不足電圧継電器　27番…

今日の仕事は…大規模災害訓練です。3・11のバタバタ教訓を生かす為に全社で年2回で実施されています。

きょうの想定は停電が、東電側orビル側かの判定です。

異常電圧には発電機の故障による電圧の急上昇や、停電または短絡による電圧低下などがあります。

基本的な動作の区別としては過電圧検出、不足電圧検出の2種があります。

・過電圧継電器（OVR）…電圧が設定値を超えたとき、接点動作を行い、警報あるいは、しゃ断器の引きはずしなどの動作を行う継電器です。受電盤高圧電流が三相とも約6600Ｖ有で過電圧継電器がトリップしていたらビル側責任の停電との判断です。

・不足電圧継電器（UVR）写真… 電圧が設定値以下になったとき、動作する継電器です。主な用途としては、電圧低下保護、配電線の短絡故障検出などに用いられます。受電盤高圧電流が三相とも0Ｖで不足電圧継電器がトリップしていたら東電側責任の停電との判断です。

これによって、テナント様への責任所在をハッキリして対応していきます。今日もお疲れ様でした。