ポルシェ356　予備のデスビを再検証

23日は草刈りを予定していたが、10時頃まで雨が降り続いたので、急遽、デスビの再検証を実施しました。

※2月に、予備のデスビ（VJ4 BR9）の検証を行った際に、2500回転を超えると不自然なエンジン音がしたのでNGとして、取り外しておいたのを、8月にOHしておきました。


検証結果は、やはり「NG」でした。
不自然なエンジン音の原因は、倍以上進角している事が、判明しました。滝汗）


ボッシュ・ディストリビューター　VJ4 BR9

左：今回検証した物　　　右：現在使用中の物




「予備のデスビを取り付け」
クランクプーリーを0度（＃１ピストンの圧縮上死点）に合わせ、デスビ本体のマークとローターの中心を合わせます。



「※エンジンを始動して、点火時期を合わせます。」

タイミングライトを当てると、この様に止まって見えます。　　・・・・　想像図

点火時期を、デスビを回して5度の位置に合わせます。
私のは5度の位置に、削ったマークがあります。
赤：０度　　黄：5度　　緑：25度


確認すると、倍以上（50度）進角して、エンジン音も変わりました。　汗）

結果は、NGです！

現在取り付けてあるデスビの進角　（正常？）

※2500回転で、30度弱進角しています。

デスビの進角カーブ　　VJ4 BR9は、BR18とカーブは同等


正常な進角


異常な進角


不調原因が判明したので、お正月休みはデスビを分解して、原因究明します。

60年前のパーツで入手困難なので、修理して使える様にしたいです。
最悪は、部品取りになります。

新品パーツの交換なら、簡単なのですが・・・・・・・汗）。

これが、ビンテージカーの楽しみでもあります。　^_^


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