2019年01月20日
僕はメイドインジャパン世代なので工業製品は日本製が世界一と信じて今まで生きてきました。
ただ、僕の爺さんあたりまで遡ると輸入品の方が品質が良かったようです。
高度成長期を経て工業立国として発展して今、品質問題などいろんな問題を抱えています。
で、タイトルですが「輸入車は壊れるのか?」ですが壊れます。
というか、壊れない工業製品は存在しませんよね(^^;
日本車は基本がメンテナンスフリーで車検ごとに補修していれば多分壊れないし耐久性の高い消耗部品が逝く前に大半の方が乗り換えられているんじゃ無いかと思います。
しかし、欧州車は基本的にメンテナンスされることを前提に造られています。
なので週に一度はボンネットを開けてエンジンオイルの量やら冷却水の量やらブレーキオイルの量やらを苦にせず点検できないと維持できないと思います。
ドイツ車は概ね壊れない、信頼性が高いと言われてますがそれは神話だと思います。
勤め先がドイツのあるメーカーの製品を使っていた時、部品交換に関する非常に細かい指示がマニュアルに記載されてたそうです。
部品の交換時期の記載記載があり事細かに交換時期を指定してました。
そして、イレギュラーな使い方をした場合には交換時期が変更になるなど。
かなり前なので製品は電話回線でメーカーとつながっていて運用情報が伝達されて運用実績から部品交換の指示が来たそうです。
部品の壊れる時期を把握していて、ユーザーの運用によるメーカー想定との違いから寿命の見直しを行い壊れる前に交換することで部品故障による突発事故を回避してます。
これは想像ですが輸入車ディラーは半年ごとに点検の案内を送ってきませんか?
ディーラーの営業戦略だと思っている方もいらっしゃると思います。
確かにメンテナンスはディーラーにとって収益の大きな柱なのは間違いありません。
でも、先述のメーカーと同じで車の状態を把握しメーカーの想定と異なる運用により部品の余寿命が変わってないか確認するためでもあると考えます。
ディーラーの推奨通り部品交換を行えば車は壊れないでしょう。
僕が考える輸入車ライフを楽しむためにはディーラーお任せで車を維持できる財力があるか、情熱を持って自己責任で自分で毎週末点検して部品交換時期を判断出来るかの二者択一だと思います。
僕は後者で毎週末、単身赴任で住んでるアパートの駐車場に停めてるアルファロメオのボンネットを開けて水や油の漏れがないか点検し、タイヤの空気圧を計り3,000km毎にオイル交換して20,000km毎にデフ・ミッションオイルを交換、4万キロをめどにプラグを自分で交換し、タイミングベルトの交換をショップ(ディーラーより融通が効くから)にお願いしました。
ポルシェ・ケイマンに乗り換えてからはアルファロメオでの経験やポルシェの車作りから点検や交換のインターバルは変えましたが基本は同じです。
メンテナンスは車好きの楽しみじゃないですか?
輸入車の場合はユーザー自身が行うメンテナンスが増えるので楽しさ倍増w
今回もオチなしw
思うことをただ綴っただけとなりましたm(._.)m
Posted at 2019/01/20 23:07:00 | |
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白鰐号 | クルマ