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紺の豚のブログ一覧

2012年10月28日 イイね!

ランチアランチ2012 4 クラシック・ランチア

ランチアランチ2012 4 クラシック・ランチア最後は私の好物、クラシック・ランチアで締めさせてもらおう。真の意味でのクラシックは戦前までなのだろうが、私には十分クラシック(=古典的で美しく普遍的な物)だと思う。

アウレリアGTの後ろ姿。世界で初めてGTを名乗ったと言われている。ヴィットリオ・ヤーノ設計による世界初の量産V6でもある。バンパーレスのレーシーな仕上がりは珍しい。


その次の世代がフェッシア教授による「フ」で始まる三車。小さい方からフルヴィア・フラヴィア・フラミニア。全てローマから出る街道の名前だ。
根本であるフルヴィアのベルリーナ。ザ・ハコ。でもよく見ると細かいRが付いている。リアフェンダーの繊細なモールに注目して欲しい。一時、無茶苦茶に欲しかった。


内装はボビンメーターで、ミッドセンチュリーな臭いがプンプン。同時代のアルファ・ベルリーナ等に比べて、仕上げはダントツに良い。でも高価すぎて売れず、それが技術主導型のランチアの没落を招いたと言われている。


ラリーランチアでも紹介したフルヴィアクーペ達。

テーマクラブのSさん所有の1.2HFのエンジンルーム。435台しかない貴重な個体だ。45度倒された狭角V4がよく判る。素晴らしく美しいエンジンルームだ。


フラミニア三態。
ピニンファリーナクーペ。関西の個体で、私もエッセレバンビーノで一緒だったのだが、この個体の写真ばかりを撮っていた。これは鉄ボディー。Cピラーの下の角にこっそりランチアマークが付いているのは、現代のテージスやリブラにも受け継がれている。



フラミニア・スポルト・ザガート。これはアルミボディ。森さんの個体だ。これを自分でレストアして完調にして、亀岡の田舎で気候のいい時はこれで飛ばしているとのこと。私も一度同乗したが素晴らしい調子だった。

ザガートらしいダブルバブルと、流麗なリアのライン。


そして、フラミニア・スーパースポルト・ザガート。当然アルミボディだ。
スポルトの更にハイチューン版。徳島でstratosさんが乗って来て来て下さったのは、コレのガンメタだった。


美しい。
見果てぬ夢かも知れないが、何とかしていつか手に入れたいものだ。
Posted at 2012/10/28 23:07:35 | コメント(8) | トラックバック(0) | クラシックカー | 日記
2012年10月28日 イイね!

ランチアランチ2012 3 ラリーランチアの時代

ランチアランチ2012 3  ラリーランチアの時代今回はストラトス誕生40周年。やはりラリーランチアと同時代のグループ4、グループB/Aのクルマ達は外せないだろう。










今回は15台ものストラトスが集合した。

一列に並んで逆光の中に並ぶストラダーレ達。

沢山参加して居るので横から。

前から。

日本全体で50台も存在するらしい。パーバスビルドマシンの最たるものだが、機能を突き詰めた器械の美しさが有る。

この機会を捉えて、グループB/Aマシンが集合していた。
地元の日産、240RS


フランス三大メーカーの共演。
ルノー5ターボ ラリー仕様


プジョー205ターボ16



そして希少なシトロエンBX 4TC。雑誌でしか見なかった個体だ。


ランチア-フィアットのもう一つのウェポン、131ラリー。


やっぱり美しい。ランチアラリー037 コンペティツィオーネ。後ろのデルタもグループAカーだろうな。アリタリアカラーはお約束。


ラリーランチアのと言えば、フルヴィアは外せない。今年のミルキーウェイのパンフレットになった、お友達Fさんのフルヴィアクーペ。


もう一台のラリーフルヴィア、フルヴィア・スポルト・ザガート

いわゆるFIAペーパ−の付いた個体だと思う。

もう一方の雄、アルピーヌA110も集結。


さてマイナーながら忘れられないクルマ達。
元祖フライング・フィン、シモ・ランピネン氏が嬉々として振り回していたサーブ93。モンテカルロ850の銘板がある。

エンジンは2サイクル3気筒。


元オペラーとして、忘れちゃいけない、マンタGT。


フィアット128ラリー。ジャンニーニ・ラリー仕様は好ましいなあ。


椅子で森さん達とマッタリしていたら、大会会長で忙しいはずのstratosさんが大急ぎでやって来た。
「今だったら、みんなのサイン貰えるから一緒に来て!」
「でも、何も用意してないし…そんなに忙しいのにイイですよ…」
「いいから。僕が写真持ってるから!」
忙しいのに、わざわざランピネン氏と、元ベルトーネの広報部長ジャン・ペッペ・パニッコ氏の所まで行って、"My friend!"と紹介してサインをもらってくれた。写真も各人が運転して居る写真を大伸ばししたものだ。そんなのを用意して下さってるなんて...凄過ぎます!

