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たけぱのブログ一覧

2020年09月27日 イイね!

チーム力 スーパーフォーミュラ第2戦岡山

チーム力 スーパーフォーミュラ第2戦岡山観客入れて2戦目ですよね。GTはまだ無観客なのですが。
予選は岡山大得意の平川選手がQ1落ちピンチの所、アタックラップを続けて危機一髪で突破出来たのが大きかったですね。
ルーキーや代役参戦の若手は予選でのスピードはあるのですが、レース開始時の混乱回避スキルだったりレース全体を見てのペース配分などがベテラン勢にはまだ及ばないのですかね。もちろんベテラン勢はそこが武器なんですが(笑)

レースは序盤は荒れました。フォーメーションラップでクラッシュ(#3)があって赤旗中断からのリスタートで予選2番手の#36がスタートで遅れたのがきっかけとなった混乱で若手の上位スタートになっていた#4と#64がリタイヤ直接のトリガーとなってしまった#65がフロントウイングを壊してピットへ。
ベテラン勢はセルモの2台(一人はベテランじゃないか(笑))がジャンプアップで2番手と3番手につけているのと#1や#19などレース巧者が混乱をかわしてレースを組み立てなおしました。

ここでタイヤ交換義務が復活したレースフォーマットにより10周目以降にタイヤ交換をする必要がありますが、ここでタイヤを替えてしまう組とステイアウト組に分かれました。
結果的に優勝する#39と2番手になる#38の作戦を分けた立川監督の判断が素晴らしかったですね。
もしもトラブルが発生してSC導入があった場合でも2台のうちどちらかが生き残るようにしていますね。素晴らしかった。
対するポールを獲っていたインパルは早めに2台入れています。このあたりがチームで考えているのと個人のベストを優先している事の違いでしょうか。
結果的には両者甲乙つけがたいプランだったのですけどね。

ステイアウトし続けたニックの走りも素晴らしかった。
終盤に軽くなった車重でペースが上がることをわかったうえでのプランだったのでしょうかね。これもドライバーのスキルを信じての事でしょうね。
結果予選の失敗を取り返す3位表彰台。

中盤まで素晴らしいペースでラップを重ねていく石浦選手。
コンマ数秒の誤差で速いラップを重ねて先にタイヤ交換義務を果たした坪井選手とのギャップを見てのレースでした。
終盤のバトルはチーム首脳としての判断を優先させるかドライバーとしてのプライドを優先するかムズカシイ判断だったと思います。(そうは言わないと思いますが)

坪井選手は待望の初優勝ですね。
昨年のピットウォークでF3時代の写真にサインを入れてもらった時に「だいぶ懐かしいですね♪」と言っていたのが印象に残ってます。最早先しか見ていないんだなと。
良いレースでした。今シーズンのモティベーションを感じました。
そろそろイイかな?
Posted at 2020/09/27 18:31:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | フォーミュラ | 日記
2020年09月21日 イイね!

オレのLMP1

オレのLMP1今年のル・マン終了しました。
結果としては総合はトヨタ8号車の3連覇。ブエミと一貴は3連覇でハートレーはポルシェ919ハイブリッドでの勝利以来の2勝目。
ブエミとハートレーのレッドブル出身ドライバーに挟まれるカズキの構図。今回はそれほど苦労は無かったのかもしれない。(メガネ効果か(笑))
WECのシリーズとしてはもう1ラウンド、バーレーンがあるのですが、殆ど終わった雰囲気です。
タイトル画像は懐かしい2012年のトヨタのピットボックス。ウインドウズXPなのが・・・(笑)


今年のJスポの実況は長丁場の実況で真価を発揮する無尽蔵のネタを持つ由良さん=サッシャ=ツギオ組の勝利。本当に良いパートでした。
由良さんは空力をメインに解説されるので例のエイドリアン・ニューウェイ著の「HOW TO BUILD A CAR」を読むと風洞実験の実験と結果の反映ループが良くわかったような気になって面白いと思いますよ。
空力で得た結果をどのように反映させるのか?結果をフィードバックするのに必要な変更(ギヤボックス配置だったりバッテリーの格納場所だったり)を反映してまた実験する・・・今のF1がいかに風洞を回せるのかがポイントになっていることもわかります。
現在のLMP1Hはそこまでを要求されているのかはライバル不在なので不明ですが、空力を使ったドライバビリティ向上によってACOのEoT変更に対応しようというところがあったのかもしれません。
Jスポコメンタリーは今回も甲乙つけがたいラインアップで24時間の完全中継を行ってくれました。本当に大変だったと思います。(終盤はSBKとWRCとDTMとツールとかメチャクチャ状態)

