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なかお@R-Junkieのブログ一覧

2014年02月09日 イイね!

出来ること、出来ないこと、出来るようになること

出来ること、出来ないこと、出来るようになること武田センセーのブログでまた原発の対策の話がありました。
(正直、心を痛めている人が多い話題なので書かないほうが良いと思いますが逃げるわけにもいかない)

福島の事故の原因と対策についてです。

地震が原因なのは分かりますよね。
問題は被害が拡大する元になった、「冷却系の破壊につながった個別の原因」のことです。

10mクラスの津波のエネルギーによるものなのか、海水の浸水によるものなのか。

同じように思えますが、対策が違ってくるそうです。

波への対策は、防潮堤の設置。
浸水への対策は、高台へ移設するかかさ上げする。

思い出したくないですが、津波の映像では沿岸から数キロ内陸にも海水が浸水しました。
私も浸水対策が必要だと思います。

そもそも地震の発生が予想されるのに沿岸部に設置することが・・・という意見もありますが、そんなことを言ったら原発自体を存在させる意味がないところまで話は及びます。

すでに私は原発反対派なので、正直、稼動のための安全対策について「現実的な」話であればある程度は考慮したかったですが、武田センセ同様に現実を受け入れない対策だけでは反対せざるを得ません。

現実?

そもそもでいうならば電気を使わない、地球の資源を「無闇に」使わないほうが良いということになります。
そうなると人類の起源とか哲学とかの話になり、「現実的」でなくなるのはいうまでもありません。

幸せになりたい。
喜びを感じたい。

生きるだけでなく、何かを求める欲求を抑えずに生きたいと思うことまで禁止するのはよくないと考えてます。

そうすると必要以上の「犠牲」が発生します。

画像のエンジンはR32GT-Rです。
インプレッサが事故のせいでダメになり、走る欲求のために買ったばかりのR32GT-Rのエンジンを自分でオーバーホールしました。
15年落ち14万キロ。
別にそのまま普通に乗る分には問題ないクルマでしたが、サーキットを全開で走る欲求のためにやりました。

もちろんR32GT-R、RB26は初めてですが、買うと決めた時には「出来るようになる」と思って買いました。

車両重量から、タイムは期待できないですが走る楽しみは実現できると思ったのです。

根拠は、経験(実績)と知識と予算です。


原発の安全対策、浸水対策が現実的でなく出来ないからやらない、ということになってないか、ということです。

予算をケチる(原発の経費が安いという実績を作る目的)ために対策費を削減するのであることが見えたので、私は反対派を支持します。

犠牲を出す以上、出来る限りの効率を考える必要があります。
現実、電力がこれだけ必要なのであればそれに見合った手段を考え、出来るだけのことをしなければなりません。

大人になると個人的な「引っ込みが付かなくなる」(自分では自分の意見を覆せなくなる)思いが多くなります。

第3者に判断を委ね、覆してもらう以外正しい意見が採用できません。

判断するのは誰か?

だいぶ分かりやすく覆す意見を出せる状況になってる気がします。


再就職して2年近くですが、仕事上で出来ること、出来ないこと、出来るようになることの判別がおかしいと感じることが多いです。

出来るようになるはずだったことが出来ないようです。

小さなウソが積み重なって、引っ込みが付かなくなった大人たちの中でぐるぐる責任転嫁する姿が悲しいです。

出来ないことを出来ないと言えない大人たち。
出来るという人を信じられなくなった大人たち。

本当の原理原則はウソで捻じ曲げられ、現実のデータに対して「たまたまだろ」「測定がおかしい」とか進化を妨げる意見しか出てこない現状、前向きに考え、検証してることを無駄だという意見が多数。

待ってても良い未来はありません。
若い世代の人、自分達の思う結果を求めてください。

おじさんたちは覆されるのを待ってます。

昔は村の長老が戒めていましたが、時代の変化が早すぎて未熟な長老しかいない現代では、調査分析の早い人の意見が正しいことが多いはずです。
Posted at 2014/02/09 09:34:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年01月29日 イイね!

