2019年01月03日
タイトル通りなので興味ない方はスルーしてくださいw
戯言なので纏まりなく長文で落ちなく終わってますから。
ポルシェといえば911的な方が圧倒的だと思いますが僕が初めてポルシェを認識したのは映画「栄光のル・マン」に出てきた917で最後にマックイーンがドライブしたGulfカラーの21号車がかっこよかった(^^)
その後、ジャンプに連載されてた「サーキットの狼」で準主役の早瀬左近(漢字が正しいか否か不明w)が乗っていた1973年式カレラRSに惹かれました(時代が前後してるかもしれません)。
ただし、早瀬のキャラクターに惹かれたところも強くて車的にはマセラッティのボーラ辺りが好きでしたね(^^ゞ
その後、車好きは変わらずですが国産ハイソカー(死語w)などになびいたけども映画「マルホランドラン」で主人公が乗っていた356?スパイダーのチューニングカーで少しポルシェ熱が湧きましたがあっさり鎮火。
910のブルーバードかトヨタコロナGT–Rあたりにターゲット絞りました。
が、スキーをするために一気に方向転換(昔からバンニングは好きだった)して社会人になってハイラックスサーフを購入。
その後、その延長線上でランドクルーザー(BJ61、HJ61)と60を二台乗り継ぎ(2台とも改造しまくり、HJ61は公認取りました)ランクル100へ。
V8、4.7Lで200馬力オーバー、トルクも50kg以上出てて迫力もありまさに陸の巡洋艦でしたw
僕的には国産四輪駆動車の頂点を極めた感もあり車に対する興味を失い太り過ぎた自分の体を何とかするために自転車にハマります。
体重が元に戻り自転車にどっぷりハマった生活を続けて(ここらあたりで社会人になって25年くらい経ってます)ランクルは足代わり。
その後、子供の成長で学費が本格的に必要になり毎年9万円近い自動車税と良くても6km /L、近所徘徊だと2kmと大喰らいのランクルからコンパクトなハッチバック車へ乗り換えました。
この乗り換えで車好きが再燃し2年ほどかけて選んだのがアルファロメオ147の1.6Lのマニュアル車w
因みに、ハイラックスと2台のランクル60はもちろんマニュアル車です。
この車にガッツリとハマり(所謂、蛇毒が回ったというやつ)120馬力のアンダーパワーな車が奏でる官能的なノイズにやられました。
9年かけて手を入れてサーキットを走るようになり機嫌よく乗り続けてましたがアルファロメオとはいえ147は特別な車じゃなくて大衆車。
廃型になり部品流通が危うなり、今後乗り続けるためには重整備が必要でそれなりの費用が発生すること。
そして、年齢的にも50を十分超えて今後少々高嶺の花的な車を購入・維持できるのは今しかないと(背中も押してもらいましたし)買い替えを決断。
1年ほどかけて選んだ結果がポルシェ・ケイマン(987)でした。
この乗り換えで重視したことは・・・
1.後輪駆動であること
2.スポーツカーであること(スポーティーカーじゃなくて)
3.荷物が積めること(レースに出るための荷物+2人分のお風呂セット)
たったこれだけを満足できる(僕でも買える)スポーツカーがなんと少ないことか!
もともと、ポルシェは眼中になくBMWのM2がターゲットでしたがM3との差に歴然としてアバルト124スパイダーにほぼ決めてました。
しかし、青いボディーカラーが無くなってたり(初期ロットのみの特別色だったらしい)、ノーマルエンジンにイマイチ感動がなかったりと今一歩踏み切れない時に埼玉の姐さんから「ポルシェ、乗ってみ?」と押していただき、4気筒ケイマン試乗を経ていろんな方のアドバイスもあり 6気筒をターゲットとし直噴じゃないエンジンを選んだら987に行き着きました。
ケイマンSを選ばなかったのは自動車税と燃費、そして2.7Lっていう排気量にこだわったからです。
だって、‘73のカレラRSと同じ排気量だしw
ここからがポルシェ初心者のポルシェに対する戯言です(゜゜)☆\(_ _;)バキ!
