
先日のALT走行。
パワーは11月のベスト更新時より約10psアップして
178NB号と同等になってました。
今回の178天狗@178NB号のベストタイムは29秒2。
ベストの約0.3秒落ちです。
多分霧のコンディションのせいだと思います。
なかおNB号は11月のベストと同じ、30秒6と30秒3。
ということでエンジンだけで予定どおり少なくとも0.2秒ほどアップしてる計算になります。
この結果から導かれる今シーズンのベストタイムは、
おそらく29秒9か、良くて29秒8。(もちろん178天狗ドライブ)
バルタイとフリーダムだけでもう10ps上がるとは思えないので・・・
もう時間も残り少ないし。
さて、クルマの難しさ。
私が理解している範囲ですが、ドラテクとクルマの関係です。
おそらく、速い人=ドラテクが優れる人。
で、私の思う速い人とは、速く走れる術を「知っていて、実践出来る」人です。
アクセルの踏み方。
ローパワーなクルマしか知らない人は、パワーの本当の使い方が分からず、ハイパワーなクルマ
しか知らない人は、パワーの効率を有効に使えない。
ブレーキの使い方。
効かない(コントロール性が悪い)ブレーキしか知らない人は、本当の止まり方、曲げ方を知らず、
良いブレーキしかしらない人は、性能が落ちた状態の制御が出来ない。
セッティング。
悪いクルマしか知らない人は、どのセッティングが良いか分からない。
良いセッティングしか知らない人は、さらに良いセッティングを導きだせない。
とか、単純な極端な例ですが、そんな感じではないかと思います。
そして、全部知っていると、人間がどうクルマをカバーすれば良いか、判断が出来ます。
あとは実践するだけです。
実践が思い通りいけば、思ったタイムが出ると。
であれば、知るために色々やってみればいいんですよね。
みなさん、やっていると思います。
が、思ったとおりにいかないことが多いんですよね、これが。
私の経験で説明すると、
あるバネレートでスタビを色々いじってオーバー、アンダーが把握出来、トラクション、アクセルの
踏み方など、掴みました。
で、動きを速くするために、バネレートを上げました。
すると、どう計算しても合わない挙動になり、トラクションもなくなり、踏めないクルマになりました。
「ダンパーの減衰が合わない」とか、「ブッシュの動きが」とか、「タイヤが」とか、結果色々ありました。
そんなことを約10年、4台のクルマで色々経験しました。
それでもまだまだ足りません。
結果がついて来るようになるには、私のペースでクルマをいじっても、どうやら少なくとも数年は
掛かるようです。
私は特にドラテク向上は除外してきましたので、この先数年ドラテクに集中していけば、もしかしたら
速い人になれるかもしれませんね。
私のNB号、今度の走行は、スタビをいじります。
バネでなくスタビ変更にしたのは178天狗の、20k16kが思ったようにアンダーにならなかった
というアドバイスからです。
ターボスタビ23mmを買おうかと思ったのですが、まず24mmを試し、リアスタビの不具合も確認
してからにします。
予定では、フロント24mm(強化ブッシュ仕様)、リア純正で「左右のズレ対策」です。
フロントの24mmは178天狗から借りたレーシングビート製。
リアは、スタビリンクが斜めに付いているためにスタビ自体が左右にずれるので、それをストッパーを
付けてずれないようにして、実質の効きを強くしてバランスを取ります。
(NBのフロントスタビに、ずれ止めストッパーが追加されてます。)
ちなみに、多分アシがもう少し詰められても0.1秒あるかないか、です。
オーバーではあっても、トラクションが過去最高だったことと、178天狗と私のタイム差が少ないこと
から、経験上ほぼタイヤは使い切れている状態と判断しています。
結局ここまでやっていても、一人ではなおさら、GPSロガーなしでは判断がつきません。
ホント難しいです、クルマって。
今週末、天気は大丈夫そうなので、上記のスタビ変更と、フリーダムを再取付、セッティングをし、
レブを8000rpmにします。
全開で走れそうであれば日曜の夕方ALTへ一人で行きます。
向こうで問題が出れば当然無理はしません。
あと残すはR1Rの空気圧(今回は冷間で1.7k)、バルタイ、少々の軽量化のみ。
時間があればhideさんから借りた4スロも付けますが、ちょっと厳しいと思います。
ファイナル変更も現在のパワーではあまり意味がないので、バルタイ変更の結果で判断します。
7000rpmオーバーでパワーが出れば変えてみて加速タイムをロガーで確認後ALTで、という感じ
ですね。
その時は勝負でレブ8500rpmでアタックします。
微妙に負け宣言にも近い内容となってますが、一応最後(4月末)までがんばりますよ。