
昨日のガソリンスタンドネタでちょこっと書いていた「Eni」。
「Agipとは違うの?」といったご質問をいただいたので、今日はそれについて書こうと思います。
「Agip」といえば、昔はフェラーリF1のスポンサーロゴとして見ていたイメージが強いんですが、今ではF1中継中にその「Agip」同じ6本足の火を噴く犬の図柄で「Eni」の文字とともにコースサイドのあちらこちらで見かけることがあります。
その「Agip」と「Eni」の関係は・・・
Agip(=Azienda Generale Italiana Petroli)はイタリアを本拠地とする給油所チェーンで、もともとはイタリア総合石油公団として1926年に国策で設立されたものです。 1953年に同じく国策でEni(=Ente Nationale Idrocarburi)=イタリア炭化水素公社が創設された時に傘下に組み入れられました。 1992年にEniは株式会社化され、現在にいたります。
ここでeniという表記の謎が解明!
なるほど、会社がEniなんですね。
どうもEniの社長さんが会社がEniなのに給油所がEniではなくAgipなのはおかしいと言ったらしく、Eniになったようですね。
日本にはEniのガソリンスタンドはありませんが、「Agip」はエンジンオイルメーカーとして有名ですよね。
そのエンジンオイルについても、2011年に「Agip」ブランドから「Eni」ブランドに統一され、順次「Eni」ブランドに変更されているそうです。
シンボルマークの火を吹く犬は今後もそのまま使うようです。
この動物、トラとか伝説上の生物だと思っていたのですが、Eni創設時に公募で選ばれた図柄だそうです。
脚は自動車の4輪と、それに乗るドライバーの脚との合計で6本。
なるほど(^_^)
変り種としては、トラ(猫?)が火を吹いているものがあり、それはEniの一商品である「アジップガス」の販売店で昔使われていたもの。
他にもアジップのモーターオイルの看板として一時「火を吹く蛇」も存在していました。
調べている途中にこんな象も発見したのですが、何に使われていたのかは分からず・・・
どうもレースのスポンサーロゴっぽいんですが(^_^;)
ご存知の方、いらっしゃったら教えていただけると嬉しいです(^^ゞ
バイクのCAGIVAによく似た象のマークがついていたようなので、その象つながりなのかなぁ???
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Posted at
2012/10/05 17:29:04