黄金色と鮮やかな赤

今日も昼間はまだ暑い(~_~;)
それでも空はどこまでも高く、立体感をなくした雲がペタペタと張り付いて、すっかり秋模様。
家の周りに広がる田んぼもすっかり黄金色。
稲穂も重そうに揺れています。
早稲はすでに刈り入れされているようで、我が家もご近所から新米をいただきピカピカのご飯を食べたばかりなんですが、この辺りの田んぼも今週末辺り収穫かな？



夏があまりに暑く、暦が秋になってもなかなか涼しくならなかったせいか、今頃彼岸花が満開です。
子供の頃、とっても綺麗な花だなぁと思ってつんで帰ると、母に「この花は家に持って帰ると火事になるからダメ！」と言われたのを思い出します。
そう言われるのもなんだか納得出来る気がする、炎のように妖しい鮮やかな赤。
「美しい花には棘がある」の言葉通り、この花も有毒です。

まだ緑が多いあぜ道に突然真っ赤に咲き誇る彼岸花は思わず目を奪われる美しさで、ついついわき見運転(^_^;)
地域によっては町おこし、村おこしにと川岸などにまとめて植えて育てているところもありますが、通常は田んぼや土手などの端に突然固まって咲いていることが多いですね。

日本では不吉であると忌み嫌われることが多いですが、反対に「赤い花・天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもあるようです。
園芸品種には白や黄色もあるようなんですが、まだ見たことはありません(^_^;)
たとえ白や黄色だったとしても、やはり家の庭に植える気にはなりませんね・・
綺麗だけど、ちょっと怖い花です・・