足回りリフレッシュ整備完了後のインプレッションです。
【ストリート】
担当メカニック氏からはストリートでは少し固いですよと言われていました。
走らせてみると、確かに固いのですが、整備前、路面が良い条件でさえ発生していた不快なゴツゴツ感はなくなりました。スピードを上げるほど乗り心地がよくなります。
高速道路のレーンチェンジも怖くありません。ヨメも合格と申しておりました。「私にも運転させろ~!」とよく騒ぎますが・・・。(^^;
【ワインディング】
ハンドルレスポンスはクイックではありません。これはよく言われるポルシェの味付けと思われ好ましく感じています。切り込んでいくとだんだんしっかりした手ごたえになるのは聞いた話そのままです。
担当メカニック氏が、ポルシェはトラクションを楽しむクルマです。と言っていました。タイトコーナー立ち上がりのトラクションは整備前とはだいぶ印象が違います。RR特有の後ろから押されるこの感覚はすこぶる気持ちよく、アクセルを開けていく度に喜びを感じてしまいます。
【サーキット】
サーキット走行については、2009年の4月にFSW走行会に参加したときの印象をリポートします。
中・高速コーナー
ロールは大きめで柔らかく感じますが、前回怖かったアンダーステアを感じなくなりました。修業中のため、あまり攻めることはできませんでしたがクルマは安定しています。
タイトコーナー
タイヤが鳴き始めてからも粘るので狙ったクリップポイントに近づくことができます。レコードラインから大きくはずれて走っていた前回とは全く違いました。
ブレ-キング
1コーナーはまだまだ怖いのですが、300Rに続くダンロップコーナー前では安心して突っ込めるようになりました。前回の走行では、「評価が高いポルシェのブレーキ」を実感できずにいましたが、今回は強烈に効くことを確かめられ、ブレーキ性能はサスペンションとセットで発揮されるものであることがよくわかりました。
サーキット走行総括
「減速する」、「曲がる」操作を安心して行なえるようになったので、サーキットで少し気後れしていた自分の心境に余裕が生まれ、積極的に走行会を楽しむことができました。
ご一緒した皆さん、楽しかったです。有難うございました。
【終わりに】
今回の足回りリフレッシュ計画、サイフとの相談でくじけそうになりましたが、妥協しなくて良かったです。新車の足回りというよりも、「ポルシェ本来の性能」を取り戻し、その凄さを体感することができました。計画は大満足のうちに完了しました。(^^)
Posted at 2009/05/11 18:53:25 | |
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ポルシェ | 日記