2009年05月25日
TTよサヨウナラ(TT)
本日,TTが買取業者に引き取られていきました。
最後に,数枚記念撮影。
査定業者の方が乗って去っていくTTを見送りながら,若干の寂しさを感じました。
私が追い求めているドライビングプレジャーには足りませんでしたが,一般的に500万代で買えるスポーツカーとして,十分すぎるの走行性能と,Sトロニックをはじめとしたシステムの熟成さ,乗り味の絹のような滑らかさを兼ね備えていました。
峠や高速でのバトルで負けたことはありません。最新インテRのノーマルぐらいなら,楽に勝てます(腕のあるドライバーなら負けるかも)。
カリッカリにチューンしたEKシビックはサーキットで抜かせませんでしたが。
また,営業マンの人柄やサービスも行き届いておりました。
A3,A4,A6,A8,Q7など,意味もなく試乗させてくれ,一日借りたことも多々ありました。
この1年半で,アウディディーラーに連れて行った友人は10人はいるのでは。
そのうち一人は,A4アバントを購入しました。
しかし,軽すぎるハンドル,タイヤからのインフォメーションを全然伝えてくれない滑らかなハンドル,低回転からトルクもりもりで高回転の伸びのないターボエンジンなど,実用車としては申し分ないものの,私の追い求めているものとの解離を感じることが多くなりました。
そんなとき,一度諦めたNSXが再入庫され,NSX(というかその個体)に対する憧れが日に日にビックバンのように広がっていきました。
最初は,TTの売却はあまりに不経済であるため,2台体制を考えていた時期もありました。
しかし,結局はTTを持ち続けると,残りのローンも払わなければならないし,維持費も倍かかる。そして,数年後TTを売るとしてもどうせ損をする。
損をしないためには,乗り潰すしかないが,乗りつぶしまでは想像できない。
そこで,やはり売却し,NSX1台にしたほうが,経済的にも楽であると考えるに至りました。
TTの見送り時は少し寂しかったが,それよりも,NSXライムの納車でウキウキな気持ちの方が何倍も大きい。
友達の女の子に,NSXに買い換えたことを伝えると,「お父さんが助手席に乗せてと言っている。」という。TTの時は言われなかったのに。
やはり,男にとって,NSXはTTより,何倍も特別な車である。
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Posted at
2009/05/25 22:01:37
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