「サンドロにももらってあげるから、待ってて!」と本部裏へ。ムナーリ氏の横で通訳してるのは野口裕子さんだし、CG記者の早田さんなどが取材をしたり、待ってるじゃないですか!でもちょっとの切れ間に"My Amigo!"と紹介してサインしてもらってしまった!


stratosさん、忙しいのに本当にわざわざ申し訳ありません。涙が出るほど嬉しかったです!

最後にやっぱりグループ4ストラトスの三台をお見せしておこう。細かくは鮎川雅樹さんのすばらしいブログを参照して下さい。


そしてstratosさんのニューカー、ロスマンズGr.4!


アリタリアカラーでなく、ちゃんとその車歴に一致したカラーリングが素晴らしい。イタリアで組み終わって、前日に空輸されてきたばかりだが、
「いやー、僕も少し乗りましたけど、2000-3000しか廻してないのに、周りから、『4000や5000回転も廻していいの?』と言われる程速いんですよ。いいです!」と感激されていた。でも
「サンドロに乗ってもらったら、いきなり全開ですよ。びっくりしましたね。でも、本当に全開にはしていないと信じてるんですけどね。」
stratos さんの個人的つながりが無ければ、これだけのゲストは呼べなかっただろう。前後のアテンドや旅費等を考えれば、かなり個人的持ち出しになるはず。本当に感謝したい。
Posted at 2012/10/28 11:16:16 | コメント(5) | トラックバック(0) | 面白いクルマ | 日記
2012年10月27日 イイね!

ランチアランチ2012 2 お友達との遭遇

ランチアランチ2012 2 お友達との遭遇10/21は朝から快晴!7時半に何とか起床。食事に降りるとstratosさんを始めいろんなお知り合いに会えた。Mさんとしんちゃんは3時間睡眠だったようだが、何とか朝食を取っている。しんちゃん、朝から納豆4パック食べてる!典型的やせの大食いだな。体脂肪率3%って言ってたっけ(笑)
「先に車を移動しておきますね。」
と言い、身支度を整え会場に456を回す。ランチア車でないので、肩身が狭い。デルタの向うの端っこにしか空きがないな、と思ってそこに止めようとすると、
「こっちのカウンタックの横に空きがあります!」
とやたら舞台に近い良い場所に案内されてしまった。
隣は..おお、ショウタンさんのカムシン!

エンジンルームはきれいだが、左横にはハイドロLHMの缶が。「デビルマンの血は見たくない」@ブルース・ウェインさん(爆)

隣のカウンタックはすばらしい色だ。この山形ナンバーは、もしかしてみんカラでお見かけした事のあるnobu4284さん?

拭き上げておられる方に
「きれいですねー!オーナーさんですか?」
「いえいえ、あちらにオーナ−さんが居られますよ。」

近寄って行き、
「初めまして。みんカラの紺の豚と言います。ショウタンさんとstratosさんの友達で。」
「おお、初めまして!nobu4284です!」
としっかり名刺をいただく。やっぱりクルマの名刺が欲しいなあ。
「きれいな色ですね!」
「全塗装したところですから。」
しかし内装も美しい!

