
次期仕様に向け、暫定取り付け。
OERの47パイスロットルです。
インジェクション専用です。
インマニの拡大はまだです。
スロポジの特性について、全く根拠のない期待してたのですが、ラッキー、当たりでした。
今までNB純正スロポジをリンケージ側に取り付けていましたが、その場合のフリーダムの数値は、
スロットル全閉時 10くらい 全開時 50くらい
OERの標準のスロポジ(スロットルに取り付け)は、
スロットル全閉時 10くらい 全開時 90くらい
なんと倍の数値差になりました。
バラツキが半分になります。
バラツキっていうのは、スロットルを動かさないアイドル時でフリーダムのマップ上で0~4%くらいを
フラフラしてたり、アナログな抵抗である以上仕方ない温度による抵抗値の変化とかです。
(冷間時と温間時でスロポジからの電圧がずれてしまう)
今まででもなんとか問題なく走れてましたが、快適になる可能性大きいですね。
データがほとんどない部分のことなので、やってみないと分からないですが、良くなるはずです。
私はスロポジ制御(α-N)でフリーダムを使用しています。
ちょっと話は変わりますが、相変わらず、フリーダムのフィードバック、学習関係の機能は全てオフに
しています。
当然、空燃比計は付けっぱなしです。
半年間、この状態で環境変化やトラブルの監視を続けてました。
夏にセッティングした状態から、先のスロポジのエンジンルーム内の温度変化が増えたことによる
不具合(暖気完了まで少し不調)があるくらいで、全くいじってなくても走れてました。
※純正で、冷却水をスロットルにまわしてるのはこの為もあるのかもしれません。
スロットルへのダクト追加で吸気温度を下げたら、スロポジの影響が増えました。。。
(走行時と渋滞時、コンビニに寄った再始動時などでマップの読むところがズレてしまう)
NBになってからオルタネーターが変更になってるのは有名な話ですが、フリーダムではこの変更に
伴い、オルタネーターの負荷に合わせてアイドルコントロールが出来ます。
ヘッドライト、エアコン、ストップランプなど、個別の電気負荷によるISCVのカウントアップ、燃料の
増量などはそれまでと同じですが、単純にオルタネーターの負荷を監視し、それに対して、補正が
可能になっています。
係数⇒アイドルスピードコントロール⇒補正カウント値 にある、「オルタネーター負荷基準カウント」と「オルタネーター負荷ゲイン」の項目です。
デフォルトは両方0になってますので、機能していません。
夏、エアコンを掛けてるとき、エアコンのファンの1と4でアイドル回転数が100回転くらい変化
します。
これをこのオルタネーター負荷に対する補正で対応できます。
この2項目はISCVのカウント数の補正だけですが、燃料の増量はISCVのカウント数に対する増量
で対応できてるので空燃比も全く問題ありません。
スロポジ制御でもスロットルボディを変えてもアイドル関係の補正はいじらなくても大丈夫みたいです。
スロポジの全閉、全開位置の数値の変更のみで、始動、アイドルアップしてます。
フィードバックに頼らず、ちゃんと補正が合っていれば。
極端な話、スロポジ0%がちゃんとしてれば、スロポジのカプラーを繋がずに新しいスロットルの
同調、回転数調整がすぐにできます。
実際にはスロポジの出来が悪いので、不安定な状態から少しずつ調整する必要があります。。。
ソレックス44からの変更で全体のマップをどのくらい見直す必要があるのかは、これからです。
厳密には点火マップの見直しも要るはずですが、基準がないので、適当になると思います。
高回転高負荷時のマップの変更は要らないです。
街乗り領域の読むところがズレたら、変更すると思いますが大きく変わらないと思います。
現在のエンジンは264度&256度のカムですが、購入済みの304度でもエアコン、パワステ付き
にフィードバック、学習なしで対応出来ると思います。
最初は戸惑ったフリーダムですが、フィードバック止めてから、とっても順調です。
欲を言えば、温度依存のないデジタルなスロポジセンサー欲しい・・・
もしあれば、次の段階、温度変化による機械的な変化のバラツキが見えるのに。
(実は私、主にアルミの機械加工の分野で、そんな対策ばっかり考えてました。趣味で(笑)
クルマの各部分の理屈や研究、メーカー任せにしないで、学問化できるといいのになって思います。
エンジン、制御、サスペンションなどなど・・・
特にエンジンについては、経済をウソついてまで動かし、利権と国益のために潤沢な資金をごく一部のメーカーに流して、正当なものとして開発競争をするんではなく、純粋にみんな、地球のための研究をするべきだと思います。
学生フォーミュラ、走らせる必要なんて全くないのになって思います。
もっと測定、比較調査しよーよ(笑
ま、教えてる側の問題ですけどね。
クルマのこと知ってる人はいないから、タイムとか乗り手の評価しかできない。
クルマ雑誌と同じ。
技術者じゃなくて評論家でしょ。
工作機械や産業ロボットや精密測定機も同じですね。
こういうのを専門に研究する大学とか一応ありますが、中身は学生フォーミュラ程度?
