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自動車メーカーの部品メーカーへのコスト低減要望の激しさは今さら言うまでもないが共存共栄が基本なので人道に反するような酷い仕打ちはしない。

今回は自動車業界ではなく、住宅業界に関することです。

自宅の窓ガラス(二重ガラス、鉄線入り)の9枚にヒビや内側の曇りが発生したので交換を要望したら、ハウスメーカー経由でガラスメーカーが下見にやって来た。わざわざ大田区からやって来たというのでルートを聞いたら、なんと下道できたとのこと。高速道路を使えば一時間もかからないが、下道では3時間。なぜそんなことになったのか聞いたらハウスメーカーの指示だそうです。高速道路代分をコストカットしてまで利益確保するのは営業努力というより単なる関連メーカーいじめにしか感じない。現場で働く人を疲弊させるようなトップメーカーが存在してはいけないと思う。利益は知恵を使って絞りだすものです。

自宅前のT字路では毎月の様に事故がある。側道から出てきたクルマに直進車が衝突する典型的な交差点事故ですが、事故のたびに思うことはブレーキを踏めない高齢者が多いということ。

事故の主因は一時停止義務のある側道から出てきたクルマ側にあるが、直進車両のドライバーが軽くブレーキを踏めば避けられた衝突である。衝突する直進車のドライバーは大抵70歳を越える高齢者、ほとんどがノーブレーキで衝突する。
もともとたいして速度が出ていないので大事故にはならないが、事故発生のたびに「またか」と呆れる。

一時停止後、側道から出てくるクルマは直進車が近づいていることを認識しつつ間に合うだろうと勘違いして事故が起きるのだが、直進車が減速してくれることを期待しているのかもしれない。しかし、高齢者はとっさにブレーキを踏むことができないことを忘れてはいけない。飛び出すドライバーは比較的若い人が多いのも特徴的。

飛び出す若者と事故回避のブレーキを踏めない高齢者達がクルマを運転しているのだから公道は危険がいっぱい。

少なくとも高齢ドライバーには自動ブレーキを義務化して欲しいものですね。

自宅にはエアコンが7台ありエアコンの寿命が20年とすると3年に一台位の間隔で買い換えが発生することになる。

リビングのエアコンが17年目なので買い換えの時期に差し掛かっている。エアコンが故障して動かなくなるのは最も暑いお盆休みであることが多いのは経験則ですね。その時期はメーカーも休んでいるので修理できず辛い盆休みになります。また夏にエアコンを買うと値引きが渋いし、設置工事屋さんも忙しく、直ぐに設置できないことが多い。

買い換えるなら今でしょ！

なんとなく壊れる予感がしたので価格のサーチから。リビングの広さに見合うのは4kW出力のエアコン。フィルター自動掃除と空気清浄機能は欲しい、、、、20万円位が相場のようですね。

なんとか設置工事費込みで10万円以下にならないものか！？

ヤフオクを徘徊して見つけたのが、一年落ちだけど8kW出力の新品が1000円スタート。もちろん安いものには訳がある訳で、なんと室内機のみの出品です。

とりあえず13000円で落札したが、室外機が手にはいる見込みはまったくありません。メーカーから補修部品として買うことはできるけどかなり割高となり家電店でセットで買った方が得です。

室外機が出品されるまで3年位待って、出品されなければゴミとして処分の運命か？

13000円のギャンブルと考えれば面白いが、負ける確率は高い。はっきり言って室内機だけ買うなんてアホです。

ヤフオクを徘徊していると理性を失うのは私だけ！？

直近の四半期で780億円もの巨額な赤字を計上したテスラ、１日当たり8億円の現金が燃焼していることになります。イーロンマスクはモデル3の生産が軌道に乗れば問題ないようなことをいっているが、累積赤字と高コスト体質こそが問題でモデル3が予定通り量産ができても資金的には不安定なままである。

手持ち資金が枯渇するのは8月頃になる見込みでそれまでに2000億円位の資金を調達できなければ会社は破綻するだろう。いままでは低利の社債で資金調達してきたがジャンク級に格付けされてしまったので、サラ金並みの6～8%の配当をしなければ誰も社債を買ってくれないだろう。そんな高利で金を借りたらどういう運命になるか！？ クルマ会社の利益率は高くて8%しかないから利益が利払いだけで吹っ飛ぶ計算になる。

