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いったい金融所得課税をやるの、やらないのどっち？

金融所得課税「任期中あり得る」　岸田首相

介護職員の給料アップがこっそり消されてるし。

おまけに

観光地ににぎわい…岸田総理“GoTo平日優遇”で波紋

学生、サラリーマン切り捨て？ 経済をどう伸ばすのか考えてるとは思えない。近くのうるさい人の意見を言ってみた、叩かれたら引っ込めますみたいな発言ですね。

気持ち良い嘘をつくのが政治家のはずなのに、この人には不信感ばかりだ。

先日 金融資産課税が先送りとなり現金配布のみが明らかになったが、この意味するところは現金の価値がどんどん低下すること。いわゆるインフレだがこれを止めることはできない。増税したり金利を上げれば理屈ではインフレを止められるが、そんな政策を政治家は提案できない。政治家が選挙に勝つためにできることは金を配ることしかないことが明らかになったのが今回の選挙だ。

現金の価値がなくなるなら株式投資するか土地を買うしかない。株価は上がって当然でこれは株のバブルではなく現金のバブルです。かつて不動産バブルがあったが、あれとは全然違う。


日本人は貯蓄が大好きだが貯金だけしている人はいずれ泣くことになる。物価が上がったけどいずれ下がるよ、、、と悠長に構えている人は地獄を見るよ。

いよいよ本格的な選挙シーズンに突入。どこが勝っても金が市場にばら蒔かれるのは変わらない。株価はバラマキを見越して数ヶ月程度は上がっていくだろう。何を買えば良いのがは今週末じっくり考えよう。

中国ショックのせいで円安とはいえ輸出関連、及び製造業は危ないので買うのは内需関連になるだろう。
エルギー、金融、旅行、飲食、、、あたりかな！？


【おまけ】
今年のクリスマスセールは中国で物が作れないのでダメらしい。
お子さまにプレゼントするなら買い物はお早めに！

介護に関してその業界で雇われ施設長として２年間働いていたので概ね理解している。

首相は介護職員の報酬引き上げを公約の様に訴えたが、まあ無理でしょうね。介護施設の経費の5割以上が人件費で、なんだかんだ経費を引くと施設の利益はほとんどない。2015年以降 の介護報酬引き下げがその原因と言えよう。介護職員の給料を引き上げるには、国の負担を増やすしかないが今以上に介護関係に税金を投入するのは厳しいだろう。高齢化で国の負担は増える一方だしね。

介護される側の負担を１割から２割にして利用者が減り経営は厳しい。さらに３割負担とかにしたら家庭の負担ができないだろう。これでは貧乏人は介護を受けるなということと同じになってしまうから。

要するに介護職員の給料は簡単には上げられない。国の財政からしたらむしろ引き下げたいくらいだ。

どうやったら給料が上げられるか？と問われたら介護職員の人数を減らすしかないが、法定人員という縛りがあるのでこれを変えるしかない。ただしさらに忙しくなり職員としてはやってられない。

コンビニで夜勤をやった方が楽だし給料が良いからね。

なんだかんだで介護職員の給料引き上げは困難、というか税金を投入しなければ無理です。しかしそのための財源は既に天引きされている介護費用の引き上げが必要になります。既に税金と同様に給料からひかれている金額がさらに増えることになりますね。これが明らかになったら大騒ぎになるだろう。誰も総論賛成、各論反対となる。

落としどころとしては雀の涙程度の給料の引き上げ。月1万円にもならない微々たる引き上げでお茶を濁すことになるだろう。サラリーマンの昇給は毎年だが介護職員の昇給なんてないのも残念。

介護現場の実情を知らない議員には簡単に介護職員の給料引き上げなどと言って欲しくない。本気で何とかしたいなら実情を勉強しろと言いたい。

【おまけ】
毎月の様に面接していて思ったのは介護に大学や専門学校は不要ということ。学費の無駄遣いにしかならない。

さらに介護関係の国の負担を減らすには要介護２以下の介護を地域ボランティアに任せる仕組みが必須と思います。地域包括ケアの構想は昔からあるが、ほとんど知られていない。地域包括支援センターは暇ではないので仕組み上 無理があり絵に書いた餅になってしまった。

高度成長期 池田内閣の所得倍増計画にはそれなりの背景があった。しかし今回の首相の倍増計画には何の裏付けもない。配分先を変えるだけで一億総中流の再来を実現できるほど簡単な話ではなかろう。

いったい首相に失言の数々を耳打ちしてるのは誰？

新政権誕生は選挙後だが選挙前から期待できない政権、かといって野党にも期待できないから選挙ヘ行く気にもなりませんね。

バカ首相にもほどがあるが裏にいる政策立案参謀の顔を見てみたいものだ。

【おまけ】
日本の成長が止まっている３０年間で米国は成長し続けて所得は倍になったが所得格差は大きく広がった。格差をなくして成長する方法はないことを先人は教えてくれている。