
チャオイタリア2012レポートその3は「フェラーリ F50GT編」です。
今回のチャオイタにはこのクルマを見に行ったと言っても過言ではありません!
・・といっても、今までこのクルマの存在を知らなかったんですけどね(^_^;)
イベントに行くにあたって、「F50GT」ってどういうクルマなのか調べておこう!と検索してみたところ、世界に3台という超希少なクルマだということが分かりビックリ。
ウィキペディアから抜粋すると・・
【フェラーリ・F50GTは、フェラーリ社がFIA GT選手権やル・マン24時間レース等のGT1クラスカテゴリーに投入する為に製作されたフェラーリ・F50をベースに開発されたレーシングカーである。
それまでBPRグローバル・エンデュランスGTシリーズ(FIA-GT選手権の前身となったGTカーによる耐久レースシリーズ)及びル・マン24時間レースにF40でエントリーしていたフェラーリであったが、1996年シリーズにF40の後継車種として投入すべく、F50GTの開発が進められた。車輌の製作はフェラーリ本社ではなく、シャシーコンストラクター、レーシングカーコンストラクターとして知られるダラーラが行った。
しかし、突然1996年シーズン間際になってフェラーリはF50GTの計画を凍結、白紙撤回することになる。
結局、製作された三台の試作車は全て売却という末路をたどることになる。売却の際には、文書の条項に「モータースポーツ等競技車輌として使用しない事」という文言が記載された誓約書にサインをした上で、コレクターの手に渡っている。】
サーキットで戦うために生まれてきたのに、レースで走ることが出来なかった悲運のレーシングカーというところでしょうか。
そう思ってみると、ちょっと悲しげに見えるような・・・
それにしても・・・その3台のうちの1台が目の前に♪
他の2台のうちアメリカに行った1台はフロントを大破したものの、フェラーリが修復し、シューマッハがその後何度かテスト走行したとか・・。
もう1台はオーストラリアに行ったのちにイギリスに渡り、さらに今は日本にあるようです。
3台のうち2台が日本にあるんだとしたら、それはすごいことですよね~。
でも、たとえ2台あっても、このクルマはサーキット専用車ですから、こういったイベント以外で見かけることはまずないでしょうね(^_^;)
外されたフロントカウル。
裏はこんな感じ。
こういうのを見ても、まさにレーシングカーだなぁと思いますね。
外されたカウルの下はこうなってます。
足回り。
クルマ好きの習性なのか?
やはり下から覗き込んでしまいます(~_~;)
エンジン部分はこうなってます。
給油はFXXと同じく手動でやっていましたが、給油口の大きさや形状が違うのか、違う容器で入れていました。
おっ! エンジンの黒いカバー(?)を外してる!
中はどうなってるのかなぁ?
なるほど~。
・・でも何がどうなってるかは分かってないんですが(汗)
給油もしたし、エンジンのカバーも外したし・・ということは、ついにエンジン始動ですね♪
初めて聴いたF50GTのエンジン音、FXXとはまた違いますね~。
ちょっとこもった感じで音域も低めかな?
アイドリング時には何か金属がカラカラいうような音が聴こえていました。
このF50GTのデモランを担当するのが
中野信治選手。
相変わらず男前ですね~。
タイヤウォーマーをつけたF50GT。
ピットロードに佇む姿も素敵ですね♪
デモランに向かうF50GTとFXXです。
場内音声がちょっと邪魔ですが(^_^;)
ホームストレートの走行シーンは速すぎてまともに撮れず(*_*)
でもいい感じにボケてて雰囲気ある写真といえなくもないかも(苦笑)
一瞬ですが、雰囲気は分かってもらえるかな?
どちらかというと、アメ車のような低音でドロドロいう感じの音かなぁと。
これはこれで良い音ですよね~♪
デモラン後、ピット前に帰ってきたF50GT。
1コーナーで激しくタイヤスモークを上げていることもありましたから、結構全開に近い走りをしてくださっていたのかも。
レースで走る姿も見てみたい!と思わせるクルマです。
本当に貴重なクルマを見られてラッキーでした(*^_^*)
参加車、一般駐車場のクルマ達編に続く・・・
Posted at 2012/10/24 20:49:43 | |
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