二台のヒップラインもきれいだ。どちらもガンディーニ作。あ、ストラトス40年だからガンディーニ作の二台が呼ばれたのか。ベルトーネの広報の方も来られてるしなあ。

丁度ショウタンさんも登場。
「美人の奥さんは今日はどうしたんですか?」
「今日は体調が悪くてゆっくり寝てます」
あらら、大変。
「まさか自走で来たりしてないでしょうね?!」
「ちゃんと陸送してもらいましたよ。」
良かった。
「お二人が居られるという事は、サルトルさんとかも来られてるんですか?」と私。
「あちらにアニトル大王が居られますよ。謁見して来られたらどうですか?(笑)」
「いや〜。恐れ多くて。またの機会があったらということにさせて下さい(笑)」

折角みんカラ友達で三台並んだので記念写真。多分stratosさんがこうなるよう考えて下さったんだろう。ありがとうございます。456、地味(笑)


今回はいろんな人に出会えた。
テーマクラブのOさんYさんTさんたち。
みんカラ友達のショウタンさんやstratosさん、そしてこれでお友達になったnobu4284さん。
クラシックカーのお知り合いである、亀岡トライアルランドの森さんご夫婦、そしてミルキー中毒のフルヴィアスポルトザガートのKei&Eriさん。フルヴィア1.2HFのSさん。とにかくいろんな人とお会い出来たので、クルマを見てる以外は、ずっと話をしていた気がする。

その後はクルマを見て回る。
ラリー車はその3、クラシックランチアはその4を予定しているので、それ以外に目についたクルマを。

午後にすごい音をさせてくるクルマが..と思っていたら、もう一台のガンディーニ作、ミウラ。キャステルの鞍さんが自分で運転してこられた。一見して「きれい!」でもツヤツヤの感じ。


隣に止まった車は、フィアット・アバルト850TCニュルブルクリンク。マラネロを買った直後に話が来たのだが、間が悪かった。逆なら、今頃ヴィンテージ・アバルト乗りだったのに。


ビアルベーロで売りに出していた、ランチア・ゼータ。一時結構欲しかった。総アルカンターラ張りの内装がいいんだけどな。2006年にミキ・ビアシオンが来た時は、これをスピンターンさせて満場の喝采だったなあ。


やっぱりカッコイイ。ベータモンテカルロ。色も良いなあ。


うーん、カッパのそれも2ドアクーペとは、上級者と見た!(笑)関西のナンバーでびっくり。


いつまでも欲しいと思ってしまう、テージス。こういうツートーンの特別仕様車があったらしい。下品にならないところが流石。


イプシロンももう三代目。初期の「フミア・イプシロン」も少なくなった。何度も買いかけたり、ヤフオクでポチりそうになったっけ。

今一番欲しいかも。イプシロンツインエアー。



亀岡トライアルランドの森さんご夫婦と、森さんのトライアルバイクのお友達とで、本部テントの横の日陰に椅子を出して、ずっとゆっくり座って話をしていた。このイプシロンの話が出て、
「900cc二気筒なんだってね。全然知らんかったわ」とMさんに言われ、
「ええ、でもターボで90馬力ちかいし、自動変速のマニュアルミッションですし、5ナンバーですし...」と語ってしまい、
「まるでこのクルマのセールスマンみたいよ。売って回ったら!(爆)」
と奥さんに大笑いされた。

実はそこで話し込んでいて、他のお友達とも話ばかりしていて、全然デモランを見ていない。youtubeやCGTVでやるだろうから、まあいいかと思ってしまう私は、スポーツランにはあまり興味が無いのかも。

まるで地平線まで続くように思われるデルタ軍団。


その中で、やっぱり愛いと思うのは、ナローボディのHF 4WDまでだったりする。


しかし現代車は大きい。テーマクラブのOさんの横に現行デルタが止まっているが、ほとんど大きさが変わらない。ちょっと大きすぎないか?


本当にいい天気だ。お、富士山が見えてる!


暑くなって来たので、すこし場外に出てみた。外の駐車場に行くと、こんなクルマが。

360時代のフロンテクーペ。濃い味のクルマばかり見ていたので、何だかホッとする(笑)

多分テーマクラブのYさんのと思う8.32。ちゃんと日陰に停めて、インパネの皮の保護を考えておられるのだろう。


ルノーサンクGTターボ。これもガンディーニデザイン。一度神戸から高知の自動車博物館までこれに乗せてもらったが、速い!