その中でも印象に残ったのは高橋二朗さんが言及していたアポロ計画のアポロ13号のトラブルを引用していたこと。これはかなりピンときました。
私自身は13号の事故自体よりもアポロ計画そのものがトヨタのLMP1プロジェクトと重なって見えるところがありました。
マーキュリー→ジェミニ→アポロとステップを踏んでロケット・宇宙船開発していくのみならず、宇宙飛行士の訓練やプロジェクト開発チーム構築の手法など。CMMIのレベルがどうとかいうヤツですね。
もちろん現代のレース・モータースポーツも巨額の費用を投じるのでチーム構築があいまいで行き当たりばったりでは結果を残せません。(近年ではFFGT-R開発が典型的)
TS010→TS020→TS030から050の3ステップは継続性は無いのですがル・マンというターゲットに少しづつ近づいて攻略してきたわけです。
ちなみにアポロ計画の地上オペレーションの凄さは(NHKで見ただけですが)現在のホンダF1のさくらで行われているリモート支援と比較しても遜色ないレベルと思います。

脱線しますね。
マーガレット・ハミルトン(AGCのコードを書いた女性ソフトウェアエンジニア)が自分の子どもを連れてコードを書いていた時に子どもが今でいうランダムテストを結果的に行い、P01と入力するとコンピュータのプログラム・データ(宇宙船の位置情報など)を初期化するというモードがあることを発見します。マーガレットはP01コマンドを回避するコードを実装することを交渉しますが結果は「飛行士はそのようなミスはしない」と却下されますが、実際にアポロ8号でジム・ラヴェル(あの13号のキャプテン)がP01コマンドを入力してしまいます。
ラヴェルと地上クルーは共同でデータの読み合わせを行って地球への帰還可能な状態にまで復旧したのでした。
マーガレットはP01回避コードを却下された時に彼女ら自身がミス(簡単にいうとプログラムのバグを作りこむ)を冒すことは無いのか?ということで優先度の高いコマンドを優先実行するOSの概念に近いものを実装しておきますが、これが11号でのアラームを無視することが出来たことの伏線になります。
アポロ11号での”1201 alarm”、”1202 alarm”の原因は地上での実機シミュレーションで行っていた時に使っていた部品が異なっていた(実機ではセンサーからの不正信号入力によるアラート発生)ためですが、ここから得られる教訓は「テストで使っていないモノは使ってはいけない」です。
アポロ8号での”P01”(マーガレット・ハミルトンが戦った結果敗れて実装が残ったプログラム消去コマンド)の件は個人的にかなりの衝撃を受けるエピソードです。(レベル違いこそあれ、日々のお仕事での葛藤が思い起こされる・・・)

例のダクトハズレ、センサーの結線ミスも同様にフェイルケースを分析してトラブル発生を防止するマニュアルを作っていたんだと思います。(伝えられる情報が本当であれば)
今回の7号車のターボトラブル。今までに出たことのない故障モードなんでしょうね。一貴のインタビューが歯切れ悪すぎでした。
数年前にすべてのトラブルを想定した!って豪語していたので本当のことが社外に語られることは無いと思いますが。

こんな宇宙船プロジェクトと比較することも出来てしまうLMP1Hのプロジェクト、アウディでもポルシェでもトヨタでもプロジェクトを振り返った書籍を発行してほしいと思うのはマニアだけだと思いますが、私だったら買いますよ(笑)。

で、ハイパーカーとかLMDhの時代になっていくとのことですが、宇宙船レベルのプロジェクトから数段レベルを下げる(=コストを下げる)ことでシリーズの継続を図るということですね。DTMもそうか。(GT3ベースの改造車になるとか)

私は技術の革新がレース・モータースポーツから発展していくことに夢があると思ってしまうので、少し寂しいところもあるんですが24時間レースのドラマはそれだけではないので(GTEクラスの激戦を観ればわかる通り)これからも見続けたいです。
最後に私の大好きな919ハイブリッドの画像を。

これにはジャニさんとアンドレにサイン入れてもらえてないんだよな・・・。

参考文献
エイドリアン ・ ニューウェイ HOW TO BUILD A CAR - F1 デザイン
Porsche Werks /Team
的川奏亘 3つのアポロ
MOONSHOTS 宇宙探査50年をとらえた奇跡の記録写真
Apollo-11(AGCソースコード) https://github.com/chrislgarry/Apollo-11



カズキ、本当におめでとう。
Posted at 2020/09/21 14:45:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月19日 イイね!

