2012年11月14日
だいぶ間があいてしまいました。
ぐっさんがR35GT-Rのインプレを書いてますね。
乗ってみたいけど、サーキットも走りたいので、無理ですね。。。
まあ、私は自分でどんなクルマでもある程度いじりますので、買うなら996GT3です(笑
良い悪いではなくほぼ好き嫌いの話です。
ストリート用ってのも範囲が広いですが、ナンバー付いてればドンガラでも装備なしでもってことではなく、あくまでほぼ街乗りでサーキットはたまに行くってのを前提にします。
サーキット用はタイムを最優先に求めることを前提に普段使わないクルマとします。
普通の人はストリート用ですよね。
乗り心地やフィーリングが最優先。
私はそういう方向性の場合では高価な足回りは付けない方向で、耐久性やメンテナンス費用を優先して考えます。
旧車や趣味性の強いクルマなど年に2000キロとかしか走らないなら別ですが、基本的に足回りはストリートのほうが傷みやすいので、2、3年でダメになるのを分かっててお金を掛けるのはどうかと思います。
もちろんいろんな人が居て、それなりのタイムも求めつつストリートの快適性を求める贅沢な人も居ますが、それなりにお金が掛かります。
確かに安い足回りでは満足度が低いのかも知れませんが、それは色々経験してのハナシで、あまり経験のない人であれば、いきなりでなく少しずつ改善していくと収入と目的と経験が合致したときにお金を出す意味が分かった上でそのコストが掛けられると思ってます。
1.ローダウンスプリング+純正ショック
2.ショックのみ見直し、バンプラバー見直しとかも
3.直巻スプリング付き車高調
4.最終的な仕様
少なくともコレぐらいの段階は必要ですね。
現在は3.が10万円切ってますから、3.は無駄な感じはほとんどないと考えてます。
3.でそれなりの経験がないと4.の価値が分からず、クルマが嫌いになってしまう可能性もあります。
4.までに出来れば数年、数万キロは走って欲しいです。
車種は変わっても良いですし、同じのを乗り続けても良いです。
1.~3.の間にアライメントやタイヤのこと、自分の好みを知ることなど、4.のお金を払う意味をよく考える必要がありますね。
なので○ーリンズ買っとけば間違いないとかってのは、売る側の都合だと思います。
また、3.で満足できる人も多いと思います。
快適性を優先してるせいでタイムを狙わないなら、3.まででなんとかするべきだとも思います。
ただし、3.でも結構お金が掛かる場合も多いですね。
スプリング代もバカになりません。
正直、4.に行く人はほとんどいないんではないかと思います。
フルオーダーメイド。
どれだけ安く見積もっても15万円は超えます。
で、メインカーだとおいしい時期はせいぜい2、3年しか持たず、オーバーホールで5万~10万近く掛かります。
どう考えても燃料代タイヤ代走行代に回したほうが上手くなりますし結果も良いし安全です。
私が4.で作ってみたのは茶毛のとRS500Kさんのくらいですかね。
でも中古のTEINベースの仕様変更ですから、3.と4.の間くらいかも。
あとはまあテキトーに前後組み合わせたり、付いてたのをそのまま使ったりです。
アライメントやブッシュ、エンジンなど車高調だけじゃないですからね、クルマは。
ではサーキット用のアシ。
これは簡単です。
基本はスプリングだけです。
減衰は後回し。
まずバネレート、そしてジオメトリー、アライメント、スタビの調整、駆動系、エンジン、ブレーキ、ステア系、そして減衰、タイヤ。
最初にお金掛けたらもったいなくてセッティングできないですね。
寿命が長いものから決めていき、引き出し(手段、振り幅)を用意してから生ものに手を付けると。
少なくとも私は一度もそこまでやり切れていません。
タイヤはどうしても1年に一度くらいは確認のために新品で走りたくなりますし、まあ必要なので仕方ないです。
ストリート用ではブッシュをピロにするのは難しいですが、ちょっとカラーを挟んだり、つっかえ棒を作って追加したり、効果があるものはざっくり採用すればOKです。
セッティングというとピンポイントでおいしいところを見つけるイメージがありますが、ホームコースであればさほど厳しくはなく、十分にゾーン的なところに落ち着きます。
そのためには、素直に物理的に良さそうなものを全て試し、判断する技術、心構えが必要です。
ストリート用では基本的にごまかしで対応しても全く問題ないですが、タイムを求めるということは、相手は自分ではなくコース、自然が相手ですから、ごまかしは一切役に立ちません。
すでにごまかしだらけの市販車がベースなので、正しいことをすると悪化することがほとんどです。
根本的に良くする方向性がはっきり実施されていかないと結果は悪くなるばかりで先に進めません。
だからって、無駄だ、やっても仕方ない、バカのすることだ、と言って何もせず、他人のせいにするのはずるいと思います。
人から聞いたり見たり調べて分かったレベルでは通用しません。
自分自身の実力にしなくてはならないのです。
その行動から逃げるのはすごく簡単で、実行するのはすごく大変です。
趣味の世界のことなので、自分なりの進め方で、自分が納得のいくクルマ生活を送れればそれでいいですよね。
基本的にはかなり走りこんでいての話になりますので、クルマがどうこうよりも圧倒的に経験が必要なので、あるレベルからは自分でしか結果は作り出せません。
経験上では、トップレベルに居る人達は、総合力で人が結果を出していて、何かが特別優れているわけではないと思ってます。
ローカルなALTでも、メジャーな車種別のトップ5の人で自分でセッティングをやらない人は居ません。
もちろんエンジンは誰かに任せる場合が多いですが、速いエンジンを扱うこと、狙った仕様を選択すること、速さを維持することは簡単なことではありません。
自分でやったからわかりますが、1、2年で達成できるようなことではなく、数年は拘り続けないと難しいです。
ALTでいうと、ALTバッジまではストリートで、プレミアム(-1秒)はサーキットアタック専用という感じだと思います。
ちなみに私はインプではプレミアムまで到達できなかったです。(あと0.034秒)
ロードスターは設定が若干甘く感じるのでアレですが・・・
結論としては、ストリート用はごまかしの延長、サーキット用は真実への追求、かな・・・
だいぶ追記しました。
Posted at 2012/11/14 01:54:50 | |
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