アルファ二台のおしり。このごろイタ車のお尻フェチかも。ジウジアーロの現行スパイダーとザガートのSZ。


久しぶりに見た、25バカラ。この内装もガンディーニらしい。


さあ、日も西に傾いた。そろそろお開きかな。森さんのフラミニア・ザガート・スポルトがきれいに光っている。

森さんは私とkotaroさんのお師匠さんだ。
「ヨーロッパだと、モナコでヒストリックカーレースが夕方に終わって、それから自走でイギリスまで帰るなんて当たり前なんやわ。」と言われるので、
「え、ドーバーまででも1000キロあるでしょ?大変やないですか。」
「そこをすっ飛ばして帰るんや。日本人はそういう使い方はせえへんなあ。あいつら、外装はぼろでも、とにかくしっかり整備して走って行きよるからなあ。日本人は外装はピカピカでも走るのには黒煙上げよる。それは自動車としてはあかんのとちゃうやろか。」
そういう意味では、自走で帰る我々はヨーロッパ風なんだろうか(笑)でも、帰りが大変だった訳だし、黒煙も上げてるなあ(爆)

「そう言えば、去年ミルキーウェイに出はった勝部さんなんやけど。」
「ああ、DB5で出られて古稀のお祝いをされた。」
「そうそう。今年も行くから、ぜひ一緒に行こうって泣きつかれてなあ。」
ここにも中毒者がもう一人。勝部さんのようなベテランをも引きつける恐ろしいラリーだ。
「何で行かれるんですか?このフラミニア?それともアストンDB5?」
「いや、モーガンスリーホイーラーやねん。」
え、ラフェスタ・プリマヴェーラでお二人で何とか完走した、あの戦前型の?!」
「そうやねん。さすがにトランポで行くか、自走するか、考えてるんやけどな。」
帰り450キロありますよ、森さん。そんな無茶な!
「一緒にフェリーで往復しましょうよ。トランポで450はキツいですよ。」

「そう言えば森さん、ここまでも自走ですよね。昨日朝立たれたんですか?」
「いや、こっちに友達が居ってな、そこを訪ねたんや。今日もこれから箱根でラフェスタ・アウトゥーノに出てはる青井さんや、アウレリアB24スパイダーで出てはるOさんの所に行って、そのあと静岡の友達の所へ行くつもりや。」
とても古稀ちかいとは思われない。我々も頑張らねば(笑)

次はラリー車編の予定。
Posted at 2012/10/27 18:13:51 | コメント(10) | トラックバック(0) | 面白いクルマ | 日記
2012年10月25日 イイね!

ランチアランチ2012 1 往路&復路

ランチアランチ2012 1 往路&復路10/20-21、ランチアランチ2012が大磯プリンスホテルで開催された。大阪から450キロもあるので、どうしようか迷っていたのだが、みんカラ友達になったstratosさんが「ムナーリも来るし、456でいいからぜひ!」と言って下さったので、伺うことにした。ドライバー1人だと大変だが、幸いにして昔からテーマクラブ等で友達の、和歌山のMさんがコドライバーを引き受けてくださったので、安心して向かうことにした。土曜日15時半まで仕事で拘束されていたので、それから夜中までに450キロ先の大磯まで到達しないくてはならない。

前日給油しようとGSに行くと、ガソリンキャップが開かない!新しいキャップを閉めこみすぎた上に、強く院圧が掛かっているようだ。仕方がないので、土曜日16時出発直前にもう一度GSに。セルフのスタンドだが、ちゃんとお兄ちゃんが工具を掛けてくれて、開けてくれた。開かなければ断念するところだ。しょっぱなから悪い予感。
和歌山からMさんと友達のプロロードレーサーしんちゃんが到着して、17時に大阪を出発。エンジンの調子はそれほど悪くないが、再始動するたびにすべての気筒が動いている場合と動かない場合があるようで、後者だと少し回転感に雑味があるのと、超低速トルクが痩せているので、判るようになってしまった。1気筒死んでいると、リトラクタブルライトが小刻みに揺れるので判る(汗)最初は自分だけが認識できたのだが、そのうちにMさんにも判るように。二速や三速で高負荷を掛けると、やっぱり黒い煙を吐く。あとで良く見ると、リアに点々と不完全燃焼によるらしいしみがびっしりと付いていた。1-2気筒かぶってて、触媒を焼損するとまずいな...。
大津でMさんと交代。ゆっくり夕食をとり、19時に出発。
「低速トルク、おかしいの判ります?」
「12気筒だから、低速トルクが十分あるので、わかりませんよ、これ。」
いつもの愛車はカッパセダン2.4L 直5だが、トルクは別物のようだ。
でもMさんから
「これ、クーラントの臭いがしますよ。エアコン入れると、ほら窓が曇ってくる。これはヒーターコアから漏れてますね。」
「言われるとそうですね。窓の曇るのは私が受け継いでからずっとなんですけど...エアコンがバカなのか、ドレインが詰まってるんだと思ってました。」
今でこそ自転車屋だが、昔はイタ車のショップもやっておられたので、診断能力は高いと思っている。
「これ、リアのダイナミックバランス狂ってません?バランスウウェイト飛ばしたとか」
「そうじゃなくて1気筒おかしいんでしょう。」
「あ、今の瞬間から良くなった。」
「やっぱり、電気系ですかね?」
うーん、ちょっと不安。