よく知りませんが・・・
測定機を評価する技術が専門の人、仕事上で探したけど、見つからなかったです。
JISやISOで一応規格があって、それに入っていれば「合格」なんですが、現場はそれでは全然
足りないのに、そこまでで終了~の人しかいません。
結局、測定技術者はほぼ皆、クルマでいうプライベーターでした(笑
ロドスタ乗りがロドスタしか知らないのも全く同じ。
もちろんF1並みにある目的に特化した機械も金を出せば作れるみたいですが、じゃあココとアレとソコだけ何とかしてよ、と頼んでも、イチから開発が要るとか、前例がないとかいって進まない。
自分でやるしかないじゃん。
クルマのチューニングとほぼ同じ流れ。
零細の工場が下請けでメーカーまたはユーザーからそれを請け負うのもよく似てます。
クルマ用のフルコンでいうと、作った人は機能の説明を出来るけどクルマごとのセッティングは現場。
現場の経験の多いフィーリングや勘の鋭い人が実車でセッティングする。
評価、点数付けは難しい。
大手測定機、工作機械メーカーの人も、精度の高い測定、加工は個々の現場任せ。
現場の知識のない経験だけでやってきた高卒のおじさんががんばってひとつひとつ対応する。
こちらも評価、点数付けは難しい。
日本人はみんな優秀なので、それでも世界一。
ちゃんとしたフルコンのセッティングや測定の評価研究が学問であったら、現場はもう一歩先に進められるのに、って思います。
ナノテクノロジーの進化とか。
ちっちゃいものが精度よく作れるってことですが、ちっちゃいものが見えるようになっただけなんですよね。
0.1mmの径の穴をあけるには0.1mmのドリルが必要ですよね。
でもフタをあけてみると、0.1mmのものが昔より簡単に見えるようになったから0.1mmの穴が
簡単にあけられるようになったようです。
現在は100分の1台のドリルも存在しています。
工作機械やロボットなど、制御系を開発してる側の人は頭がデジタル過ぎて、アナログ(特に温度)
にとっても弱く、測定機や精密加工機など高付加価値の機械では、ガラスを使用した高価なスケールを使って対応すれば良く、優れたセンサーの開発は業界(○ンソー、○ムロン、○ッシュ?)任せ
結果、多関節ロボットの位置決め精度は進化しないし、精密機械は高価でデカイ。
問題があれば現場で対応。
乗り手がセッティングの甘さを乗り方で補正するように、現場のおじさんが毎日測定値を補正(笑
加工職場の高卒の若いラインリーダーが、朝家を出るとき、気温を気にするようになりました。
今日の朝イチの加工精度をある程度予測できるから。
フルコンいじってる人、この気持ち分かりますよね(笑
アルミのケースに入れられたガラス製スケールを見たとき、「意味ないじゃん」と思ったのは私だけ?
1℃で1μ@100mm伸び縮みするアルミと温度影響のないガラスを組み合わせて、精度0.1μ
を謳われても・・・
環境温度を±0.01℃、完全に無風にしろってか?
あるいは700mmを超えるストロークの設備なのに、10mm以下のものしか削るなってか?
御社の要求精度の保証は出来ませんって、じゃあどうすんだよ(笑
理屈ではうまくいくはずのことが、最後の最後、ひとつのネックで何十年もうまくいかないこと、結構
ありますね。。。
気付いたら余談のほうが長い(笑