自分の車の写真を眺めていて気がついたのですが、ケイマンは「FRチックなデザインの車だな〜」と。
ランボルギーニ・ミウラがロングノーズ、ショートデッキがスポーツカーのデザインだ!の時代にデザインされたのでミドシップ感を消すためにエンジン横置きにして全体バランスがFRっぽくなるように作られたと聞いたことがあります。
次のカウンタックではそんなことは気にせずV12を縦置きにしてますがw
ケイマンはミドシップですが6気筒ボクサー、ミッションは後輪軸より後ろにあるので比較的後ろ気味な位置にエンジンがあり水平対抗で背が低いのでリアをファストバック的に作っても違和感なく収まりまるでFRハッチのようです。
そして着座位置を見るとおおよそホイルベースの中間あたりになります。

アルファロメオ4Cとかルノー ・アルピーヌA110もおそらく同じじゃないかと思います。
この2台は直4横置きのミドシップなのでエンジン長が短く運転席を前に設定しなくても良いからです。

*アルピーヌのHPからリンク(https://www.alpinecars.jp/model/a110/)
しかし、いわゆるスーパーカーのミドシップはV8やV10、V12縦置きでエンジン、ミッション、デフの順で縦に並んでいるのでホイルベースの大半をこれらが占めるので運転席はかなり前寄りにのでは?と思い、ネットで画像を見たりするんですがそれほど極端な前寄りではなさそうですね。
ホイルベースを長めにとっているからかな?
いずれにせよ着座位置がおおよそホイルベースの中間あたりになります。
しかし、F1などのフォーミラーカーは写真を見る限りホイルベースの前寄りの位置に着座するような感じですね。
FF車だとフロントよりの着座位置の方が操舵と駆動を担うフロントタイアに近い位置ん座れるのでサーキット走行などのスポーツドライビングなら良いと感じてました。
まぁ、アルファロメオ147でサーキット走ると意識の中から後輪は消えてました。
車が運転席までしかない感覚で走らせてましたねぇ〜
後ろは勝手についてくるくらいの感じw
ケイマンはリア駆動なので当然、後輪も意識しないとちゃんと走らせることができません。
サーキットを走る時は後輪を意識していかにトラクションをかけるかに注意しながら走らせてます。
ビビってアクセルを緩めるとトラクションが抜けてお尻がアウトに膨らんでいき、先日のレースのように飛び出しちゃいます。
踏んでLSDをロックさせて内外のタイヤにトラクションをかけて車を前に進めるようにしないと。
車の重量バランスがリアよりのミドシップなので、後輪にかかる荷重を利用しつつ縦方向のトラクションを確保して車を前に進めればコーナーの立ち上がりが素早くなるはず。
タイヤがちゃんとグリップすればですけどw
後輪のトラクションを感じながら車を走らせるなら着座位置は後ろ寄りの方が良いのかな?
Posted at 2020/09/06 17:40:40 | |
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白鰐号 | クルマ