都電新型7700形

おはこんばんにちは、つゐんかむです(^∀^)/



仕事で王子から都電に乗ったのですが、偶然にも新型車輌がやってきました！

確か先々月くらいに登場した車輌で、7700形の形式が与えられています。
この7700形は、元々あった7000形の車輌を大規模更新・改修して誕生したもので、姿形は殆ど7000形と同じです。

都電の7000形は、初出が1954年（昭和29年）と大分旧く、現在の荒川線で活躍している第3次車も1956年（昭和31年）製造なので、60年以上現役になります。

旧7000形はガイコツみたいな顔をしていましたが、荒川線のワンマン化に伴い、1977年（昭和52年）よりワンマン化改造（更新）され、現在の車体になりました。
その後もエアコンが付いたり、方向幕がLED化されたり、ビューゲルからパンタグラフに変更になったり、車体色が変わったりと細かな更新がなされ、現在に至ります。

しかし、台車や電子機器は製造当時の旧7000形からの流用だった為、そろそろ限界が近づいていました。
その為、純粋な新型車（9000形・8800形・8900形）などが導入されていますが、やはり新型車製造にはお金がかかります。

そこで、新型車を造るよりは安価に抑えられるということで、一部の7000形の更新を行うことになりました。その結果誕生したのが、今回乗った7700形ってわけです。


7000形からの変更点は、先ず、見た目がレトロ調になったこと。
車体色や排障器の形状が変更され、レトロチックに。また補助窓が追加され、安全性も向上しました。
勿論、旧来の台車や電子機器なども最新式になり、車内も大型ディスプレイなどが設置され近代化されています。乗り心地も向上したようです。


個人的には見た目もよく、都電らしくてとても良い更新だと思います(^^*
ただ一つ残念なのは、7500形亡き今、現在の都電で唯一聴くことのできた吊り掛けモーターの音が今回の更新で聴けなくなってしまったこと。
致し方ないことではありますが、ちょっと寂しいですね……。



都電の主力7000形は、7700形になってまだまだ活躍してくれそうです！





＝おしまい＝