萩で迎えた朝は快晴とは言い難いけど雲も薄く過ごしやすそうでした。
ホテルの朝食はコンビニおにぎりかランチパックをお一人様2個と御好きな飲み物ご自由に御飲みくださいと旅情は一切ありませんw
まぁ、この気軽さを好んで旅館じゃなくてビジネスホテルを選んでるので文句は一切ありません(^^)
あまり早く出かけても何も営業してないだろうから8時半頃までホテルにいてから出発しました。
目的地は萩城下町でまずは無料の駐車場探し。
海手に海水浴シーズン以外は無料の駐車場を見つけてから一応くるっと城下を一回り。
海手にお城があった萩の城下町は風光明美というか非常に開放感のある町でした。
高い建物がないので空が広い!
くるっと回って再び海岸沿いに戻って無料の駐車場に白鰐号を止めてまずは・・・海岸w

シーグラス探しを始めようとしている監督を呼び戻してまずは城下の武家屋敷があったあたりを歩きます。
物の見事な白い壁が残る城下の武家屋敷街はその当時の塀を残しつつ今の暮らしをしている方たちが住んでます。
塀の向こう側は普通の住居だったりするのがすごいですよねぇ〜

こちらは倉敷でも見かけることがある模様の壁ですね。

武家屋敷街は広過ぎて全ては見て回れませんがメインの通りを見て歩き次は町民の住む城下へ移動。
ここは観光客向けに適度に観光地化されてることで見て回る方も気軽に散策できます。

一通り見て歩いたら10時すぎ。
休憩するために古民家カフェ&雑貨屋の
晦事(ことこと)さんでお茶しました。

お茶の後、旅の記念の逸品「萩焼」を探しに行きます。
監督は普段使いの器、僕も普段使いのコーヒーカップを探して再び町の焼き物屋を見て歩きますがどうも決定打に欠ける。
結局、監督はカフェで見つけた器が気に入り、僕もカフェでコーヒーを飲んだ時に使ったカップが気に入ってたのでカフェに戻って買うことにしました。
監督は展示されてた器を選び僕も同じものがないかと尋ねてみたが色違いしかありませんでした。
なので、諦めようとしたらお店の方が窯元に行けばあるかもしれないということで窯元を教えていただいて向かいました。
ナビ頼みに行くと間違ったところに案内されるらしいので案内図とナビ地図とGoogle マップで確認してから目的地設定してナビ力で窯元へ。
向かったのは萩市内にある
大屋窯さんという窯元ですが到着してみると表にある看板にはどう見ても13時から営業の文字が・・・まだ11時(^^;
ダメ元で電話してみると確かに13時からなんですがすでにきてると伝えると対応していただけるということなのでご好意に甘えました(^^)
伺った経緯を説明すると普段使いの萩焼を展示(店舗兼工房)してある場所に案内していただき、目的のカップを見せていただきました。
しかし、カフェで使ったのと同じ色はなく白のカップが数点。
ここで萩焼やこの窯元のポリシーなんぞをレクチャーされつつ他の品を見ていると別のお客様が登場。
窯元の方が13時営業だと説明するもその方達も結局は僕らと同じく買うものを選ぶことになりました。
窯元の方によると普段使い用は同じものを複数製作するそうですが手作りなので一品一品出来が違うのでよく見て好みのものを見つけて欲しいとのこと。

確かに僕が心惹かれるカップ(既に白のカップを買うと決めているw)も微妙に形が違うし仕上がりにも違いがありました。
そこで、触りまくって好みの手触りのカップを選びあとは手を離しませんw
そう、別のお客さんに取られるのが嫌だから(^^ゞ
一通り見終わりカップの御会計を済ませたら窯元の方が上にはこの窯元を首謀する
濱中史郎さんの作品があるのでぜひ見ていけと言われるので見に行きました。
そこはまさに逸品ものが並んでました・・・お値段の想像つかずw

しかし、ここの一品も作家さんが使われずに飾られるのは本意じゃないと価格をかなり抑えておられるとのこと。
地元倉敷の天満屋さんの上の方の階にある御使い物コーナーで展示されている備前焼の作家の一品物と比べると、萩焼の有名作家一品物(後で調べたら相当有名な方でした)としてはかなりリーズナブル。
ただし、その作りの凄さには感心するものがありましたが好みじゃないので食指は動かず。
そして、何気に視線を下げるとなんか気になる焼き物が二つほど。
これはなんだろうと手に取ってみていると窯元の方が「これは・・・」といいながら出してきた同じような模様の湯呑み?で思わず見入ってしまう作品でした。
模様付けをアンティークレースで行ったという湯呑みは色合いと風貌がとても素敵!
その後は他の作品には目も行かず湯飲みを手に持って離さず、各作品の説明が終わったら御会計をお願いしました(^^ゞ
満足な買い物ができて気分も軽く萩の町を後にして次は角島へ向かいました。
途中のルートも平日にもかかわらず混雑もなく気持ちよく走れて天気もいつの間にか快晴!
やっぱり昨日のお稲荷さんのお詣り効果があったんだと確信して車を走らせました。
が、お昼を食べ損ねてたので角島近くのコンビニでパンを買い橋のたもとの駐車場でパンをほうばりながら角島見物

角島の橋は橋が素晴らしいんじゃなくて海と空の青さと島の緑を背景に真上に伸びる橋の構図が素晴らしいと行ってみてわかりました。
その後、橋を渡り灯台まで行ってから戻りました。
しかし、なんか違う感満載orz
そう、この間行った直島や神戸に住んでた頃によく行った淡路島は地元の方と他所の方が同じ空間で同じ時間を共有してましたが角島は島の方とよそ者が同じ空間に居ません。
よそ者は橋を渡りお土産物やを見て灯台へ向かい写真を撮って再び折り返して橋を渡り次の目的地に向かう島時間を感じられない場所でした。
また、写してませんが浜には中国から流れ着いたと思しきペットボトルなどの廃プラスティク品がたくさん漂着してました。

想像以上の美しさと行ってみないとわからない実情。
行ったからこそ感じられたのでやはり価値ある旅でした。
角島を後にして下関へ向かう国道は海岸線ドライブが堪能できるオススメルート。
途中にある稲荷神社も景色を見たりといい感じでした。

海岸線ドライブを十分堪能して下関市街入りしホテルへチェックイン。
時間に余裕があったので下関駅周辺をぶらぶら。

大丸があったので思わず入ってブランド品を見て歩いたりw
夕食は駅ビル地下のお弁当屋さんの半額セールで調達してホテルでいただきました。
今回、ほんと色には拘ったけど食にはこだわりなしやなぁ・・・
僕が選んだコーヒーカップ

手に入れた濱中史郎さんの一品物

監督が選んだ器

帰宅後、パスタをもってみました
