安いカメラ・・・・
とか言っても、最近のカメラはかなり高性能なので
一概に安いと言っても、侮れない(゜∀゜)
基本的に花火撮影に必要な「機能」は
「数秒間シャッターを開けられる」
「ISO感度を変更できる」
「F値(絞り)を変更できる」
という3つの機能が必要になる。
つまり、CANONで言う「Mモード」
自在に各数値を変更できることが条件。
でも、あまりにも
安すぎるカメラは変更出来ない可能性がある。
説明書を良く読んでみてください。
そして確実に必要なのが「三脚」
携帯カメラにしろ、コンパクトデジカメにしろ100%三脚が無いと不可能^^
不可能ではないが、かなり苦労するのでとりあえず、安い三脚でも良いので
カメラを固定することが大前提(゜∀゜)
安いカメラには「レリーズ」(リモコン)が使えないので、
セルフタイマー(秒数指定して遅れてシャッター切れるアレw)
を1~2秒ほどに設定し、シャッターを押した時のブレを止める。
そして、最も肝心なのは「AF(オートフォーカス)」をOFFにしておくこと。
「MF(マニュアルフォーカス)」という名前で説明書に書いてあると思う。
これは、AFのピント合わせをいちいちシャッター毎に動かさないようにするためのモノ。
AFの仕組みは、コントラスト差を元に計算し瞬時にレンズを動かし、
ピントを合わせているので、どうしても時間的な遅れが生じる。
シャッター押す度に、再度計算しなおすので、
ピントが合って無いままシャッターを切ってしまう事が多々w
AFの性能が良ければ「速いAF」「頭のイイAF」という具合になるんだが・・・。
仮にAFが作動してしまうと、
こんな感じで、ボケボケになる。
通常ピントが合わないとシャッター切れないんだが、
機種や設定によっては
見切り発車wしてしまうw
シャッター押す度に、いちいち計算させるのはカメラにも悪いので、
あらかじめ
「遠くの光」や「遠くの建物にピントを合わせておく」事が大事。
MFが無いカメラの場合、
AFの偶然の一致を待つしかないw
数撃てば何個か綺麗にピントが合うw
ちなみに、「AF」を作動させて何発も連写するとこのような感じでピントが合う事もあるw
そして、三脚で固定するのは本格的ぽくて、なんかアレなんだが、
三脚が無いと、
まぁ、こんな感じw
これは手持ちでパワーショットS5ISで撮った例w
「脇しめて!息止めて!!」
とか、そんなの無理w
三脚サマサマですw
★シャッター速度の話。
1./1400、1/200
とかそんな感じの表記。
一秒間を1400個に割ったうちの1つw
つまり、猛烈に速いw
花火の場合、絞り値にもよるが、
「3~10秒」
と、単位は一気に「秒」になる。
つまり、このくらいの時間シャッターが開けてられるカメラじゃないと
流れる残光写真は撮れない。
先ほどの
コレは、「1/8秒」
1秒にも満たない速度だが、
実際はこのくらいのほうが
「見た目に近いw」絵が撮れる。
F18
10.2秒
iso200
正直ここまでくると、もう絵w
嘘くささ満点になってしまうが、こういった絵のほうが
「花火らしい」と感じる人も居るので
好みの問題になってくるw
実際は数秒かけて撮ったほうが「楽」w
3秒なら3秒に設定して、あとは待つだけ。
★isoの設定の話。
isoってようするに、感度の事で、
昔「写るんです」のシリーズに「400」とか「100」とかあったアレw
なんとなく、400のほうが良いような悪いような・・・・w
数字が
低ければ低ノイズで撮れるけど、暗いところが苦手。
逆に高いと、
ノイズが多いけど少し暗い所でもシャッター速度が稼げる。
(シャッター、絞り数値固定の場合の話)
ようするに、iso3200とかはとてつもなく高感度な訳で、
夜空の星を狙ったりする時にしか使わない。
花火に限っては、
100か200に設定する。
周りが暗いけど、花火自体は明るいので、100か200で十分光量とれますので^^
このisoの差こそ、値段の差wとも言って良い。
同じ1600の感度でもカメラによって千差万別。
センサーサイズに秘密があります^^
★絞りの話
カメラの絞り数値を変更できる場合は、
花火に限っては
思いっきりF値を多くする。これは一気に光が入り込む量?
を決めている。
F3とかで5秒も開けたら、真っ白になりますのでw
(iso200)
これは非常に難しい。
花火単発を狙うか、スターマインを狙うか?で話が変わってくる。
iso200、シャッター4秒の条件で、
F値を、
単発なら
7付近。
スターマインなら
10以上。
という風に使い分ける必要がある。
シャッター速度が4秒で固定されてる為に、いちいち6秒に設定するのも
メンドクサイので、
4秒固定でF値のみをいじるようにする。
後は撮ってみて暗ければF値を少な目に、明るすぎればF値を多めにとるだけ。
★総まとめw
三脚にカメラのっけて、
カメラ電源入れて、
遠くの建物or灯などにピントを合わせ、
単発花火でピントの具合を確認、
iso100~200
F7~16
シャッター4秒固定
あとは、セルフタイマーで1秒or2秒にして、
ひたすら撮りまくるw
タイムラグを計算して、花火満開の時にシャッターが終わる感じw
あとは運(゜∀゜)
ちなみに、ファインダーはのぞかないほうがイイと思う。
カメラの液晶画面で数値チェックして構図も決めてください^^
ファインダーだと明るさがプレビュー出来ないので、
露出のバーだけ見て設定するのは至難の業です(゜∀゜)
次回はiPhoneで花火撮ってみますょっと^^
Posted at 2013/08/11 01:14:13 | |
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