しかし、走るうちにどんどん調子が上がってきた。新名神はあっという間だった。Mさんはここぞとばかり右車線でガンガン飛ばし、どかない車にはパッシングもしている。クルマがクルマなのでどうしてもそういう走りになるのは判るけど、ちょっと下品(笑)伊勢湾岸道を快調に飛ばし、東名から新東名に。ガソリン計が不動なので、オドメータから考えると、そろそろ給油だ。浜松のSAに21時に滑り込む。ドキドキしながら給油する(新東名はすべてセルフ?)が、ちゃんとキャップは開いた。ホッとする。
SAはほんとに綺麗だった。とにかく広々としていて気持ちが良い。大津でちゃんとうどん定食を食べた三人だが、小腹が空いてしまい小さい丼(私のみフルサイズのシラス丼)をいただく。しんちゃんは50キロないスリムさだが、現役選手は良く食べる!

浜松で交代、再び自分で運転。しっかりセルを長めに回して始動。結構調子が良くなっている。新東名は設計速度120キロらしいが、これを100キロ制限にしておく方が罪だろうと思われるほど走りやすい。速度計は盤面の上近くを指したままだ。Mさんはお疲れのようで後部座席で熟睡、しんちゃんとロードレースの奥深さやオーディオの話で盛り上がりながらあっという間に大磯着。23時15分。ちゃんとグランドツアラー(GT)としての役割を果たしている。前夜祭の二次会に出ているstratosさんに少し挨拶をして、翌日に備えて就寝した。

翌日のランチアランチ自体に関しては、続編をおたのしみに。うちのmacのiPhoto(画像データベースアプリ)とそれを入れているHDが破損した。Time capsuleからバックアップを再構築するのに丸一日かかっていて、写真がアップできないので(涙)

日曜日16時、さあ帰宅へ。
あれ、一日置いていたら、運転席の少し前に直径60センチほどの水の染みが...嫌な予感。横から見てみても、特に漏れは見えない。リザーブタンクを見ると、底に少し水面が見えている。これなら大丈夫かな、と残りの二人を乗せて出発。
ところがホテルを出て5分で水温が100度以上に上昇!ファンもちゃんとまわっているのに!とにかく一号線沿いのコンビニにピットイン。ボンネットを開ける。
「ファンは回ってるけど温風が後ろに出てない!冷却水がないんです!すぐ水を!」とMさん。
すぐ2Lの水を買って、リザーブタンクを慎重に開けてくれるMさんの横から注入!最終的には4リッター入った。うげ。やっぱりヒーターコアから漏れてるんだろう。祈るような気持ちで再始動する。水温は90度で安定した。ちゃんと温風がラジエーターから吹き出す。助かったかな?
エアコンを使わず、窓を開けて秦野大井インターへ。水温油温油圧とも正常。エアコンを掛けるとやっぱり壮大に窓のくもりが出る。でもそのまま安定して西へ走り出した。

夕暮れの箱根超えはすばらしかった。夕焼けの逆光線に浮かび上がる富士山。出張などで良く見ている富士山だが、こんなに美しい富士山は初めてだ。エンジン回転も快調。何とか大阪まで保ってくれ!快調に走り、静岡SAで休憩。行きと異なり、かなりの交通量なので、アベレージが上がらない。SAの駐車場も一杯だった。新東名と東名のジャンクション付近で事故、渋滞15キロと出ている。これはどれ位かかるか…給油は順調だったのでホッとする。水温は大丈夫。