結構良いZ

結構良いZ時計を修理に出していて出来上がったとの連絡を貰って受取に行ってきました。
ついでにニッサンのギャラリーをぶらりと。
そういえば先日新型Zが発表されてたんでもしかしたら実車が置いてあるかも♪と行ってきました。
タイトル画像はメインステージに置いてあったZ432。

先日の発表会でも使われてたイエローの個体だと思います。
432ってS20っていうR380のGR8をルーツに持つS20をフェアレディZに搭載したスペシャルモデル。ご存じの通り4バルブ3キャブ2カム(語呂は悪いね)。リヤサイレンサーが2000GTのように縦置きになっているのがシロートにはわかりやすい。
GR8-S20エンジンはモーターファンの連載を読むと面白いことが描いてありますね♪

S130もカッコイイ♪やっぱりあれだ、西部警察を彷彿とするけど、あれはガルウイングだ。

Z31。これはメカドック世代にはグレーサーZにチューンされるんですが、あのマシンからR32スカイラインGT-Rのインスピレーションを得たとしても驚かない。
V6を搭載したモデルがメインになったのがこのモデルから。
よく見ると左ハンでオーバーフェンダーがついてる。
個人的一押しはZRⅡ(RB(直6)エンジンを載せたやつ)。
少し角が丸くなっててカッコイイんだわ。

Z32。エンジンはVGを継続したもののスタイリングが画期的。足回りも刷新して(当時流行りの)4輪マルチリンク。
アメリカでも大活躍してましたね。


Z33になると現行のような感じまでしますね(古い)
普通に33を撮影してきたんですが、面白いものが展示されていました。
Z33のスタディモデル。
上のがS14をベースにして作られたモノ。まだZには遠い感じ?
下のは最早Z33ですね。モックアップモデルです。


これがカッコイイ。暗めの照明の中に浮き上がるグリーンのZ。
スペシャルモデルじゃなくってもカッコイイ。こういったところがZの素晴らしいところ。
次期Zは本社ギャラリーではなく、期間限定で開催されている日産パビリオンに置いてあります。

この国民的超有名キャラクターの展示施設の隣にあります。
このアンパンマンミュージアム、建物がかなりカッコイイです。
で、Z。




こいつ、もう走れますね。
報道の写真だとなんとなくアストンのヴァンテージに雰囲気が似てたと思ったんですが、大きさが違いますね。Zのサイズです。
実際に観ると結構良いですよ。
安全基準でボンネットが厚くなってしまうのは仕方ないのですが、うまく処理してあります。
販売される頃にはもう少し穴が開いてしまうと思いますが、リヤは結構気に入りました。
なだらかに下がっていくルーフと呼応するようにディフューザー部分をブラックアウトして急激なアップスイープのようになっています。
これがレースで活躍したら。。。良いんじゃないかな。
でもGT3作るんならもっとデカく作るか。残念。

さ、ル・マンだ。
Posted at 2020/09/19 18:27:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月15日 イイね!

同好の士(子供版)

同好の士(子供版)グランツーリスモでは富士スピードウェイでグループCを使ったレースが開催されていると、これらを大好物にしている次男から聞きました。
結構疲れるらしくてあまりやりこんではいないようです。(勝利まであと一息♪)

