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プラスチッキーな内装が気に入らなくてDIYでスウェード調の素材を貼るべく激安で素材を調達したのだが、自動車の内装材には難燃性の素材を使わないと車検に通らないということに後から気がついた。購入したのは東レのエクセーヌという素材で、かなり前に自動車メーカーが高級車のシートなどに使っていたもの。当然問題ないだろうと思ったのだが難燃性ではないのでNGのようだ。使う面積が少なければ不問とされるらしいが、具体的にどのくらいまでならOKといった明確な基準は見当たらない。

エクセーヌを自動車用に適合させたアルカンターラという素材は1m当たり1万円位するので気軽に使える素材ではないですね。

買ってしまったエクセーヌを捨てるのは勿体ないので目立たない所から少しずつ貼って検査員の顔色を伺って見ようw

乗るたびに邪魔に感じるのがセンタークラスター下部の張りだし。いったいデザイナーは何でこんなヘンテコリンな形状にしたのか理解できない。似たようなデザインは2010年以降のアウディA1/A3、2014年以降のマツダ デミオ(タイトル画像)があるがリーフより遥かに洗練されている。材質やカラーコーディネートが慎重に選択され高級感があるのである。

一方、リーフのそれはいかにもプラスチックという見栄えで邪魔な物体としか感じない。アウディにインスパイアされたものの未消化のまま製品化されてしまった結果だろう。徹底的に磨きこんだマツダ デミオとは雲泥の差である。リーフのインテリアデザインは力が抜けているというか、こだわりを感じない上、ただひたすら安く作ろうという魂胆だけが透けて見えるのが残念だ。 短い開発期間の中でこだわる時間が与えられなかったとか、コストの制約とか言い訳はいくらでもあるだろう。それでも消費者に感動を与える製品を作るのがプロの仕事ではないのかな？

前のリーフから、というより、ほとんどのクルマが同じ場所に鎮座している発煙筒。毎日のように助手席に誰かを乗せていると一週間に一度は蹴飛ばされて床に転がっている可愛そうな装備だ。その度に元の場所に戻すが、そのうちに面倒になりグローブボックスに放り込むことになる。グローブボックス内には種々雑多なものが詰め込まれているから、いざというときに直ぐには発煙筒を取り出せないだろう。

キッキングカバーに凹みをつけることで、多少蹴飛ばしても外れないようにならないものか？

カップホルダーが何故かタンデムに並んでいる。こんなデザインの車が過去にあっただろうか？

縦に並んでいると運転席と助手席でどちらを使うべきなのかわからない。家族やカップルならば予めルールを決めておけば良いが、知り合いの女性を乗せたときなど間違えて相手のドリンクを飲んでしまうハプニングが起こりそうだ。下手したらセクハラ！？

デザイナーが日常の使い勝手を考慮せず二人分のカップホルダーを設定するというデザインルールのみを守った結果だろうか！？ 運転席回りはデザインよりも機能優先であるべきなのに。

もしかしたらパーキングスイッチをドライバー側に寄せたかったのかも知れないが、最も使い難い位置だということに気がついているのかな？ サイドブレーキレバーの位置においたつもりだろうが小さなスイッチの為盲パイできず目視のために視線を大きく下げる必要があり操作が面倒である。結果としてあまり使わないスイッチとなった。セレナのようにオートパーキング機能がないのは何故？？？

毎日使うカップホルダーやスイッチなだけにイライラが積もる。特にカップホルダーは航空機内や映画館において座席の間にあるアームレストはどちらの人のものか？ という葛藤に似ているような気がする。

デザイナーは見た目だけでなく使い勝手もデザインすることを忘れてはいけない。

先進安全運転支援機能を満載したリーフ、現時点ではほぼ"全部入り"と言って良いかと思うが、中には誰もその機能を使わないだろう、あるいは着いていることを気づかないだろうという装備が存在する。

その一つが、"ハイビームアシスト"。ライトポジションがAUTOの時にレバーを前に倒すと機能がオンになるのだが、意識して使っている人はほとんどいないと思う。そもそも余程の田舎道でないとハイビームにすることはないから、一生使わない人もいるはず。

先行車や対向車がめったにいないような場所に行ったら試してみたいが、そのチャンスはなかなかやってこない。

便利に使っている人いらっしゃいますか？