慎@神戸のブログ一覧

先週末、修理にあずけた白鰐号。
日曜日に異音の元が当初想定の「テンションリール類」ではなく「ウォーターポンプ」だったと連絡があり交換修理を依頼。
本日、ウォーターポンプ交換で異音がなくなったと連絡があり、天井も無事リペア屋さんの手に渡ったそうです。

白鰐号は2008年式で程度の良さで購入を決めた中古車。
走行距離比例で壊れる（消耗する）部分と製造日からの経過年数で壊れる（経年劣化）部分があり、走行距離が短かった白鰐号は相応の距離を走り消耗が経年に追いついて両方が同時に来ちゃったみたいな。
少々古めの中古車を買うときのリスクですね。
年式相応に壊れるところは壊れる。
走行距離相応に壊れる。
しかし、アルファロメオならまだしもポルシェに採用されているウォーターポンプが実は軸が弱くて5万キロ程度で壊れるのは想定外でした(^^;
ローラー類もガタが出てたとかで、案外脆いパーツが多いような気が…
シフトリンケージも3万キロを超えるとワイヤーが切断する個体が出てくるらしいし、クラッチも4万キロで要交換とか。
ドイツ車が壊れないというのは単なる神話だとは承知してたけどこれじゃぁイタ車と変わらんなw
費用としては天井の貼り替え（リペア屋さんに依頼）と取り付け取り外し（ポルシェセンターに依頼）で8諭吉と数野口。
天井の貼り替え費用はポルシェセンターにお願いすると貼り替えじゃなくて天井ASSY一式交換なので16諭吉位必要らしい(^^;
自分で天井の取り付け取り外しをすれば諭吉が6人程いれば野口が数人帰ってきます。
それほど難易度の高い作業だとは思えませんが、事故で首が未だ本調子じゃないので今回はポルシェセンターにお願いしました。
ローラー類3個交換（ポルシェセンター依頼、部品、工賃込み）で5諭吉と野口少々。
ウォーターポンプ交換（ポルシェセンター依頼、部品のみ）で約10諭吉と工賃が諭吉少々。
この辺りの作業は全く手が出ないのでお任せです。
ポルシェ系のショップにお願いしても良い作業ですが、ポルシェセンターに預けたので勢いでお願いしちゃいました(^^;
まぁ、作業自体は問題なくやってくれる（老舗のポルシェディーラーなので）と思ってます。
妙なご縁でサービスの方ともお付き合いが続くことになったし(^^ゞ

ただ、ポルシェセンターでお願いできるのは整備までだと思ってます。
そこから先、チューニングに足を踏み入れるとディーラーの限界が出てきて「なんでやねん？」とぼやきたくなることもしばしあるのでそこはユーザー側が臨機応変にポルシェ屋さんとの使い分けをすべきだと思います。
特にアルファロメオ時代に経験したんですが多数のパーツがいる重整備を短時間で行うならパーツ調達や人員の面でディーラーが良いと思います。
特にメガディーラーや老舗ディーラーは輸入元に顔が効くのでパーツ調達も早くサービスメカも人数を確保してます。
対して総じて街の輸入車を主に扱うメンテメインのショップはオーナー1人で全てを行うところが多いので少し仕事が混むと回らなくなり、待つ必要がありますが車好きが営むショップはこだわりがありきめ細かい対応をしていただけます。
ただ、思い入れも強いことが多々あるのでユーザーと合う合わないがありますが、そこを理解して利用しましょう。

20頃から30年以上続けてる車好きの経験上は困った時に頼れるショップを見つけるのが快適なカーライフを送るために必須だと思います。
たとえ、それがディーラーでも個人経営の自動車屋さんでも。
そこまで行けば店構えじゃなくて人との繋がりになりますから(^^)