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なかお@R-Junkieのブログ一覧

2019年12月04日 イイね!

固有振動数とか

ALTには様々なクルマが走りに来ていますので、タイムで色々なデータが得られます。

私の結論では、
車重、パワー、タイヤ、空力、トルクベクタリング、固有振動数
の6項目が指標として必要となり、たぶんメーカーと同じです。

1000kgくらいを境に軽いクルマでは、それぞれの指標の影響が少ないので、速くなりやすい傾向にあります。

スポーツカーは軽いほうが良いという人が多いのはその為です。
セッティングが外れててもドライバーのテクニックで何とかなるという特性は、軽いことによる固有振動数の早さによるものです。

固有振動数は主に車重とサスのバネレートで決まりますので、同じ動きの早さにするには軽いクルマでは軟らかいバネになります。

減衰力を強くしても動かなくなるだけで早くはなりませんので、バネレートを上げないといけません。
ノーマル同士だと重いクルマはまずバネをかなり硬くしないと振動数が早くならないので、一気にセッティングのハードルが上がります。
(ちなみにバネレートを上げた場合、減衰力は下げる方向になることが多いです)

R35GT-Rのノーマルのデータで、ALTでは32秒くらいなんですが、前回の筑波のタイムの印象と比べ、レベルが低すぎです。
このことからは大きいサーキットでは固有振動数によるタイム差が少ないことが予想され、実際に走って確認したつもりです。

おそらくですが、インプレッサでも20キロクラスなので、R35GT-Rでは30キロクラスのバネがスタートラインじゃないかと思います。
計算すれば算出も出来ますが、レバー比、ロールセンターや使用するタイヤで調整する必要があるので、まあとりあえずそのくらいから始めれば、と思います。

固有振動数とタイヤはかなり深く関わっているので、重いクルマではバネと減衰、サスペンションのジオメトリーなどでセットアップを外すと大きくタイムダウンにつながります。

重いクルマはポテンシャルはあっても、メーカー以外で速くするのは難しいと思います。ごまかしが利かない。
軽いクルマはポテンシャルはないけど、そこそこ速くすることは難しくないと。
実際やってみて、そんな感じですね。
重いクルマで走ったほうが差がわかりやすいので、色々知りたい人はおすすめです。

修行になりますけど(笑
Posted at 2019/12/04 23:07:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2019年12月01日 イイね!

タイムアタックって

いろいろ思うところもあって再開しましたが、サーキットを走ることの何かを言葉にしておこうと思います。

ALTに行って感じることは、「予想通り」我々(私だけ?)は少数派であり特殊であり、違う生き方です。





仕事、お金、名声、プライドとか自分は全く関係ないので、まあほっといてもらったほうがいいですね。

若い人が86やスイフトで走って、32秒とかで走ってても何とも思いません。
それぞれが楽しめてれば、それでいいと思ってます。

私からしたら、楽しめる環境にない最悪な環境と思いますので、走って、笑顔で降りてくる人に何か言いたいとか、全く思いません。

強いて言えば、プロの人にもう少し勉強して欲しい、くらいですね

メーカーの人は先のトルクベクタリングにしてもエンジンにしても耐久性にしてもタイヤにしてもサスにしても全てわかってる中でユーザーニーズに合わせて世に出してるだけですよね

私は機械式LSDは正しいとは思ってません。
だけどもそれしか手段がないのも現実です。

バッキバキに効かせることが正しくないのは誰の目にも明らかで勝利の方程式でしかなく、勝利ではなく楽しさを求めると極端に「入れない」という選択肢になるのも仕方ないと思います。

適度に、ってノウハウを確立するのに10年とか掛かるのが問題と思います。

R32のGT-Rで筑波サーキットを1度だけですが走ったのが2009年でした。
誰でも参加できる走行会で、ブリーフィングのときに自己紹介をするというのがありました。
そのときに3、4台の、当時はまだ珍しいR35のGT-Rの方がいらっしゃって、1台以外は車高調も入れてないノーマルのままでした。
で、私が走ったその枠のトップはそのR35GT-Rの3台でした。
1分1秒~3秒で、次に速かったのはロータス211の1分4秒でした。
私はALT30秒3で走った仕様で1分7秒8でした。。。

新型のスープラは筑波1分4秒台の実力があるそうです。
(340ps、1520kg)
すぐALTで30秒切れそう。

トップクラスのタイムを目指すならリセッティングを何回も繰り返す必要もあるかもですが、ALTで30秒くらいで走るのにそんなレベルは不要と思います。

おおよその予想ですが、市販車のまともなスポーツカーはそういうレベルを狙って作られていると思います。

もちろんタイムはクルマだけで出すものではないですが、「保証」されてるクルマが1000万円以下で売られていることは現実だと思います。

【保証するために必要なこと】
・まず太い大きいタイヤ
これはちゃんと走ってる人なら分かりますが、200km/hとかではただ直進するのでもクルマに掛かる空気抵抗が大きく、必要な駆動力でタイヤは発熱します。
しょぼいタイヤでは過熱によりバーストの危険性があります。
ロードインデックスも重要ですが、放熱性や発熱時のグリップ特性も大事です。
R35GT-Rは20インチの255、285ですが、2007年当時480ps、1700kgでサーキットに対応するためにはそれくらい必要だったということです。