Mさんに交代してひたすら西下。またバンバンパッシングで追い越して行く。追い越された皆さん、下品ですみませんでした。東名との合流まであと三キロと言うところから、全く動かなくなった。それから本線に合流するまで90分!合流してから8キロの渋滞が60分!何度もMさんに代わろうと言うのだが、うんといってもらえない。
仕方がないので、二人の出身地和歌山弁を取り上げたHP、「和歌山弁エクスプローラー」で三人で盛り上がる(笑)エンジンの息継ぎが時々起こるようになる。まるでキブ車のようだな。その度にエンジンを吹かして何とかやり過ごす。エアコンも切って窓を開けて…水温は大丈夫なようだ。途中でしんちゃんと前後席を交替し、初めて後席に乗る。広くはないが結構快適。リアガラスに頭が付くけど、これなら2時間くらいまでなら大丈夫だな。女性なら楽勝だと思う。エアコンが直撃で前席よりずっと寒い事に気付いた。

ヘロヘロで伊勢湾岸道の刈谷SAに着いたのが22時半。そこではすべての売店が閉まっていて、サークルKで辛くも食糧調達ができた。

その後は私が快調に飛ばし、P6で因縁の鈴鹿トンネルも一気に超えて、大阪には零時15分着。六時間の予定が八時間半だった。456よ、やっと何とか辿り着いたぞ!!

Mさんホントに助かりました。ありがとう。

火曜日にT工場長に説明。
「それは自走危なそうですね。キャリアカーでー引き取りに行きます。」
またローバー75一台になった(涙)

Posted at 2012/10/25 15:30:20 | コメント(6) | トラックバック(0) | 456 | 日記
2012年10月14日 イイね!

2012 CGオータムミート

2012 CGオータムミートこの記事は、CGオータムミートについて書いています。

今年もCGオータムミートが道の駅みきで開催された。昨年はP6で行き、編集長賞をいただくと同時に松任谷正隆さんに
「このルーフが奇麗だともっといいんだけどねえ」
と言われたので、勇躍張り替えたのだが、エンジンブロー(詳細は又報告します)で現在エンジン積み替え中だ。ちょっとミスマッチだけど456で出かけよう。

阪神高速池田線→中国道→山陽道につれ交通量が減り、アベレージが上がって行く。朝一番はアイドリングの不安定さが有ったのだが、山陽道を1○○キロで巡航したら、やたら調子が上がって来た。やっぱり時々高速ロングランをしないと駄目だな。
会場に着いたのは9時45分、丁度自宅から1時間だ。入った順に止めさせてもらうと、何と横にはあのトリブート・フェラーリが!

思わず出て来たオーナーさんに
「奇麗ですねーー!」と言ってしまった。以前のブログであんなに嫌ってたのに(笑)
「いえいえ、ホンモノにはかないませんよ」
「でも、私実はブログでこれのことぼろくそに書いたんですけど(笑)、実車を見るといいなあ。黄色と赤と、あとなに色がありましたっけ?」
「紺とグレーがありますよ。でも、これセールスにおだてられちゃって、半分だまされたようなもんですよ。」
え?
「この前は156に乗ってたんですけど、定期点検に行ったら『こんどトリブート・フェラーリってのが出るんですよ』て言われて。良いなあと思ったけど『中古が出たらね』と言ったんです。そしたら『これは人気が出ますから、ぜったい中古出にくいし、出ても高いですよ。今なら最後の2台!』って言われて...買っちゃったんです。」
なかなか男前な話だ(笑)

早速会場を回る。色んな車がある。ebaebaebaさんとなるべく被らないように...
回っている間に、CGクラブのスタッフの人に声をかけられる。あ、以前クアトロポルテ撮影会をした、Nさんだ!
「こんにちは。再来年くらいスタッフしてみませんか?」
「え、勘弁して下さいよ。仕事上の役職も逃げ回ってるんですから」
「まあ、楽しんで行って下さい」
他のスタッフさんにも声をかけられた。
「紺の豚さんですか?いつも見ています」
「うわーありがとうございます。12気筒に乗っているような気持ちになっていただければ嬉しいです。」
「でも大変そうですね。」
「ええ、今日も少し調子が悪くて...」
見て下さってるとうれしいな。

1)ヘンな、でも好きな車たち
これは仕事で同期の林道オタクが欲しがってたなあ、レオーネRXII。この時代にツインキャブでグロス100馬力っていったい...結局彼はその後のフルタイム四駆ターボを買ったっけ。

