
アオテッツァ君を先々週車検に出した際、「エンジンが息つきしてる」と連絡ありました。おそらく点火コイルが原因だろうとの事。
今回は諸々の事情で車検自体を受けれなかったので(笑)、アオテッツァ君は一旦引き取ってこちらでコイル交換しました。車検は今月末か来月辺りにリトライ予定。(笑)
引き取った時のアオテッツァ君のエンジンの調子、走れない程ひどくは無かったのですが、低回転(2000rpm前後)では結構息つきをします。特に緩加速時は失火して、一瞬つんのめる様な状態...。
車検出すまでは何事も無かったので、たまたまコイルの寿命が尽きた様子。元よりコイルは予防保守の一環として交換したいと考えていたのですが、純正品はあまりに高価なので、ついつい先延ばしにしたのが仇となった様です。(^^;
19年間(187559km)、よく頑張ってくれました。
さて、現在一般に入手出来るアルテッツァ(3S)のコイルは2種類あります。一つは安心かつ高価な純正品。もう一つは日立オートモーティブが出している同等品です。
お値段は純正品が1本約1万2千円に対して、日立製は5千円以下。純正品の4割程度という、我らプロレタリアートには嬉しい設定です♪ 純正を4本交換すると5万円近いですが、日立製だと2万円以下で済むのです。この差はでかいっ!
3000円前後で売られている出どころ不明な中華製と違い、日立製なら品質も問題無いでしょう。
しかし、パワーFCのセッティングパラメータにはドエル角(コイルに通電させるタイミングを調整する項目)があり、当然コイルの特性が効いてくるはず。日立製と純正のスペックや特性が完全に同じであれば問題無いですが、それを確認する術はありません。
純正コイルで無いと、もしパワーFCのセッティングで思い通りの結果が出なった場合、それがコイルに起因するものなのか、あるいは単なるセッティングの問題なのか切り分けが困難になる可能性があります。
電子部品ってのは外観では良し悪しの判断が出来ないので、実に悩ましい。気になりだすと、とことん疑心暗鬼になってしまいそうなので、純正を発注しました。
なお、エアフロセンサ等もそうですが、この手の部品でメーカ不詳の中華製は、お勧めしません。例えばコイル、値段だけなら3千円程度からありますが、検討対象外です。
さて、少々調子悪いものの走行は出来るアオテッツァ君ですが、失火によると思われる息つきの症状は徐々に悪化が進行し、アイドリングでも息つきが顕著になってきました。当初予定では週末にコイル交換するつもりでしたが、台風接近の予報もあったので、先週木曜に仕事を早めに切り上げてディーラで部品を受け取り、
さっさと交換。
本当にコイルが原因かどうか一抹の不安はあったのですが、無事に復活しました♪
また、症状が治まっただけでなく、低速域でのフィーリングも良くなりました。あと意外だったのは、駐車場等の極低速で1速から2速に変速する際、2速でクラッチ繋ぐ際にスムーズに出来ず、ガクっとつんのめる様な症状が無くなった事。
かなり前からこの症状は発生しており、自分の運転が下手になったかとと少々凹んでいたのです。これがまさか、コイル不調の予兆だったとは....。この海のリハクの眼をもってしても見抜けなんだ。(笑)
始動性も格段に向上しました。純正ECUの場合、冷間だとセル7回~8回回っていたのが、3回程度で始動します♪ これは自分が乗り始めた頃からだったので、当時から相当ヤレていたのでしょう。(^^;
エンジンが快調に回るための三要素は、良い混合気、良い圧縮、良い火花です。その内の火花に直接関わる部品ですし、ある程度消耗品でもありますから、何となくエンジンのフィーリングが悪いとか、息つきが発生する様な場合、コイル交換を視野に入れても良いかも知れません。
とは言え、4本交換するとかなり高価ですから、そうそう気軽に出来ないのが欠点ですが。(^^;
今後の予定としては、エアフロセンサ、カムアングルセンサの交換を考えています。なおクランクアングルセンサは2年前に交換済。本当はスピードセンサ(ABS)も交換したいのですが、これはON/OFF測定だけなので、それほどシビアにならなくていいかも。
Posted at 2017/10/24 00:10:24 | |
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