レースペースが命 スーパーGT第6戦鈴鹿

スーパーGTは2度目の鈴鹿開催でした。
天気も良くって現地観戦してたら気持ちよかっただろうなぁ。
タイトル画像はスーパーGTでは各サーキットのSCではなく、シリーズ用のSCを使うんですね。スープラのSC。


昨日の予選で1セクターを全体ベストで飛ばしていた松田選手、ダンロップコーナーで外の縁石に乗ってしまって跳ねてしまった影響でスポンジバリアまで突っ込んでしまい、予選結果はタイム無し・決勝は最後尾からのスタートでした。
が、途中までもイイペースで追い上げていたところ埼玉スープラ起因のSCのタイミングに助けられてトップ浮上。柿元さんによるとSCのタイミングでタイヤ交換するのはプランニングされていたらしいですが、スーパースペシャルナイスタイミングではありました。
SC解除後のペースは文句のつけようが無く、優勝しましたね。
松田選手は優勝後のインタビューで予選のクラッシュについて「乗れているからこそのクラッシュ」と言及。ムカシ、デグナーで飛んでったガイジンドライバーを「あんなに飛んでくのは踏んでいる証拠」と言ってくれたカントクさんの所で走っていただけはある。

前回の富士でSC中の追い越しでのペナルティで権利を失っていた#12でしたが、今回のレースである程度払拭出来たかと思います。

もちろんカントクは1位以外はダメでしょうけど(笑)
佐々木選手はオーバーテイクで魅せることが出来たし、平峰選手も気迫あふれるアウトラップ（警告になったらしいけど）で#8を抑えて順位をキープしていました。
こういうカルソニックカラーのレーシングカーを観たいんだ、という気持ちを再確認。

その抜けなかった#8でしたが、終盤での#3が合流したバトルは見応えありました。#38も追いついてきていて復調の兆しかな。
次戦に期待。

300は重いウェイトハンデのクルマが多くて普段の走りを出来ていない所が多いでしょう。予選ではP1をゲットした#96が序盤10Lap行かないうちに失速していったのもウェイトの影響はあるでしょうね。
300の先頭争いはSC導入のタイミングでピットを済ませていた組とステイしていた上位陣で明暗が分かれてしまいましたが、今回は同一ラップでのSC解除だったので「まだマシ」でした。
TV観戦だったのでダイジェスト中にさせたのか整列を本当にしたんだろうか？と思うほど異常にスムーズでした。

勝つためにクルマを替えてきたのに全く勝負になっていない#25ですが、MC勢が勝ち負けしているのを見ると本当に歯がゆいでしょう。
頑張っていないチームは無いだろうし頑張っていないドライバーも居ないです。
結果を獲得できるのは1チームです。
でもそれが競争の魅力。今日のJスポはカズキの解説が冴えていました。（#64が気になるのが伝わってきてなんだかホンワカ）

クルマには関係ないですが、レースという意味ではモータースポーツのご先祖であるホースレーシング。
無敗の3冠馬が3頭目。
その3冠馬コントレイルの父が無敗の3冠馬ディープインパクト。
競馬なんて理不尽の世界ですからスーパーホースの仔が鳴かず飛ばずなんて普通の事。そんな中で親子2代の無敗3冠。（ちなみにもう1頭の無敗3冠馬シンボリルドルフの仔トウカイテイオーは無敗2冠故障で3冠目回避これもスゴイ）
今年は牝馬3冠も達成していたし競馬界はビッグイヤーですね。
競馬も観に行って撮影したいなぁ。

今回不運だったチームは次は幸運が来るかもしれません。
また応援しますね～♪