シトロエンGS。kotaroさんの好物。kotaroさんによると「後期のGSAの1.2Lよりこの初期の1015は良いんだよー。軽くて」だそうな。

リアのFマークの横に1015と書いたフランス語のステッカーが。

これは初めて見た。VW Type2のピックアップ、ロングキャブ。なかなかのヤレ方。

アルファ6(セイ)。間延びしたアルフェッタみたいだが、名機アルファV6を初めて搭載したクルマだ。実車は初めて見た。久留米から親子で自走してきたそうだ。

このおしりだけで判れば、あなたも立派ないすず党。

なるほど。アスカか。stelvio さんのピアッツァとちゃんと並んでいる。

こういうのにムラムラするようになったのは、meganet さんのお蔭だ(笑)。Y31(Y30の間違いでした)セドリック。中は何とも言えない日産車らしいモケットと、絶壁インパネだ。


2)妙な角度
昨年も見たシトロエンC5のおしり。C6と同じくリアガラスが前に向かって凸。こっそり変な形だ。

これはMG-RV8。リアのスクリーンだけを開けていたので、斜め上から車内を。

タイトだけどいいなあ。P6にも乗っているローバーV8をしっかり味わうなら、これだろうな。

3)軍団たち
117軍団。これ以外にもすごい数だった。

クラシックレンジ軍団。P6をこっそり横に並べたかったなあ。同じスペン・キングの作。

ビート軍団。これもじつはピニンファリーナらしい。348を小さくするとこうなるのかな?


4)美しいクルマたち。
プジョー406クーペ。内装のタン革もきれいだ。やっぱりピニンファリーナが好き。

ミウラ二台。黒の個体は大阪33ナンバー。先週のリエゾンクラシックカーフェスティバルにもエントリーされていた。

みんカラ友達のutmさんの575M。惚れ惚れする美しさ。ご本人も長身のダンディ。


5)二台を比べると。
ジャガーEタイプ(アメリカではXK-E)と現代のXK。どちらも美しい。Eタイプはライトウェイト風のモディファイが好ましい感じだ。

いま急に見直して来て「いいなあ」と思う旧型アルファスパイダー、シリーズ3と4。どちらの赤にしようかな。

同じプラットフォームでもこれくらい作り分けられたら。500とイプシロン。どっちも好きなので迷う。

同じEセグメントのワゴンでも、現代車はこれだけボンネットが高くて、かつホイールがでかい。オペル・オメガワゴンとC5ブレーク。

C5、イイクルマだと思うんだけど、やっぱり大き過ぎる気がしてしまう。

6)では続いて、お友達を。
テーマクラブでのお友達、Oさん。テーマはこれ一台だったなあ。私にとって、8.32はいつまでたっても特別なクルマだ。

テーマクラブで10年以上お友達。プントカブリオレのDIY派、ebaebaebaさん。

多分こういう角度ってあんまり撮ってないんじゃない?(笑)4人しっかり乗れるオープン、いつまでも欲しい気持ちにさせられる。

そして、以前からぜひお会いしたかった、ムルティプラの狼さん。

これもわざと後ろから。ボディの程度の良さに驚きました。
そして、番長(笑)roadkingさんとのツーショット。

お二人とお話できて、本当に良かった。二人乗りで上の駐車場にポロポロ向かう姿は、超可愛かったです(笑)
あ、そして写真撮り忘れてる...ウーノターボのよし丸さん!ごめんね!でも皆さんとebaebaebaさんをお引き合わせできて、ホントに良かったです。

ムルティプラの狼さんから、名刺代わりのナラナラ団ステッカーをいただいた。roadkingさんが、
「丁度これフェラーリのノーズのエンブレムにぴったりじゃないですか?」
と言われたので、帰宅してから貼ってみた。

ぴったり。びっくり。フェラーリを覆い隠すようにするとは..ナラナラ団恐るべし!しばらく貼っておこう(笑)
Posted at 2012/10/14 23:25:17 | コメント(15) | トラックバック(0) | クルマ一般 | 日記

プロフィール

「@KEI@FSZ 修学旅行以来でしたが、やはり素晴らしかったです。来年も行きたいです」
何シテル?   06/07 08:23
紺の豚です。 「飛ばさねぇ豚はただの豚だ」 でも、三角窓を使うには、それほど飛ばせない(笑)。 よろしくお願いします。
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