒音規制の関係で夏頃までには生産終了と言われている今、日産の高回転型大排気量NAの進化の最後の終着点であるVQ37VHRに乗っておくのも面白いかもしれません。前車PV36との違いなどを比べて楽しみながら、時代遅れとなりつつあるKV36を大事に楽しんで行けたらいいなと考えています。
Posted at 2022/03/08 22:29:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2021年12月02日 イイね!

V36はスカイラインと呼べるのか?

V36はスカイラインと呼べるのか?今時V36のレビューの需要があるのか分からないけど、この11月は私の結婚15周年記念。私の結婚式翌日にデビューしたV36スカイラインも登場後15年。そんな私がV36を購入して5年で8万kmという何となく切りのイイ所で自分の愛車を語ってみようかと記念投稿w。
よくラグジュアリー方向に振ったV系はスカイラインにあらずなんて意見も聞くワケですが、スカイラインって型によって『ラグジュアリー寄り』と『スポーティ寄り』を行ったり来たりと性格的な振れはあったにせよ、素のスカイラインというクルマの根底的なコンセプトはハコスカの頃から一貫して『オッサンの為の走りの良い立派なセダン及びクーペ』というものだったように思います。

で、実際の使われ方においても、モータースポーツに憧れた若者がガチで走りを極めるというキャラクターでは無かったと思うんです。まぁハコスカ、ケンメリ、R32~R34のGT-RやR30RSやR31GTS-Rなどの役物のイメージやモータースポーツでの活躍が鮮烈過ぎて『スポーツ』というイメージが強いのは否定できませんが。

あとはスカイラインといえば『GT』というサフィックスですよね。グランドツーリング。高性能を、走るための余裕として生かし、長距離を快適に愉しむ為のドライバーズカー。歴代のスカイラインって、そういうクルマだったと思います。
そういった『役物でない素のスカイライン』という観点からみると、開発の経緯や成り立ちは兎も角として、出来上がった製品として見てみればV36ってクルマそのものは何だかんだスカイラインの定義に当てはまっているんじゃないかと私は思うんですよね。まず『オッサンの為の走りの良い立派なセダン及びクーペ』という部分はクリアしている。

でこのクルマ、1日で600km、700kmといったロングドライブをしようが、まだ運転していたいといった感覚を覚えることが結構あります。それってまさに『GT』としての真骨頂なような気がするんです。
自然な感覚のステアリングも、余裕のある動力性能も、刺激的ではないけど正確な操縦性も、きちんと決まるドラポジも、全ては『GT』として長距離を快適に愉しむ為のものなんだと思います。…まぁあくまで私見なんですけどね(笑)

そもそもが、ただハイパワーなFRセダンに乗ってみたいという理由で、あまり拘りなく繋ぎ感覚で選んだこのV36スカイラインですが、この緩急自在に走れる性格。街中から長距離まで、ぼっちドライブから家族での行楽まで、高いレベルで卒なくこなす汎用性。なおかつ現代求められる快適性は満たしつつも古き佳き時代の乗り味を微かに感じさせてくれるこのスカイラインというクルマが何だか代えがたいものになりつつあるように感じています。

但し個人的に満足度は高いものの、お勧め度と言われれば…燃費の悪さや経年時の故障も考えると☆☆☆程度でしょうか。

Posted at 2021/12/03 00:08:27 | コメント(0) | クルマレビュー

プロフィール

「ちょっと遅い夏休みの行楽。今年も乗鞍BASEでキャンプ♪」
何シテル?   08/14 16:39
クルマの運転が大好きです。 どちらかと云えば速さ突き詰めるより、そのクルマなりに 綺麗に気持ち良く走らせる方が好きかも知れません。 その割にはドラ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

純正部品検索サイト 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/12/21 19:39:40
 
CL7のリアサスジオメトリーと挙動の関係 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/01/24 01:01:07
CL7のリアサスジオメトリーと、挙動の関係 : その2 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/01/24 00:52:35

愛車一覧

日産 スカイライン 日産 スカイライン
スカイライン370GTタイプS クリスタルホワイトパール(QAA) Moonlight ...
ホンダ オデッセイ ホンダ オデッセイ
オデッセイ2400M プレミアムホワイトパール(NH-624P) Premium Wh ...
マツダ デミオ マツダ デミオ
デミオ15S ソニックシルバーメタリック(45P) Sonic silver Metal ...
ヤマハ MT-09 ヤマハ MT-09
ヤマハMT-09A ベリーダークバイオレットメタリック1(0961) 2017年9月 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation