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松田 凡吾のブログ一覧

2012年09月29日 イイね!

歴史は繰り返す!?~日産・ブルーバード(U13)

歴史は繰り返す!?~日産・ブルーバード(U13)今回も昨日に引き続いて資料室のカタログの中からお届けしたい。

 ということで、まずは本日の1曲から行きたいところなのだが、私ことゆぅいち、絡みの深い方からは意外に思われるかもしれないが(爆)、浜崎あゆみと同い年だったりする。

 「年齢はおいくつですか?」と聞かれると、「浜崎あゆみと同い年です」と答えてみる。

 その次に「あゆって何歳でしたっけ!?」と返ってくると…

 「私と同い年です!!」(爆)

 もっとも浜村淳の「アランドロンと同い年」のモロパクリだったりするのだが(核爆)



 ということで、本日のカタログは日産の伝統のビッグネーム・ブルーバードだ。

 初代310型発売にあたって、当時の日産社長・川又克二氏が命名した、という話は有名なところだが、実は「スノーバード(ユキホオジロの意)」という名前になる予定だったところ、「スノーバード」だとアメリカでは「ヤク中」の意味になってしまうので変更されたのだとか…((((;゚Д゚))))

 今回UPするのはバブル時代の設計でクオリティの高さは一級品だったものの、セダンのデザインで大幅に損していたU13系。

 U13以前も4ドアはセダンとハードトップの2本立てとなっていたが、それまで「SSS」シリーズと(先代U12だと)「アーバンサルーン」シリーズが両方のボディに相互乗り入れする形態を取っていたモデルだったが、このU13ではセダンをSSS(とEEX)、ハードトップをARX、に分ける販売戦略を取っていた。

 ハードトップのARXは、エレガントで落ち着いた水平基調で、万人受けしやすいスタイルだった。



 画像はモデル途中から登場した、ARXの中でもスポーティ志向の2000スーパーツーリング。

 そして、セダンのデザインは北米のNDIでデザインされた個性的なスタイルとなっていた。



 当時、レパードJフェリーなどにも見られた尻下がりが大きな特徴だった。

 かつて、2代目・410系でも、ピニンファリーナの手による「垂れ尻」デザインを採用、赤ちゃんのオムツがずり落ちかけた様に例えて別名「オムツ型」とも呼ばれたりしてデザインの評価は散々だったのだが…。



 画像は広島県の「みろくの里」に展示してある410ブルだが、コレはマイナーチェンジでケツの垂れ具合を上方修正した後期型。

 ここであえて410以来封印してきた「垂れ尻」を復活させてみたのは良いのだが、これもやはり市場の評価は散々だったようで、逆に同時期のコロナ(T190系。中村雅俊が「コロナ氏」とやってたアレ)はトランクの高い、思い切ったハイデッキスタイルで、「バックがしにくい」と言われつつも人気の方は上々だった。

 女子に限らずクルマのおケツも垂れてるよりツンと上がってる方が好まれたようで…(ぇ

 このU13ブルーバード、バリエーションは実に多彩で、1600ccの廉価版から、唯一の3ナンバー車となった2400cc車まで豊富なラインナップとなっていたのも特徴だ。

 その3ナンバー車だったARX・2.4スーパーツーリングZ。



 なお、SSSにも2.4SSS-Zというのがあったが、このカタログでは既に廃止された後のようで、記述は見当たらなかった…orz

 続いて、1800ccのお手頃モデルだった1800ARX-V。



 この次のU14でも同じことが言えるのだが、1800cc車になるとエアコンがオートでなくマニュアルだったりするあたりがちょっとケチ臭いなぁ…、と感じてしまう。

 そして、セダンのSSSからは、これまたブル史上最後のターボ車になったSSSリミテッドアテーサを。



 先代のU12ではSSS-Rなるコンペティションモデルもあったりしたが、U13にはそれらもなく、既に同じ2000ccターボながらも一回り小ぶりなインプレッサWRXやランエボが幅を利かせつつあった時期なので、正直インパクトに欠けるなぁ…、と感じたものだ。

 そして、2代目・410のSSS以来ラインナップされてきた1600ccを搭載する最後のブルがコチラ。



 やっぱりこのブログ的に最廉価グレードは外せない(爆)ところだが、セダンながらも廉価版は「SSS」を名乗らず、「EEX(イーエックス)」なる独自のシリーズとなっていた。

 画像は最廉価版の1600EEXで、エンジンはキャブレター仕様のGA16DS・97psとなっていた。

 これ以外に2000ディーゼルで多少装備の充実したEEX-Lと、1800ccのビジネス、というのもあった。

 この次のU14になると、シャーシをP11プリメーラと共用し、ターボ車や1600cc車は軒並み廃止、ボディタイプもセダンに絞られ、ラインナップ的には寂しくなった感も拭えないが、これもまだ日産が日産らしかった頃の思い出として、記憶に残しておきたい1台だといえるだろう…。

 フォトギャラにもUPしているので、そちらもご一緒にお楽しみいただきたい♪
Posted at 2012/09/29 15:58:29 | コメント(10) | トラックバック(0) | 図書室 | 日記

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