サービスキャンペーンとは便利な言い回し

普通充電器による充電ができなくなることがあるという不具合があるそうで入庫するようにお誘いを受けましたが急速充電しかしない私には無縁です。ただ改修率は本社で管理していて、サービスキャンペーンとはいえ放置しておくと、販社が日産本体から怒られることになります。ユーザーにとってはどうでも良いことではありますが、長年の付き合いのある所長さんに迷惑をかけたくはないので近いうちに入庫することになるでしょう。

それにしても充電できなくなるという致命的な不具合をサービスキャンペーンで済まそうとするのはどうかと思いますよ。エンジンを搭載しているクルマでガソリンが入らなくなったら間違いなくリコールでしょうに！！　ゴーン肝いりのクルマでリコールを出したらまずい・・・と、品質管理の部長や車両主管（CPS）が考えたのかも！？　サービスキャンペーンとは非常に便利な言葉で、”大した不具合ではないけれど念のために無償で改修してあげますよ”というメーカーのサービスのように聞こえますが、不具合であることに違いありません。　メーカーにとっては所轄官庁の国交省に届け出を行うか否かの大きな違いがあるので、最近はサービスキャンペーンですますことが多くなってきています。

まあサービスキャンペーンでもリコールでも、ただで直してくれるのであれば、ユーザーサイドとしてはどっちでも良いのですが、どちらにしても入庫するのが面倒だし時間の無駄です。リーフは３Gの通信モジュールを搭載しているのだから、スマートフォンと同じようにエアーアップデートをして欲しいところですね。