なかお＠Ｒ－Ｊｕｎｋｉｅのブログ一覧

小保方さんの話題、現代の現実を表していて、自分は上手く逃げてきたなあと思ってます。

子供の時に学研の教育雑誌？の付録だった「発明と発見の…」が愛読書で、夢がいっぱいありました。

中学生になると受験戦争なる現実にぶち当たって、研究者への道を諦め、大学生になった頃にはサラリーマンをベースに趣味で研究っぽい事が出来ればいいやと現在に至ります。

なので私はクルマに関しては自分より他人が大事という気持ちがあります。

まあ今の収入源はクルマが売れることですから、間接的に見返りをもらってるとも考えられますし。


好きなこと、自分が得意なことが他人の為になるって、私は理想です。

人とのコミュニケーションが苦手な私はサービスを直接やりとりするのが苦手なので、モノを通じて、他人の役に立ちたい、という道になりました。

音楽、小説や物語、演劇など形のないモノもありますが、私は機械のような自然界の物理的科学的なモノが得意みたいです。
好きなだけかも。

一時はIT系がもてはやされ、現在は再生医療と呼ばれる分野が脚光を浴びています。


小保方さんの３０歳という若さから、科学という分野では、画期的であっても基礎的な結論というレベルの発表であることは理系の人であればすぐ分かることなのに、多勢である文系の人達の価値観の中で完全に被害者となってしまったと感じています。

世間知らずだったから、逃げることを思いつかなかったのでしょうね。

他人の役に立つということは、新しい考えや事実、実験の結果が「独り占め＝お金」と切り離されてなければならないはずなのに、現代の社会（日本人）はそれを許さない。

その価値観（見返りの期待度）は若い人の許容量を遥かに超えています。

他人の役に立つだけでなく、お金にならないと「意味がない」的な研究。

オリンピックにメダル前提で参加しなければならないスポーツのようなものです。

タイムを出さないと意味のないサーキット走行と同じです。

彼女はまだ３０歳ですよ？


社会の残酷さは大事なことを忘れて、ベテランの政治家と同じ責め方をビギナーにしてしまってます。


本当に現実は厳しいですね…