私自身もグループCが大好きだったのでよく話をしていますが、最近の息子たちは細かいことも理解できるようになってきたようです。
前述のレースではポルシェ962C

マツダ787B

ジャガーXJR-9

R92CP

など(自分で持ってる画像はこれだけベンツは持ってない)が出場できるのです。
今年のスーパーGTでスーパーラップを叩き出す(そしてすぐに落ちて行ってしまう)ナカジマの#64を観ている子どもたちにダンロップタイヤの事を話します。
上記の画像のあるマシンのうちル・マンウイナーではないニッサンのみBSタイヤ。(もちろんダンロップ使用していた年もありました。ベンツはミシュラン。)
他のル・マンウイナーたちはダンロップタイヤユーザーなんだよ、と言うと「へーーー!」とムカシのダンロップの凄さを思い知るのでした。
今のGT300の雰囲気に近いかもしれないですね。

こんな話をしているとツマが「学校にクルマ好きなお友達っていないのかね?」ともっともな疑問をぶち上げます。
子どもによるといないんだそうだ。今時クルマのレースを好きだとカミングアウトすることはかなりの勇気がいることなのかもしれません。
そこで私は3DSだったりSWITCHのように持ち運んで遊びにいくゲーム機に勝手に謎のシールを貼っているのです。(だって所有者オレだから(笑))
例えば

これを連想するような赤ステッカーや青時にベイマックスのようなキャラクターが描いてあるものや

見たまんまこれだけどピットウォークで貰った貴重品のヤツや

明らかにこれを連想させる赤黒ステッカーを貼り付けて同好の士が声をかけてくれるのを待っているのです。

私自身が小中学校の時はクルマは好きな人が多くてもレース好きな人は多くは無かったです。
F1が始まった時に授業で話題になった(これがスゴイけど)ときに観たって人は3分の1いたかどうかだったと思う。
レース結果を入賞の6位までをつらつらと言ってみたら変人扱いだったな。



今週はル・マンウィークだからル・マンで締めようと思ってたんだけどこれにした。
ヒジョーに懐かしい。
この後ピケとセナがステージに突然登場して会場が騒然としたのを覚えています。マニアばっかりだったんだな。
Posted at 2020/09/15 22:48:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2020年09月14日 イイね!

こんなにオーバーテイクが!! スーパーGT第4戦もてぎ

こんなにオーバーテイクが!! スーパーGT第4戦もてぎ先週のもてぎでのスーパーフォーミュラを観ていた方で今週のスーパーGTを予想した方は多くは無いんでしょうかね。
全てとは言わないまでも素晴らしいオーバーテイクの数々を魅せてくれました。

タイトル画像はもうチョイだったRUNUP。本当にもう少しだった。

さて500の予選はもてぎの山ン中の天気がイタズラしてセッション中に雨が降ったりして本来のスピードを出せないチームもあったのかと思います。
今シーズンは絶不調の中にあった

#38の立川選手のスーパーラップでPP獲得。
これで今シーズンも行けるか???と思ってしまうのはご愛敬(笑)
実際の決勝レースはそうはいきませんでした。

今シーズン大変な思い(多分)をして来日してステイしているんでしょう、ベルトラン・バゲット選手が絶好調。やっぱ気持ちの走りはあるんだよ・・・と思わせますね。
PPスタートの立川選手と激しいバトルの末にオーバーテイク!
激しいとか寄せてるとかご意見あるかと思いますが、私は全然OKだと思います。
ちなみに#36と#37のはもうちょっとうまくやんなさいよと思います。
で、トップに立った#17は独走状態へ持ち込みSC中断があってもドライバー交代で塚越選手になってもぶっちぎり。素晴らしい勝利でした。
今シーズンはクルマがばっちり決まっているようですし、ドライバーのモティベーションも素晴らしい状態ですかね。チャンピオンシップ狙っていきましょう。



今回は前半スティントで魅せてくれたんですが、ドライバー交代後からは元気がない。。。
ピックアップに悩まされたとの情報でしたが、やっぱり#12が元気ないと寂しすぎるので次回に期待。
次回と言えば次回の富士からお客さんが入場できるようになるようです。
今シーズンの初撮影出来たら嬉しいなぁ。

サビシイと言えば今週末のル・マン。

ジネッタが撤退してしまい、ラストイベントのLMP1がまた減ってしまっています。
アウディ、プジョー、ポルシェとトヨタが覇権を争った時代のファイナルです。
私はしっかりと観たいと思います。
Posted at 2020/09/14 21:12:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | SGT | 日記

プロフィール

「RSRの最後の美声を聴きに」
何シテル?   09/09 10:30
です
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モータースポーツジャパン2019 その1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/04/08 20:15:46
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