慎@神戸のブログ一覧

今日も春の暖かさの日曜日。
酒臭いから走って汗かいて酒抜いて風呂入れ指示が監督から出たorz
流石に酒が残っているなら本気では走れないのでファンラン的な感じで近くの路地裏を徘徊ランニングしてきました。


食後、眠気がおさまったら天気もいいし暖かいので久しぶりに真備の横溝正史疎開の家に行ってみました。

なんで、横溝正史なのかと言うと・・・
15年前に倉敷に転勤してきてこの地はどんな処なのかと考えて出たのが岡山県だから八つ墓村に鬼首村に獄門島に悪霊島と15歳頃に読み倒した横溝正史の金田一耕助シリーズが浮かびました。
転勤してきてこの地にいる昔からの超携帯電脳仲間に誘われて真備〜矢掛サイクリングの待ち合わせ場所として指定されたのが真備でした。
かなり早目に出発して真美の古本屋で見つけたのが「本陣殺人事件」。
実は金田一耕助デビューの事件です。
伯備線、清音駅を降り川辺橋を渡り本陣に向かうシーンから始まります。
なぜ、横溝正史が戦時中に岡山の真備に疎開して岡山を舞台に金田一耕助シリーズを書かれたか？
真備を疎開の地に選んだのはご両親がこの地に縁があり選ばれたようです。
その疎開した家が現存し地元の方達のお力で保存されています。


近くには作品のヒントになったと言われる場所も。
濃茶の祠

八つ墓村で有名な「祟りじゃぁ〜」と叫びながら徘徊する濃茶の尼はこの祠の名前がヒントになったとか（ほぼ、そのまま引用じゃないかw）
鬼首村事件でキーとなった鬼首おりん


金田一耕助がすれ違い様に声をかけられて見送ったシーン、後ろ姿はこんな感じに見えたのでしょうか・・・
この池も作品のヒントになったとか。

ちなみに金田一耕助は大正生まれのようですね。

清音駅から始まり川辺駅で終わる金田一耕助にまつわる観光散歩ルート。
川辺駅前は・・・何もありません(^^;;


10数年ぶりに訪れた帰り道、西日本豪雨災害で牙を剥いた小田川。
普段はこんなに静かな川なんです。

横溝正史疎開の地で金田一耕助生誕の家は少し小高い山肌の裾野にあったので被害には合わなかったようです。

数年前にめぐるツアーをしようかと車仲間で話したことがありました。
改めて回ってみたら車より徒歩の方が良いです(^^ゞ