過去何回も倒産の危機を乗りきってきたがこれからの半年は本当の正念場になるだろう。

時価総額約5兆円の株式のうち約20%を持つイーロンマスクは、いま株を売りにだせば約1兆円が転がり込む。会社が破綻して紙くずになるのを待つのはあまりに勿体ないと思うのだが、彼は何を信じて経営を続けているだろう。

テスラの建て直しには外部から経営に長けた社長をスカウトし、工場の組み立てラインの再構築とサプライヤの再選定が必須だろう。韓国製の部品ばかりで高品質のクルマが作れるはずがないし、ロボットだけで組み立てるなんて現実的でないから。

社長には強いリーダーシップと自動車業界への深い理解が必要なので指揮を取れるのはカルロスゴーンくらいしか見当たらない。ルノーが日産の持ち株を半分手放してイーロンマスクからテスラの株を買い受けるのが一番の解決策かも知れない。まあ、ルノーの株主は反対するでしょうけどね。テスラに必要な資金はルノーへの信用を背景にテスラとして新規株を発行することで集まるだろうが、既存株主には株式分割配当で損をさせない仕組みが望まれる。

イーロンマスクは株売却で手に入れた1兆円で、また新しい事業を立ち上げれば良い。宇宙の次は深海かな！？

1兆円あれば毎日1億使って27年間持つ。羨ましいね。

テスラが2018年第1四半期（1～3月）決算を開示した。

売上高は約3750億円。前年同期に対して約26%伸びたが第1四半期の最終損益は約780億円と過去最大の赤字。

売り上げが伸びて赤字が拡大する = 作れば作るほど損する会社

第一四半期の生産台数は約35000台なので台当たり約220万円の赤字ということになる。キャッシュバーンレートの大幅な上昇により年内には手持ち資金がなくなると予想されている。

納入部品の40%に不具合があり、最終検査での不良率が90%もあるという内部告発があり同業他社に比べて10倍以上多く手直しが発生しているようだ。

通常重大不具合が見つかったらラインを止めて対策するのだが、テスラはラインを止めないので不良車両を次々とラインオフさせてしまう。確かに見かけ上の生産台数は増えたが、売り物にするための手作業コストが収益悪化の最大要因だろう。

累積赤字が1兆円を越えても存続できているのは社債を買ってくれる投資家がいるからであるが近いうちに手持ち資金が枯渇して償還できなくなる可能性が高い。倒産しないためには転換社債や新規公開株の発行が必須であるがそうすると株価は希薄化により必ず下がる。これを見越して空売りする投資家が増えているが、イーロンマスクが自社株買いで支えているようだ。通常経営者が自社株を買うとインサイダー取引に当たる可能性が高く違法に近い行為なのだが、司法当局や公正取引委員会が文句を言わないのはどうせ破綻すると見ているからだろう。

いまテスラ株を買うのはアマゾンのように株価が化けることを期待したりイーロンマスクが好きな人だろうが、いつ倒産してもおかしくない財務状況なのですでに社債はジャンク級に格下げされている。株価暴落がいつ起こるかわからない状況なのである。

今後、中国の新工場設立に2000億円程度、モデルYやセミトラックの工場に3000億円程度の資金が必要になるはずだが、こんな会社に金を貸す投資家がいるのだろうか？

さて、、、

テスラが財政破綻したらどこの会社がテスラを買収するかが興味の中心になりそうだ。

アップル、アマゾン、ソフトバンクなどのIT系、トヨタ、VW、ルノー日産などの同業者が一斉に買いに走ることになるだろうが、中国の金持ち企業も虎視眈々と狙っている。売却先決定にあたりプロキシーファイトのようなことが起これば一時的に株価が急騰するかも知れないが、長期的にはネガティブと判断せざるを得ない。

いずれにせよイーロンマスクは経営から手をひき、生産技術に優れた会社にバトンタッチすべきだろう。テスラの部品には韓国製品が多く採用されているようだが、トヨタ圏内メーカーの部品に切り替えれば品質向上が約束され日本人の雇用にもプラスになる。トヨタさん、テスラを買ってください！