下請法

テレビ朝日のニュース番組で景気についてだったか町工場の人へのインタビューがあって、
「原材料費が上がってしまって大変なんですよ、親会社も苦しいから値上げできなくて・・・」

これ、下請法という法律で明確に請負った会社(町工場)を守る法律があります。

勧告を受けたりする例です。

「親事業者から下請事業者に対して,使用することを指定した原材料の価格が高騰していることが明らかな状況において,下請事業者から,従来の単価のままでは対応できないとして単価の引き上げを求めたにもかかわらず,親事業者は,下請事業者と十分に協議をすることなく,一方的に,従来どおりに単価を据え置いた。」

こういうことの重要なのは「立場を利用して一方的に企業としての努力を強要して不利益な取引をさせていないかかどうか」です。

テレビのインタビューでの「かわいそうですね」で済む話ではありません。

低脳とまでは言いませんがちょっとは調べたらどうでしょうかね、マスコミの方々。

http://www.jftc.go.jp/shitauke/

我々大企業では「当然のように」教育されてますが、テレビ朝日だって「大企業」ですよね。

ちゃんと受付の窓口もあるので、ブラック企業でない限り公的機関に取り締まられるはずです。
なのでちゃんと守るようにすごく真剣に教えられます。というか叩き込まれてます。

そのはずです。

そのはずです?よね?


自信がなくなるのはそういう業界かもしれないという不審に思う気持ちからでしょうか。。。

知ってて何か企んでる???

あまりの非常識さに、視聴者を洗脳しようとしてるとしか思えなくなってきました。

テレビ、見ないほうがよいね。

いつから新聞、報道番組が有害?になったんでしょうね。

まともな知識、教養を提供することが生活の糧にならない社会って、最低のような・・・

深く考えたらダメですよ。

温暖化もエコもリサイクルもNHKもテレビもネットも。

私は調べるのが好きでホントによかったです。
なんじゃソレ(笑
Posted at 2014/01/29 23:07:05 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年01月27日 イイね!

温暖化?寒冷化?

最近寒冷化説をテレビでも取り上げるようになりましたね。

ずいぶん前からエコは無駄で景気も良くならないから温暖化説は最低の考え方と言う人が居て、タバコの害やメタボ同様にあまり意味のない活動という意見を否定しないで静観してました。


結論は未来にならないと分からないので、自分の人生に影響しない程度に理解だけしておきます。


しかしながら、寒冷化説の食べ物が育たなくなるって話は深刻な気がします。

まだまだ地球の人口は増え続けていて、食べ物を取り合う争いだけはしたくないです。


シロクマやツバルの人がかわいそうだと思うのも、食べ物が不足した時に同じように自分のことより心配出来る自信のある人はいいかもしれませんが、現時点で食べることだけで精一杯の人達からしたら、ですよね。

私は子どもがいないのである意味無責任に生きていますが、迷惑にならないようにはしています。

エコカーが省エネであることが証明されていないので、逆にシロクマをいじめてる?可能性もゼロじゃないですし、極端なアクションはテロ、戦争含めて怖いです。。

何事もほどほどがいいですよね


農産物を大量生産する仕事、サラリーマンとしてやれるならやってみたいですね
Posted at 2014/01/27 22:28:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年01月25日 イイね!

続き

昨日まとまらずに寝てしまったので、続きを(笑


慣性を利用したドライビングテクニックとそれに合わせたセッティングは、計算では困難な結果を生みます。

メリットとデメリットが交互作用みたいな感じだからです。

安定した路面のほうがメリットが生かしやすいからです。
とはいっても計算するのは難しいです。

たぶん「がんばる」とはここの事をいうんでしょう。
でもがんばりすぎるのは危ないです。

デメリットのひとつが路面との相性です。

路面のバンクが変わる、ギャップ、うねりがある、上り下りがある。
そうです、ALTです。
鈴鹿ツイン、TC1000、タカタ、日光なんかはALTとは対称的なコースです。

ではなくてALTが特殊なコースですね。

あぶないコースと言われるのはそういうところもあります。



さて、慣性までは設計値が大きく影響するので、説明がしやすいです。

最後に残る駆動力の方向を変えて曲がるという項目は、出来るか出来ないかという生粋のテクニックなので計算が出来ません。

いわゆる「土系」の走り方です。

フェイントを掛けて向きを変えるところまでは良いのですが、駆動力を遠心力に対向するところまでクルマの向きを変えて駆動力で曲がる(コーナーのRを描く)。

現在はタイヤが変化して前後より横の性能が高いので、アスファルトのドライ路面ではオーソドックスな走り方で速く走れますから必要性はあまりないと思います。

経験では、タカタの3コーナー?(奥の緩めの右ヘアピン、下って逆バンクで上る)ではグリップが抜け続けるので、早めに駆動力を使って上りに向けたアクションを起こしたほうが速いイメージがあります。

