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2013年12月13日 イイね!

サスペンションの新アイテム

サスペンションの新アイテム画像は某エンジンに流用しようと考えてる某ピストン(笑

使えるかの検証はこれからですが、基本最近流用ネタとして雑誌で紹介もされたものです。


では優秀な・・・シリーズ最後、アシです。

可変バネレート、可変車高、可変アライメントが今まで完成していませんので、その技術の成熟を望みます。

2輪のスポーツモデルは制限はありますが、可変バネレート以外が純正で可能です。
主にライダーの体格、体型に合わせるためでもありますが、減衰力も含めてセッティングが目的でもあります。
タイヤ(走る用途)が変われば変更する必要性もありますので、危険な目に遭わせないために「当然の義務」です。

クルマの場合、それらはチューニングカテゴリーで、セッティングは純正値が使えないレベルにあることが多いです。

本当にそうなのか?

最終的には2パターンに限定されてくることから、そんなことはないと考えます。

パターン1
 私がいつも提唱している、ハイキャスターによるフロントタイヤを正しくグリップさせるもの

パターン2
 いわゆるスライドコントロールに重きをおいたもの

パターン1は基本的にタイヤの性能に合わせるもので、一般的に「つまらない」と表現されるものです。
パターン2は滑ることが前提の、雪上、土、ドリフト仕様も含められます。

この2パターンの違い、例えばロードスターであればアライメントは純正の調整範囲でなんとか収まる程度と、大きくちがうものではありません。

車高は好みもありますが、基本、重心は低いほうが運動性能が上がります。わずかですが。
車高を変えるとアライメントが変化してしまい、特にトー変化が課題ですが、アライメントの課題と同じです。

一番問題なのが、バネレートです。

一般道で高いバネレートは危険です。
また、タイヤに合わない場合も危ないです。

同様に減衰力も危険と隣り合わせです。

これがメーカーが進めることが出来ない「道」であることがわかります。

なのでそのユーザーが危険にさらされるリスクを回避して、アフターパーツメーカーに委ねてしまってます。
それで「変更幅」が制限されていて、危険であることを暗に色々な伝え方をします。

用途が変われば変える必要がある。
それは間違いありません。
一般道を走行しサーキットまで行き、両方で正しいものを望む、となると、電気的あるいはワンタッチでその変化量を与える必要があるんです。

ユーザー側に大きなリスク、あるいは責任が付加されます。

最近、サーキットでは180km/hの速度リミッターが解除される技術があります。
そういうやり方もありだと思います。

ALTに行くのに、ロードスターだとタイヤ4本積むのが難しいことから、タイヤ倉庫を提案したことがあります。
盗難の危険性およびお客さんのモラルが心配で、と即却下でした。
当たり前ですね。

なので真剣にトレーラーを検討したりしてました。

脱線したので戻します。

クルマで遊ぶことの危険性、もう少し商売度外視でやっていかないとダメなんだな、と思います。
私はハイグリップのスポーツラジアルが主流なことがちょっと気に入っていないです。

RE11や☆スペック、595RS-Rなど、一般道での性能に?がつくタイヤもあります。
タイヤライフもそうです。

Sタイヤはとんがった性能のタイヤですが、理解していればある程度は使えます。
が、タイムアタックシーズンは冬なので、無理があります。

いずれにせよ積んでいきサーキットで履き替えることが正しいですね。

そんな感じで、タイヤ以外は両立できるはずなので、両立させたクルマが開発されるといいな、と思います。


タイヤの話が出たので、蛇足。

コーナリングとは、直線運動から円運動へ変化させる「進入」と円運動し続ける「定常円」の2つに分けて考えると課題が見えやすいです。

ドラテクは「補正」であり、タイヤが持つ能力は上の2つで表面に出てきます。

直線運動が「急に」円運動へ変化するワケですから、重いクルマは不利なのがすぐわかります。

基本を守ると、荷重移動しないと曲がらないクルマはタイムが出ません。
あるいはタイムを出すためにはテクニックが必要です。

なんとか皆さんには学校で習った、エネルギー保存の法則、を再度見直しして欲しいです。

加速時はエンジンのエネルギーがクルマの運動エネルギーに変換されます。
200psのエンジンは、1速だろうが5速だろうが、与えられるエネルギーは同じです。

コーナーにおいては、タイヤが持つ摩擦力がクルマに与えるエネルギーは増えたり減ったりしません。
使えたり使えなかったりするだけです。

ドリフト時のように駆動力のエネルギーを曲がるためのエネルギーに利用することはできますが、全体のエネルギー量は限られていますので、タイヤのスリップ率で能力を発揮できない領域までスリップ率が上がると使えるエネルギー量が減少し結果として速いコーナリングが出来ないことが多くなります。

難しいですが、こういう基本的なことをテクニックで埋めようとしても一切効果が出ないので、マジメに取り組みたい人は、できれば私に聞いてください。
矛盾が全部解決します。

私の頭の中では矛盾する理論は一つもなく、全て結論に結びつけられます。
Posted at 2013/12/13 00:08:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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