アルトワークスについて

　アルトワークスが発売されて時間が経過しましたが、結果として、あまり早くなかったという雰囲気になったと感じております。

　今回のワークスに期待したのは、一番安いグレードのアルトが、610kgという驚異的な軽量化を実現できたところに、ターボ復活のＲＳ。期待しないわけないという状況でしたが、実際に出てみると、そうでもないという印象です。

　今回の結果で一番残念なのは、全高1500mmではないでしょうか。E-HA11Sだと全高は1380mmです。車高がコーナリング性能に悪い影響を与えたという印象です。
　また、ギヤ比がE-HA11Sと同じになっているが、エンジンの回転数が下がっているので、同じギヤ比を採用されると性能が発揮されないという意見をネットで拝見しております。それが本当なら、スズキの姿勢が問われるところですね。
　私が思うところ、アルトワークスの名前を使わずに、アルトターボＲＳにＭＴが出たでよかったと思います。そっちのほうが値段も安そう。

　しかし、現状において、1380mmまで下げるのは不可能でしょう。下げてワークスが多少売れても、アルトが売れなくなっては意味がありません。ギヤ比も好みやコースもありますので、一概に悪いとは言えません。
　今後、人気車種になることを祈る次第ですね。