2014年06月26日
後日談 シートが欲しいがどうしたらいい?編
毎回というか車で走った後は恒例の反省会。
クタクタで疲れ切ってる中、あーでもないこーでもないと
動画を見ながら検証する。
ドリ連の時はもう毎回だった為、遠方の方はうちでお泊りしたりw
それが結構楽しくて、また次回頑張ろうって気になる。
まぁ今回は近い事もあり、サクッとラーメン屋で終わったがw
一度サーキットを走ると、色々な課題が見えてくる。
タイヤがダメ、足がダメ、シートがダメ、ブレーキがダメ、
結局コレを言ってしまうと、キリが無いので
一個一個潰していくのが定番なんだが、
基本的に、「何もかえない」方針w
つまり、ブレーキがプアであろうが、タイヤがタレやすくても、
何一つ変更させない。
柿崎のようなミニサーキットの場合、ブレーキがフェード起こすことは無いので
DOT4と適当なスポーツパッドだけでじゅうぶん遊べる。
もちろんちゃんとメンテした上での話。
今回アイツが特に気にしていたのは
アイツ「体もってかれるッス!www」
アイツ「シート欲しいッス!!」
まぁ大抵のサーキット初心者は同じことを言う。
個人的にこれには猛烈に反対している。
理由は、
シートが体を支えていれば、的確な操作が出来ると思う人が多い。
実際、バケットに包まれると、今まで踏ん張っていた体の負担が
軽減され、ハンドル操作など他の部分に意識が集中できるようになる。
でもちょっと考えてみればわかるんだが、
「体持って行かれる」=「G変化予測が出来ていない」
という事を意味する。
つまり、ハンドル切った方向の反対のGがかかって、
そのGが抜けた瞬間の次のGがどこに向くか?
S字やドリフトの「ふりっかえし」なんかでは特に多いんだが、
本人が予測しているはずだが、その相殺する力加減がわからない
為に、体が持って行かれる。
必要以上に踏ん張ってしまうので、体力消費が激しく
車にかかるGをイメージ出来てない事を意味する。
この時点でシートを入れると、全てシートが受け止めてくれるので
Gの変化を感じにくくなる。
黙っててもシートが支えてしまうので、本人はそこに意識が向かなくなる。
肝心なのは、車が生む様々なGに対して相殺出来る身構えwを
ノーマルシートの時点で学ぶべきだと思うんですよね。
走れば走るほどわかるようになってくるし、
その遅れがシフト操作などに影響するので一向にタイムは伸びない。
それでいいんです。
Gに対する相殺反応を高める為の訓練ですw
だんだんわかってきたら、少しづつ体を固定する工夫をしていけばいい。
ビートなら特に左足のひざあたりにスポンジでもくっつけておけば
かなりの効果が出てくる。
いまいち伝えにくいんだが、
リアルの世界でGと共に人間が感じて操作しているのに対し、
車ゲームで一切感じないG。
初心者がいきなりシート入れると、この車ゲーに近い感覚になる。
Gは感じるものの、体が覚えないんです。
ノーマルシートなら相殺具合をミスると、操作ミスに直結してるので
痛いほど理解できます。
この結果が、「ハンドル切りすぎアンダー損君」ですw
体もってかれちゃうので、相殺する力加減がわからず、
ハンドルに無理矢理しがみついて舵角が増える。
過去のドリ仲間によく言ってたんですが、
「隣に乗れ」
駐車場のような広いコースなら、同乗走行可能なことが多いので、
ひたすら横に乗り、体は支えずひざの上に手を置いて
隣がどういうGをかけてこようが、ひざの上の手は離さない練習。
これが案外難しく、「ふりっかえし」のタイミングで怪我人続出w
運転してないので、視覚とGだけで常に相殺して静止しなければならない。
取っ手につかまってる=まったく予測できないw状態なので
隣に乗せると腕わかっちゃうんですw
脱線したが、
アイツはシート入れるタイミングではないんです。
動画を見る限り、ブレーキもプア、ドアンダー、オーバー、
どうにもならない^^
シートを入れれば少しは改善はされるが、
その先が伸びない。
シートに包まれてる状態は微細なGを感じる事は出来るようにはなるが
ノーマルシートで反射神経鍛えると、シート入れた瞬間
「怖くて踏めなくなる」
んですよ^^
リアのタイヤブロックのねじれる感覚や、小石踏んだ感覚、
サイドウォールが歪む感覚、全てが見えるようになる。
ちょっと大げさだがw
とまぁ、シートの話でしたw
って、ここ走ってた時、自分はもちろんノーマルシートでしたよっと^^
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Posted at
2014/06/26 18:57:27
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