![日産DAYZ(デイズ)試乗 日産DAYZ(デイズ)試乗](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/030/328/553/30328553/p1m.jpg?ct=857e5ce33055)
今日はお休みを利用して日産のディーラーにスカノテ君の12ヶ月点検にやってきました。
そこで「ついで」といっては何ですが、三菱と共同開発した日産の新型軽自動車DAYZ(デイズ)に試乗してきました。
ってか、むしろ試乗の方が目的のような・・・(爆)
試乗したグレードは、「S」アイドリングストップの付いたモデルです。
本当は、ハイウエィスターに試乗したかったんですが・・・地域で試乗車がまだ5台しかない状態なので贅沢は言えません(2013.6.15現在)
【外装】
ハイウエィスターは、前回展示車両として紹介しましたが、軽自動車らしからぬ外観でなかなか良かったです。
方や、「S」ですがカタログなどでは「小さなノート」という印象のデザインに見えます。
実際右隣にあるのが新型ノート(写真では正面が切れてしまっていますが・汗)ですが、並べてみると良くわかります。
実際に見てみると、ちょっと背高でぽっちゃりした感じは別物で、「これはデイズという別の車なんだ」ということがちゃんとわかります。
デザイナーさん的には、似せようとしたのかもしれませんが・・・別の車として個性を打ち出した方が良いと思うんですけどねぇ(^_^;)
意外とフロントウィンドウが寝てるんですが、室内の高さは結構あります。
奥に見える新型ノートより高さがありますね。
全高は162cm、室内高も128cmあります(カタログから抜粋)
「内装」の部分でも触れますが、中の居住性はイイですよ。
リヤのコンビネーションランプも一見すると普通のタテ長のコンビネーションランプですが、ジューク同様に曲線が多用してあり意外と凝った作りになってます。
割れたら自分で補修するのは大変かも(^_^;)
最近の軽自動車も含めた乗用車は、空力による燃費の向上を目的とした曲面が多用されて、鉄板をまげて強度を保たせるのにも一役買ってます。
その分ボディ形状が複雑で磨くのが大変ですね(汗)
洗車やワックスがけが時間かかりそうですね( ̄▽ ̄)
【内装】
ハイウエィスターの内装は、決して豪華とは言えないもののまあまあ満足できるレベルですね。
(ハイウエイスターの内装については、
フォトギャラリー「日産デイズハイウエィスター」をご覧下さい)
廉価版というか、普及版のSグレードでも普通の軽自動車と比べて遜色の無い・・・あるいはそれ以上のレベルに仕上がっています。
ただ、メーターについては、それなりの必要最小限しかついておらず速度計のみで回転計はついてません。
室内高は、先ほど書きましたけど128cmあり、座ってしまえば頭上に10cm以上の余裕が生まれます(自分の場合ですが・・・)
室内幅も129.5cmあり、体格の良い大人4人が乗っても・・・余裕があるとまでは言えませんが、まあ、大丈夫でしょう(苦笑)
室内長は、208.5cmもあります。
フォトギャラリーの写真を見てもらえばわかりますが、後ろの席で余裕で足が組めます。
そのかわり、リヤラゲッジスペースは犠牲になります。
大人4人で温泉旅行にでも行く場合は、荷物は足元か膝の上に抱えて行くようですね。
それが嫌なら、ルーフBOXを取り付けるという手もありそうです。
【燃費性能】
カタログ燃費の「リッター29.2km」(JC08モード)がクラス最高と宣伝していますが、この燃費が叩き出せるのは上級グレードのみです。
このSグレードのカタログ燃費は「リッター29.2km」ですが、アイドリングストップの付いていない「J」では「リッター25.8km」4WDでは「リッター26.0km」となっています。
ガソリンタンクは30Lですが、計算上の航続距離はなんと1000km以上!
これはスカノテ君を軽く凌駕してハイブリッド車と並ぶ燃費性能じゃないでしょうか?
とはいえ、CVTの出足は、決して軽快とは言えません。
ノートやマーチ、その他の車種についている「ecoモード」を常時オンにしているような重い出足です。
つい、踏む足に力が入ってしまいます。
スピードメーターで40km/h付近まではスムーズな感じになりません。
という事は、都内の渋滞路のような道を走るシチュエーションでは逆に燃費はカタログ値の半分くらいに落ち込む可能性があります。
トータルの実燃費で20km/L以上走ってくれたら御の字でしょうか( ̄▽ ̄;)
【アイドリングストップ】
アイドリングストップ自体も燃費性能のひとつなのですが、アイドリングストップ機能だけ別にしたのには訳があります。
この車のアイドリングストップには癖があるからです。
というのは、アイドリングストップが車両が完全停止する前に「予測で勝手に車両がエンジンを停止」するからです。
馴れないとちょっとぎこちなくて気持ち悪いです。
むしろ危険に思うかもしれませんね。
最初私は、エンジンが停止したとは思わなくてブレーキを軽くかけていたら急に止まってしまったのでプリウスのような「回生ブレーキ」が装備されているのかと思ったほどです。
でも、発進の時にはブレーキを少し緩めるだけでエンジンがかかるので、この瞬発性は良いと思います。
いずれにしても、このアイドリングストップ機能は、意見が分かれるところですね。
【走行性能】
先ほどもちょこっと触れましたが、前車CVT変速機を装備しています。
一旦スピードに乗ってしまえばわりとビュンビュン系なのですが、スピードに乗せるまでが重いです。
出足は、はっきり言えば「悪い」です。
足回りは、乗車前に思ったとおり柔らかいですね。
でも、コシの無いグニャグニャ足ではありません。
今までのトールタイプ(背の高い車)の軽みたいにカーブでフラフラというわけではないようです。
ある程度は抑えられています(ある程度ですが・・・)ので、特にカーブでの不安感はありません。
ただ、カーブで車速を落とすと途端に重くなるので乗りにくいかも(>◇<)
今回の試乗コースは、いつもの半分くらいだったので残念ながら足回りについてはもうちょっと良く乗らないと何とも言えません(汗)
出足の加速は、重い!
高速ではどうでしょうかねぇ?乗ってみたいところではありますが・・・
変速レバーは、インパネの下から生えてますので、これを操作しながら走るには、イスを前に出す必要がありますが、ハンドルは上の方にあるので自然な着座姿勢をとるには、ちょっと直す必要がありそうです。
イスに座る形が、アクセルやブレーキをやや上から踏む恰好なので長時間乗ると足が疲れる可能性がありますね。
以上、簡単ではありますが今日デイズを試乗してみて私が感じたことです。
わからないこと、あるいは足りない事はこれを読んだあなたが試乗して教えてくださいネ!
さて、8月に追加されるターボも楽しみです(≧▽≦)
では、明日もよろしくお願いします♪