ケイマンに乗り始めて車いじり(主にサーキット走行向けの安全装備装着のための改造)を始めた時に911は情報が溢れているのにケイマンの方法がほとんど手に入りませんでした。
そう、忘れてたんですよね。
車いじりを前提にしたら売れ線の車を選ぶのがパーツも多くて安価に車を作り上げることができることを。
ポルシェ界なら911が絶対でした。
元々、なぜポルシェがケイマンを開発したかなんて知りません。
たしか経営が危うかったポルシェがSUVに手を出したのと共にマツダのロードスターの人気にあやかるためにボクスターを開発・販売したんだと記憶しています。
ポルシェの大衆化ですね。
イタリアのフェラーリを筆頭にスーパーカーと呼ばれる車だけではポルシェは企業として食っていけない。
そこで、数十年前のアルファロメオと同じく大衆化の道を選んだと思います。
近年、ベンツもCクラス以下のFFハッチをラインナップして市場拡大を図ってるし。
ポルシェとしては安価なスポーツカーとしてボクスターを世に出しモデルチェンジタイミングでクローズドボディーのケイマンが誕生しました。
ポルシェがなんでケイマンを出したのかわかりませんが、やはり屋根無しだけじゃぁ商売にならないのかな?
それとも、911を買えない層を狙って安価なポルシェとして市場に出したかったのか。
古くからのポルシェユーザーの方は911以外をポルシェと認めないなんてゆう話を耳にします。
まぁ、同じようなことがアルファロメオ界でもあったので気にしちゃいられませんがw
たしかにVW製の車の外装をちょっと変えてポルシェのエンブレムをつけたSUV系の車は僕も「ポルシェって呼びたくない」気持ちはわからないでもない。
でもまぁ、マセラッティやアルファロメオ、ジャガーにベントレーのSUVを見る都度、「なんで?」と思うのでポルシェがどうのこうのではないけどw
話をケイマンに戻して、雑誌などの評価でも「911には敵わない」的な結論付けがされてるらしいです。
レイアウト的には絶対にケイマンやボクスターが採用してるミドシップが優位なのは歴然としている。
でもね、ポルシェはRRをよく理解していてネガティブな部分を克服するためにいろんな技術でトップクラスのスポーツカーとして君臨してきました。
それでも限界はあって、昨年からかな?
世界耐久クラスの911レーシングカーは911の形をしてるけどミドシップだし、市販車の911もエンジンの位置を変えずにホイルベースを伸ばしたためよりミドシップに近い重量配分になってます。
ポルシェはもう十分わかっていると思うのですが、ボクスター・ケイマンのリアサスに911と同じ足を与えないのか?
911を追い越しちゃうから?
なんでか解りませんが、やはりポルシェは911なんでしょうね。
フェラーリがレースの資金集めに市販車を販売したように911を継続するためにあの手この手で資金集めしてるんでしょうw
じゃぁ、僕は今後911に乗り換えるのか?
ポルシェが欲しくてケイマンを買ったのなら次は911にステップアップと考えるでしょうが、僕はポルシェが欲しかったわけじゃない。
ロータス・エリーゼ、アルファロメオ4C辺りと競える車として2L4気筒ターボエンジン搭載の718ケイマンに興味を持ち、スポーツカーなら「回せば回すほどパワーが出る」感じのNAが好き!、「ディーゼルみたいな音がする」直噴エンジンは嫌い!で987に行き着きました。
エリーゼや4Cよりもうちょっとコンフォートな車が欲しかったわけじゃなくて荷物が積めてMTが選べるかですw
まぁ、ロータスはディーラーの売る気のなさに呆れて思いとど待ったというのが本音ですわ(^^;
そんでもって、5年乗ったら手放して次の車はアルファロメオ・スパイダー(115)にしようと思ってました。
でもね、最近少し気が変わってもう少し長く付き合うことにしました。
アルファロメオやマセラッティみたいに一目惚れ的な「華やかさ」や「艶」がない地味(特に987)なケイマンですが所有して1年半経って最近はなんとなく「良いんじゃないの?」な感じになってきたからです。
ルーフの曲面、リアフェンダーの曲面、良くも悪くもドイツ車的な地味さと実用性。
10年経ったら天井は剥がれるしテンショナーのベアリングが壊れて異音を発するしとちゃんと壊れるところも可愛いじゃないですかw
4万キロくらいでクラッチもダメになる(本当かな?)らしいしけど、911みたいにエンジン降ろさなくてもミッションだけ下ろせば交換可能で工賃もお安く経済的だし。
エンジンにしても自論ですが高回転まで気持ちよくビンビン回るエンジンは1気筒あたりの排気量500ccが上限だと思ってます。
よって、4気筒なら2L、6気筒なら3L、8気筒なら4Lが上限かな?
しかし、ポルシェは4Lを6気筒で9000rpmまで回しちゃってその時のエンジン音が僕のハートを射抜きましたw
アルファロメオの官能的なエンジン音とは異なりますが魅力的なエンジン音は車好きのハートを射抜いちゃいますよね。
そんなわけでしばらくはケイマン乗りとしてやっていく予定です。
Posted at 2019/01/03 13:58:32 | |
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白鰐号