インプレッサ、R32GT-Rではフロントヘビーでアンダー&4WD&ハイパワーなのであまり気にならないですが、ロードスターだとおいしいところが使えないのですごく苦しいイメージです。
なのでテクニックでカバーしたくなります。


私が空力を武器にしようと思ったのは、この慣性や駆動力のテクニックに負けないクルマにするためです。

ボディ下面以外の空気の流れは路面とか車両姿勢の影響を受けずに安定しています。
そのため、ダウンフォースは制御できません。
もちろん羽の有無、角度など物理的には制御可能ですが、テクニックがある人はウデで勝負ですから、そういうのはやらないですよね。

空力を使うと安定してしまい制御できないことから、あまり大きなダウンフォースは使えない。

私の場合、安定してダウンフォースでグリップが稼げるなら、ダウンフォースに比例してタイムが向上するクルマを作ればよい。
という考え方になります。

それで荷重移動量が慣性を考慮しない考え方だったり、減衰力の影響が少ないという考え方になるのです。

F1って作り手の都合で走らせられてるってイメージ、ありますよね?
メーカー対メーカーの争い。

そういう結果になるようなレギュレーションに思えてしかたがありません。

インプレッサ(スバル純正品だけ)


ロードスター(1期)このくらいのウィングだと、幌を閉めるとあまり効かないです。


ロードスター(2期)アホみたいですが、これでALTでは100kgの軽量化と同じくらいの効果です。
Posted at 2014/01/25 08:30:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年01月23日 イイね!

改善?問題点対策?

クルマを考えてるだけでなくて仕事でもなんですが、自分のやってることが刑事ドラマとダブります。
状況証拠から見えない犯人を突き止める、ベテランの勘で見方を変えて確かな経験と知識からたどり着く・・・

なんちゃって。

ここのところ私の思想、考え方を中心に書いてきたので、また少し具体的な内容を書きます。


書いてるネタの多くはいろんな人のブログやHPを見て、誤解に対してだったり、補足のつもりだったりしますが、今回は本当にたまたまです(某院長殿、かぶってすいません)


スタビについて。

なぜスタビライザーが必要なのか。
そして重要であることはみなさんご存知でしょう。

スタビはサスペンションの一部ですから、ここでもメインの話は「クルマの固有振動数」です。

まず普通の一般的な、当たり前のようにスタビが採用されているクルマについて。

固有振動数は、前回とかでは左右の動きについて書いてました。
今回は上下です。

乗り心地って主に上下運動ですよね。
これがゆっくり大きな動き、好き嫌いはあると思いますが設計時では固有振動数が遅いほうが乗り心地が良いという指標です。

が、ハンドリングについてはそれなりの左右の早さが必要です。
メインのバネレートとサスペンションのアームジオメトオリだけで達成するのが難しい時、スタビの出番です。

メインのバネレートを柔らかめにして乗り心地を確保し、スタビで左右の動きを早くする。

これだけでピンとくる人が多いのではないでしょうか?


例として、ロードスターで示します。

NA6のフロントスタビは約φ19、リアは約φ12。
これがNA8でエンジンが重くなったフロントはφ19のままリアをφ11に落としています。
フロントが重くなった分リアの動きを合わせる為にリアの径を細くしたと考えます。

つまりNA6よりNA8は動きが遅く、乗り心地が良い。

後期型だったか限定モデルだったか忘れましたが、φ20、φ12の組合せもあります。
おそらくNA6のような軽快感を狙った対応。

そしてNB型になってフロントφ22、リアφ12に変化。
フロントのロールセンターをサブフレームのアーム取り付けブラケットの位置を変えてマイナーチェンジ。
それに合わせたスタビの変更です。

バンプラバーをゴムからウレタン製に変え、タッチするストローク位置を変更し前後で硬さも変更。
動きの早さはタイヤの進化もあり、乗り心地と早さを改善したと言えます。

(私もNA6の時にオーバーステアなことからフロントにNB用を流用していました。)