・現実的なセットアップ
日常使用でも我慢することもなく使用できる乗り心地でサーキットまで対応するサスペンションとエンジン制御(環境性能含む)、駆動系の確かさ。
R35GT-RもNSXもスープラもATです。
前回のトルクベクタリングは、NSXは電子制御バリバリで、GT-Rはアテーサと機械式LSD、スープラは電子制御のLSDで違和感少な目の介入で結果を出してくれるようです。
NSXは2000万円以上するのでここに入れなくてもいいですね。

・信頼性、耐久性、環境性能
日本・ドイツのメーカーの車はあまり心配しなくても良さそうですよね。
維持費はそれなりに掛かりますが、お金出すだけのメリットは十分と思います。

もう少しでもっと安い価格でちゃんとしたクルマが売られると思います。
まだ300万程度までのクルマではALTですぐ30秒切れそうなのは売ってません。
機械式LSD入れればってのが結局多いかな。

昔ポルシェ屋さんで、いじるより買ったほうがいいぞって言われたことがあります。
その人は993GT2でしたが、その前のモデル、964のカレラRSという名車がありました。
1230kgで260ps。
ノーマルで当時筑波で1分5、6秒で走れたようです。
それを知りつつ、私も一度911でタイムアタックして勉強?研究?修行?しましたが、今は素直に速いベース車を選んでます。
(ちなみに当時の新コースというのは旧路面で、今の新路面の0.4秒落ち)

機械式LSDのデフはまだしばらく活躍すると思うので、ちゃんと使いこなしたくなったのと、エンジン、空力をもう少しハイレベルにしてALT27秒台の世界に行ってみたいと思ってます。
できれば筑波も1分切りしてみたい。

その後にポルシェとかに乗って、
「買ったほうが安いよ!グダグダ言ってないでがんばって働けよ!」
って言いたい(笑

タイム気にせずにエンジョイできるのが一番です。
クルマにも欲をかかずに、理屈抜きで楽しみましょう。
速さを得るには何百万もかかるので、その価値は一定の価値ですが、それ以上でもそれ以下でもないと思います。
Posted at 2019/12/03 01:25:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2019年11月29日 イイね!

トルクベクタリング

こないだ会社の部下の若者が、地元の同級生がトヨタのディーラーで働いてて、新型のRAV4の話が出たと。

若「なんかすごい曲がり方が違うって言ってましたよ!トルクなんとかっていうのが良いって。課長、それなんのことか知ってます?」
私「トルクベクタリングだろ。クルマはフロントタイヤで曲がるのが普通だけど、キャタピラの、ブルドーザーとか戦車とか、タイヤの向きじゃなくて駆動力で曲がる乗り物みたいにクルマでも駆動力使って曲がる制御があるんだよ」
若「・・・?」
私「だからー、内側のタイヤにブレーキ掛けて、外側のタイヤだけ駆動させたら曲がってくイメージあるだろ?」
若「なるほどー」

って感じで。
で、ホンダが10年以上前にレジェンドのSH-AWDってので世界初で市販化した技術だよって、新しくもないよって言ったら「どっちがすごいんですか?」って。
どっちもすごい技術ですよね(笑
これ書くのに調べてたら、1996年のプレリュードでATTSってのがあるとか、同じく1996年のランエボのAYCのほうがレジェンドより先だったり、、、

最近はコーナー進入でフロントブレーキを片効きさせて曲げたりもしますし、姿勢制御が危険回避だけでなくて通常時にも介入してくるクルマが増えてますね。
タイヤの進化もそうですが、進化することは良いことです。

私が最初に体感したのはまだ20代半ばの頃に乗ったP10プリメーラでした。
当時の父親の車ですが、スタッドレスタイヤで緩いコーナーの途中で、アクセルオフでインに巻き込む感じ(タックイン)と、アクセルオンでインに巻き込むのと両方が体感できました。
FFってのも悪くないな、っていう思い出です。
電子制御でのトルクベクタリングは、乗ったことありません。

現在インプレッサでサーキットに戻ってきたのは、実はこのトルクベクタリングの完成度を自分のものさしとして正確に持ちたい、ってのもひとつです。

前のGC8では自分の中では20点。その次のR32GT-RではHICAS(4WS)の確認まで、その次のNB8ロードスターではリアデフで確認し、40点くらい。
なので80点くらいまでは数値で判断できるような何かを持ちたいなと。
なんの役にも立ちませんが、趣味なので(笑

4WDはフロントの駆動によるものとセンターデフによる前後配分とリアデフと3つのデフのセッティング差をつけることができます。
曲がるために必要な4輪の駆動力バランスを確認していきます。

速い人って荷重コントロールがって言う人が多いですが、近い将来、半分はトルクベクタリングの電子制御でできちゃうようになっちゃいますね。
ランエボのAYCはサーキットでも結果出てますし。
知らないと足回りのセッティングがあやふやになっちゃうので、悩んでる人は意識してみると方向性が見えるかもです。

