戸越-銀座のブログ一覧

任意後見制度とは、本人が契約の締結に必要な判断能力を有している間に、将来自己の判断能力が不十分になったときの後見事務の内容と後見する人・・・。

一方、法定後見制度の場合は、現に判断能力が不十分であることが必要で、判断能力の程度に応じて「後見」「保佐」「補助」の３種類に分けられます。

法定後見人に認められる権限は、「代理権」「同意権」「取消権」で本人の生活を尊重しながら、３つの権利が家庭裁判所で各々付与されます。

たとえば、そのお年寄りの子供であってもお年寄りが所有する自宅を勝手に売買する事はできません。その分、審査には慎重で、本人同行で家裁への出頭も必要になるそうです。

さて、このご家族の申請は如何になるやら・・・心配です。