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2012年09月14日

元F1ドクター シド・ワトキンス

元F1ドクター シド・ワトキンス おとといの9月12日に、元F1ドクターとして有名な「シド・ワトキンス」さんがお亡くなりになられたそうです。
お名前と、F1ドクターというお仕事をされていたということはよくテレビ中継やF1本などで見聞きして知っていたんですが、もう2004年に現場は引退されていたんですね・・
現場を引退してからもFIAの自動車の安全に関する財団(FIA Foundation for the Automobile and Society)の会長となり、FIAのモータースポーツ安全研究所(FIA Institure for Motor Sport Safety)の初代所長にもなり、F1やモータースポーツの安全を見守り続けてくださっていたようです。

オートスポーツwebによりますと・・

【 長年F1ドクターを務め、F1の安全性向上に多大なる貢献を行ったプロフェッサー・シド・ワトキンスが、12日に亡くなったことがわかった。84歳だった。

 ワトキンスは1978年にバーニー・エクレストンからのオファーでF1レースドクターの職に就いた。ワトキンスはF1メディカルチームの責任者を務め、後にF1のセーフティーおよびメディカル部門を率いて、FIAと協力しながらF1のレースやマシンの安全性向上のために尽力してきた。
 ワトキンスは、ゲルハルト・ベルガー、マーティン・ドネリー、ミカ・ハッキネン、ルーベンス・バリチェロなど、数多くのドライバーたちの命を救った。

 バリチェロはTwitterを通して、次のように記している。
「94年イモラで僕の命を救ってくれたのはシド・ワトキンスだった。一緒にいて楽しく、いつもハッピーな人だった。あなたが僕らドライバーのためにしてくれたことに感謝している。彼の魂が安らかに眠らんことを」

 マクラーレンのチェアマン、ロン・デニスは次のようなコメントを発表したとロイターが報じている。
「今日、モーターレーシング界はひとりの偉大な人物を失った。彼はドライバーでもなく、エンジニアでもなく、デザイナーでもない。彼は医師で、長年にわたり、F1の安全性を今日のレベルまで高めるために、誰よりも多くの貢献をしてくれた」
「大勢のドライバーたち、元ドライバーたちが、彼の熟練した慎重な処置のおかげで命を助けられた。それにより、安全性のレベルが大きく向上し、今日のドライバーたちは非常に高い安全レベルの中でレースができる」

 ワトキンスは故アイルトン・セナと親しかった。著書「Life at the Limit: Triumph and Tragedy in Formula One」の中で、ワトキンスは、セナが1994年のサンマリノ予選でのロランド・ラッツェンバーガーの死亡事故に非常に動揺していたため、レースに出ないようアドバイスしたと記している。
「全部やめてしまってもいいじゃないか。まだやらなければならないことなんてあるかい? もう3度もワールドチャンピオンになり、最速のドライバーであることを証明している。もうやめて一緒に釣りに行こう」
 セナは次のように答え、それがふたりの最後の会話になったという。
「シド、自分ではコントロールできないこともあるんだ。やめることはできない。続けなければ」

 F1カメラマンのジェイムズ・モイはTwitterにおいて、「シド・ワトキンスとアイルトン・セナはやっと一緒に釣りに行ける」と記し、ワトキンスの冥福を祈っている。 】

つい先日、鈴鹿でF1の歴史的な名車、特に大好きなマクラーレンなどを見てきたばかりということもあり、あのセナの事故当時、夜テレビを通して見ていたことがまるで昨日のことのように鮮明によみがえってきました・・
何年たっても辛かった記憶って忘れたつもりでも一瞬で戻ってきてしまうものですね・・

でも、ニュース記事のF1カメラマンさんがおっしゃってるように、これでやっとあちらで待っているセナに逢っていろんな話しをしながら一緒にのんびり釣りが出来ますね(^_^)

安らかにお眠りください。
ご冥福をお祈りいたします。
ブログ一覧 | モータースポーツ | クルマ
Posted at 2012/09/14 00:58:13

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この記事へのコメント

2012年9月14日 11:22
恥ずかしながら・・・この方、知りませんでした!

でも、かなりの有名人で、セナとも親しかったとは・・・!?

いずれにせよ、ご冥福を祈りたいと思います。
コメントへの返答
2012年9月14日 12:43
私もお顔やどこの国の方だとかは全く知らなかったんですが、セナプロ時代のF1をテレビで観ている時などに、ちょこちょこ川井ちゃんが「シドが・・」っておっしゃってたような記憶があるんですよね~。
それで、「F1のドクターカーといえばシドさん」という刷り込みが・・

このニュースを聞いて、古き良き時代のF1を彩った人物がまた一人天に召されてしまったんだなぁという寂しさを感じました。
ただただご冥福を祈るばかりです・・
2012年9月14日 13:15
シド・ワトキンス博士の著書読みました
セナファンではありませんがセナとのエピソードの行は感慨深い深いものがありました
是非ともお読みくださいお勧めします(^^)


コメントへの返答
2012年9月14日 14:17
『F1一瞬の死 F1専属医が見た生と死の軌跡』でしょうか?
まだ読んだことはないので、是非読んでみます。
地元の図書館にあるようです(^_^)
興味深い本を教えていただきありがとうございます♪

今は2冊大作を読みかけたところなのでちょっと先になりそうですが(^^ゞ
2012年9月14日 18:01
私も機会があればその本を読んでみたいです。

セナは日本のテレビ番組にチョコチョコ出ていましたので、人気もあり当時は衝撃的でしたね。

あの事故からタイヤが飛ばないようにワイヤー?が設定されたと記憶していますが、最近のピット作業やクラッシュの様子を見ると、無いような・・・・ハブについているのかな?
コメントへの返答
2012年9月14日 21:22
ドクター目線のF1界がどんなものなのか、興味深いですよね。
辛い内容も含まれていそうですが・・

F1ブームの頃のセナ人気はすごかったですからね~。
それにその頃はクラッシュはあっても人が亡くなるような事故が起こっていなかったので、あの週末の衝撃は計り知れないです。

タイヤ、ワイヤーでつながれてるんですね~。
ちょっと調べたところでは、アップライトとタイヤがワイヤーでつながれているようなんですが、アップライトごと壊れちゃうと飛んでしまうようです。

そういえばだいぶ前のFポンのMINEだったかな?
クラッシュで飛んだタイヤが観客席に入ってけが人が出てたような記憶が・・
壊れて飛び散るパーツも危ないですが、タイヤは大きくて重いし、外れてもスピードがなかなか落ちないですから、走ってるドライバーにも観客やオフィシャルにも危険ですよね(>_<)


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