
昨日6/21長野県中野市まで増車のサンバーディアスバンスーパーチャージャーを引き取りに行き無事に帰ってきましたのお話です。
何シテルのモザイク処理のクルマはサンバーでした。
当たった方おめでとう御座います。
当たっても何も賞品がございませんが
2009年式 の車齢16才 走行距離113,000kmのおばあちゃんです。
cappriusと同じですね〜
あっ!もっと年寄りですが(汗
鉄クズ同然のサンバーを某オクで実車も見ずに落札して取引相手がパキスタン人と分かりつつも果敢に引き取りに行って参りました。
朝の7:00に電車に乗り
8:36分大宮発のかがやきに乗り長野まで行き
長野駅から長野電鉄のスノーモンキーに乗り
長野電鉄っていろんな所からの旧車両を引き取り走らせていてcappriusが乗ったスノーモンキー号は成田エクスプレスでした。
駅ですれ違ったのはなんと小田急ロマンスカー
楽しい鉄道ですね〜
長野電鉄の信州中野駅が待ち合わせの場所でした。
栗で有名な小布施の隣町です。
駅で取引相手がサンバーで待っていてくれました。
一緒にサンバーに乗って相手の本拠地に連行されて敷地内でサンバーの程度を確認しました。
サンバーの大きな特徴である横に寝転がっているEN07エンジン
後軸の後ろにシリンダーヘッドがあるのでRRです。
掃除は不十分ですがオイル漏れは無さそうでした。
黄色いオイルフィラーキャップの右側にスーパーチャージャーのベルトも見えました。
通常のクルマのボンネットに当たる部分は荷台の床の板のビスを外すと出てきます。
タイミングベルトは103000kmで交換済でした。
助手席下の補器類
バッテリーはR4年の5月に交換してありました。
セルも軽やかに回りました。
特筆すべきはフロントの雨漏りの跡がない事
外気導入口やヘッドライトから良く雨漏りするそうです。
マットの下には純正のフェルトが残ってました。
多少のサビはありますが素人っぽく修理してありました。
ぐずぐずになるまで放っておいても良さそうです。
実はこのサンバーはマニュアルではなく今どき珍しい3ATなのです。
ヨメも乗る事を想定しているのでAT限定で探していました。
でもそれが後で後悔する事になります。
古いサンバーで見られるフロントドア下もフロントフレームもサビがほとんどありません。
試乗してみてダンパーも生きているし、ブレーキも片効きもないです。ちょいとスポンジーなのでエア抜きはした方が良さそうです。
エアコンの効きが弱いのでガスはチャージした方が良さそうです。
車齢と走行距離の割にはしっかりとした個体でした。
なのでまんまとお買い上げ
振込やかんたん決済は手数料が取られると言うので書類と引き換えにセブンイレブンのATMでお金を下ろして現金で支払いました。
最後に二人で記念撮影して取引終了
最後に名刺をもらいました。
ガソリンは当然カラ まずは給油して
ナビもETCもついてないので
ナビ代わりのスマホホルダーをDCMで調達しました。
さぁこれからサンバーを茨城県まで連れて帰らなければなりません。
まずは腹ごしらえ
美味しいお蕎麦が食べたいと二軒程行きましたが、どこも人が並んでました。
仕方なくつけ麺を食べました。つけめん丸長さん
麺に特徴があって美味しかったです。
別れ際に取引相手が 高速で帰るならスピード抑えてね。と言ってました。
なので下道で帰ろうかとも思いましたが、スマホナビが表示した経路が菅平超えだったので高速で帰る事を決意
これが間違いの元
信州中野ICから乗ったはよかったですが、
スピード上がらね〜
トラック怖ぇ〜
でした。
3ATなので速度80km/hで5000rpm
100km/h出そうとすると6000rpmになります。
いつオイル交換したんだかもわからない16歳のエンジンにいきなり6000rpmの耐久試験をやらせると壊れると思ったので80km/hに抑えて走りました。
当然上信越自動車道ではシケインとなってました。
大型トラックの高速追い抜かされは怖いったらありません。
おまえはフルタイム4WDだろ!
なのにトラックに追い抜かされる度に木の葉のように進行方向が変わります。
赤帽仕様のサンバーは5MTだと思いますが、こんな状態で良く高速走ってますね。
エンジンを労わりつつ小布施、佐久平、藤岡の各ハイウェイオアシスで休憩
エンジンはいきなり停めずしばらくかけっぱなし
エンジンルームを冷やすためのクーリングファンが停まってからエンジンを切りました。
昨日は長野県でも最高気温は34℃
いやぁ暑かったですね〜
エアコンも停車中はかけられないので窓ドア全開
前の晩からコーフン状態で仮眠を取ろうとフルフラットにしてみましたが、暑くて寝られず。
すごく華奢なABフレームでしょ?
ぶつかったらひとたまりもないですね〜
それでも3度の渋滞にあいながらも関東地方まで約5時間かけてなんとか連れて帰りました。
渋滞中に前のトラックに映る自分のサンバーを見て思わず ブサかわいい と思ってしまいました。
80km/hでもよく回るエンジン
大きめのマフラー音とスーチャの吸気音
それが後ろ側から聞こえる非日常感
高回転で進むのでワンペダルで運転してるような一体感
スタッドレス履いてるにも関わらずクイックなステアリング
なんでしょうね
眠くて辛いはずの300km弱がだんだんと楽しくなって来たから不思議です。
最寄りのICで降りて気温が下がったので窓全開で一般道を走るともう虜になりました。
面白い〜
990kgのボディに58ps 7.5kgf•mのトルクなので遅いですよ。
デリカと違ってボディ弱いですよ。
サスストロークもないしフロントタイヤの上に座っているので段差を越える度にドライビングポジションを直さなければなりませんよ。
でもそれらが全部許せちゃう不思議な魅力があります。
遅くても楽しいクルマに出会えました。
もちろんこれからいろんな所をメンテしなければなりません。
ヨメからは弄るなとクギを刺されてます。
でもこれからデリカと共にこのサンバーともしばらく付き合ってみようと思います。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。