そして、車高を変えるとアンダーオーバーの特性が変化するのは皆さんご存知ですよね。
その影響に起因する要因はロールセンターです。

硬いバネほど振動数が早くなり、クルマ全体の動きが早くなります。
ロールセンターはクルマの動的な外力に対しつっかえ棒的な働きがありますので、早い動きには大きな反力、弱い時には少ない反力があります。
スタビは動きの早さに関係なく反力がある、というイメージです。

それぞれの「効き」の割合を変えて、ニーズに応えようとしたマツダの改善ですね。



固有振動数というのは文字通り振れることの周期の時間ですから、振幅が狭い、動きさえ小さくなれば早い動きになります。
そのため、ストロークを規制するだけでも早い動きが出ます。
バンプタッチや強い減衰力です。

一般道ではタイヤの限界を引き出す危険な行為はしませんから、動きを早くしたいという一般のニーズに応えるため、スタビを含めた全体で色々な演出をしています。

そもそもノーマルがそういう設計ですから、アフターパーツメーカーが真似をするのは当然です。

課題は、バネを変更すると全体の固有振動数はよくても、前後のバランスが変わってしまいチグハグなクルマになる恐れがあることです。

前後の固有振動数のバランスは、前後の重量に対し、バネ、スタビ、ロールセンター、減衰力など複雑に影響しあって成立させる必要があります。

違和感のないスムーズなハンドリングや、楽しい乗り味はこういった要素を調整して得られます。
そして普通はそこが最大のニーズであり、しかもポン付けでの出来栄えが要求されています。

ここ、重要です。

人(ユーザー)がクルマに要求しているのはスムーズさや楽しさ。
クルマ(タイヤ)が要求しているのは、設計の正しさ。

私は前者でしかクルマが作られておらず、後者がイイカゲンであると言いたいのです。


ちょっと話の範囲を広げてF1とかの話ですが、空力を使うためと乗り心地が関係ないことをベースに考えてみます。

強力なダウンフォースは車重の500kgを大きく超える2000kgとかの力。
しかも速度で変化します。
F1といえども100km/hまで落ち、300km/hオーバーを想定します。
速度で車高が変化して欲しくないですよね。

前述の考え方と乗り心地が関係ないことや求める固有振動数の早さから、当然バネを硬くします。

ですが無制限ではなく、制限があります。
タイヤのおいしいところとドライバーの限界。

おそらくこの2点において5Hzが成立。
が、ダウンフォースに逆らう為にプラスとなるバネレートはもっと高いところにある。

そのためスタビを廃し、コンペンセイター(だったと思う)を装着。
スタビは左右のアームを上下動が同じ方向に繋ぐのに対し、コンペンセイターは逆に繋ぎます。
左右には動きやすいが、上下に動き難いように。

タイヤの機能やドライバーの限界が上がる直線では振動数が上がってもOK。
コーナリングはゆっくりと動けばよい。
これで成立。

実際、普通のクルマでメインのバネレートを12kとかに上げていくと、スタビを強化しているとバランスが崩れ、速く走れないことが多いです。


この考察の検証の為にしたことは、

1.設計値と調整方法を決めておく
 ・狙いの固有振動数に対し、バネ、車高(ロールセンター)を設定し、スタビで調整する
2.タイヤを使いきれるようにすること(タイムはできるだけ速く)
 ・これは安全を第一に考えると、限界は高いほうがよいから
3.エンジンや駆動系も固有振動数に合わせる
 ・違和感は車体だけでなく、全てに関係します

こういうふうに検証するためにサーキットでタイムアタックをするという作業が必要になりました。

アシを換えて、アライメントを変更し、タイヤを使いきれるような「値」を決める。

これは最初のNA6ロードスターでおおよその見込みが得られました。
911ではそれが上手く表現できず、次のインプレッサでやっと何かがはっきり見えました。
で、ロードスターでは全体をまとめることがほぼ出来ていて、さらなる設計企画が見え、ことの深刻さが分かったという感じです。

ロードスターはとても上手くできているところが多く、根本的な問題が本当に少ないクルマです。
ところがNC型はこの固有新度数の概念を分かっていて大入力(1Gを超える入力)を考えない設計で、2Hzから大きく早くしようとすると上手くいきません。
スポーツカーがその方向に行ってしまうのは良くないと考えます。