インプレッサって、ターボ4WDの歴史みたいなクルマなんで、年式ごとでセンターデフの前後配分が違ったりします。
DCCDっていう電子制御のデフなんですが、ベースギヤ比(駆動力配分)が色々あります。
GDBのA、B型(丸目)は前45:後55、C、D、E型(涙目)は35:65
F、G型(鷹目)~GRB、GVBは41:59+機械式LSD。

現在の私のは、35:65でリア寄りです。
GC8のときはビスカスキャンセルの50:50でやってたので、明確にわかります。
コーナー中盤までオーバースピード的に進入し、早めの加速開始で残りの曲がりを駆動力で発生させ、結果速いコーナリングにし、脱出速度を高めることがタイムアタックの肝になります。(FFでもFRでも4WDでも同じです)
が、リアが強くてフロントがインに入ってこない、リアが滑り出す、って感じです。
もう少しフロント寄りに、ですが50:50でも寄り過ぎにならない場合は、DCCDをフロントロックに改造、電磁クラッチ制御でリアに駆動配分してFFベーストルクスプリットにしてみる覚悟?もあります。
(以前普段乗り用で乗ってたSF5フォレスターのATが純正でそう)

フロントデフは、GC8の時はオープンデフでしたが、今はトルセンが入ってます。
GC8のときはフロント内輪が空転しつつもインに入ってくるので、それなりの走りができました。(ベストは28秒6)
ロードスターの経験から、トルセンでもいけそうですが、2wayが邪魔なので1way機械式かなと。
センターデフは現在マニュアルモードでフリーで走ってますがロック側の場合と、A、B型の45:55とビスカスを入手して、テストしようと思います。

リアは1wayを入れましたので、入れるだけでなく調整してみたいです。
過剰な左右輪のロックは滑らかなコーナリングにならないので、最大効率&違和感の少ないトルクベクタリングを目指します。

何か発見したらまた報告します。
Posted at 2019/11/30 01:32:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2019年11月17日 イイね!

11月

昨日今日と連続で走りました。
今日は兄に体験してもらうだけでしたが、結局2日とも前回の30秒2は更新できず。

前のインプレッサ、GC8の時(タイヤはR1Rの255で同じ)の最後は29秒6が出てましたが、今回のGDBでは30秒2となります。

違いは車重が100kg以上GDBが重く、ALTではおおよそ0.4~0.5秒の差となり、あとあるとすれば空力ですね。

GC8とGDBで100kg以上の差がありますが、それは、車体の補強、空力部品が20~30kgくらい、ブレーキシステム(ほぼブレーキディスク分)で20kgくらい、ミッション、デフで50kgくらいですかね。
軽量化は今のところは放置したいので、この冬のアタックは空力を少し進めて、あとタイヤだけにします。
タイヤはA052を使う予定です。
R1RとA050の差は、私の場合はGC8でもロードスターでも1秒くらいありましたので、A052がどれくらいなのか確認します。
Posted at 2019/11/17 22:05:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2019年10月20日 イイね!

10月

ハブベアリングを直したので、コソ練してきました。
結果は30.207とまずまずの結果でした。
3回目でようやくまともに走れたって感じです。
(1回目8月:31秒3、2回目9月:30秒8)

現状走行時のスペック
GDB-E型 WRX-STi標準17インチ車がベース(現在走行160250km)。

エンジン&ECU&ミッションノーマル、クラッチ(フラホ):HKS LAクラッチ。
吸気系エアクリもインタークーラーも全てノーマル、排気系はマフラーのみフジツボRM01A。
デフはフロントとセンターはノーマル(センターデフは純正DCCDをマニュアルモードでフリー)。
リアはクスコRS1WAYでバネは4個。
外装は全てノーマルのまま。

足回りは、車高調がブリッツZZRの中古でバネはフロント20kリア12k。
フロントはシングルスプリング、リアはヘルパースプリングあり。
フロントスタビは撤去、リアは純正。
減衰は32段のうちフロント15段、リア10段(数字が小さい=強い)

アライメントは、フロントはピロアッパー改造仕様とアームにワッシャかましてキャスターを6度、キャンバー3度。
フロントトーはゼロ、リアはトーアウト片側2mm、
リアのサスアームのラテリンの前側のみSTiのピロ。

軽量化は、クランクプーリーをアルミ化、バッテリーを55Dから40Bへ。
運転席フルバケ、助手席外し、リアシート外し、スペアタイヤ外し、燃料のコレクタータンクで走行時はエンプティランプ点いてる状態、そんな仕様です。

で、タイヤは今はR1Rでフロント255/40-17 9.5J-OFF38、リア225/45-17
8J-OFF53にリアのみスペーサー8mmです。

こっからタイヤ以外であと2秒速くしたい。
エンジン、空力、軽量化、車幅変更・・・
まだまだ始まったばかり、だいぶ先になりますねー
Posted at 2019/10/20 20:28:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | 日記

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何シテル?   12/25 09:21
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