つまり、車高や減衰やアライメントはタイヤの要求に対してタイヤの能力を落とす要因になる可能性があり、まずはタイヤを優先するべきであり、人の要求に合わせてはワケが分からなくなってしまうからです。


ちなみにインプレッサは、フロントスタビを外していました。
純正は20mmくらいの太さのものが付いています。
きっかけはスタビリンクが外れていたまま走って結果が良かったという偶然でしたが、その後BNR32でも外して良かったので、純正とは何かが違うことが起きています。

純正はメインのバネが柔らかくフロント軸重が重いことからスタビで調整していますが、固有振動数を早くしていくと前後バランスとタイヤからの要求が崩れるためスタビを弱くし、メインのバネでフロントの動きを早くしていく必要があります。

フロントが重いクルマでは最大限に曲がるために、軸重が少なく限界の高いリアの内輪を地面から上げて、内輪の荷重を全部フロントへ移動させる必要があります。

リアのバネ、スタビを硬くしすぎると、特に進入で荷重がない時、リアの限界が下がりすぎます。
フロントの左右の動きを大きくすることで相対的にリアのストロークを減らし、効果を得ました。
理由は後付けですが、何パターン試してもフロントスタビレスが一番結果が良かったです。

このおいしいポイントを見つけるのが大変でした。
おいしいポイントは一つではなく、いくつかあると思いますが、見つけるのはかなり難しいです。
インプレッサ(GC)はフロントのロールセンターが高いため違和感のないハイレート足回りはバランスが取りづらいと思います。

最終仕様はフロント16k+アシスト6k、リア10k。フロントスタビなし、リアは純正。

ただし、私のインプはブレーキングが苦手でした。
ブレーキについては突き止められていない犯人がいっぱい居そうです。


あと、勘違いが多い荷重移動においてセッティング変更前後の「量」の変化。
量は変化しません。

サスペンションのストロークと早さが変わります。

ロールセンター(アームのジオメトリ)とスタビと減衰で、動きの早さが変わります。
前後左右上下がそれぞれ複雑に関係しあって、乗り味として現れます。

固有振動数の概念は詳細の計算は無用、相対的に検証が可能ですので、考え方を大事にすることでサスペンションへの理解は大きく深まると思います。

確か86(BRZ)のリアは細いほうのスタビも発売してくれてますから、色々試せますよ。

前後の軸重のバランスが良くないクルマでタイヤサイズやグリップランクを大きく変えたりするとハンドリングが悪くなることが多いです。
タイヤの幅やホイールのリム幅、空気圧、減衰力、バネ、キャンバーやキャスター、スタビなど機能的においしいゾーンから外れずに調整可能なところがありますから、あきらめずに考え方を整理しながらやれば答えにたどり着けます。

「変えないほうがよい」という意見はあまり気にしないで、自分が良いと思うパターンが見つかれば、それが答えです。
人間はかなり優秀な測定機なので、その個体に乗ってる人にしかわかりませんから、自信を持ってよいです。

普通バネをそれなりに硬くして車高を下げたりするわけなので、スタビを大きく太くするのとか、ロールセンターが下がることへの対策は無用と思います。
出来れば目的に応じた基本設定(車高、アライメント)に対して、入力の差で特性が変化し、空力にも影響する車高(ロールセンター)や、タイヤの能力に影響するアライメントで調整せず、スタビやバネをメインに調整したほうが結果が安定しやすいです。
その場合、バネ、ブッシュは硬くする方向、スタビ、減衰力は弱める方向が良い結果に繋がりやすいです。
(動きの中に引っかかりみたいな力があると気持ち悪いフィールになりがちなので)



最後に、競技前提のクルマ、言い換えれば3Hz超えの補正で勝負するクルマは目的が違いますから、今は口出ししないようにしています。
トップランカーの多くはこういう動きの早さのバランスのみを追求したクルマです。

ストロークが短いことが悪い方向に行くことが少なく、前後バランスとかをハード(バネ、スタビ)でなくソフト(減衰力)で取り、コースやコンディションやレギュレーションに合わせる。

勝つためのクルマ作りとドライバーの能力の戦いですからね。

結果が全て。
それも分かりやすくて良いと思います。


分かりにくい文章ですいません。
Posted at 2014/01/23 00:53:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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何シテル?   12/25 09:21
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