「俺ビートに乗りたいッス!」
という第一声から約1年半。
彼が初めてビートを知ったのはゲーム。
中学1年くらいから高校1年くらいの数年間は彼と接触する機会があまり
取れず、とてつもない多忙の毎日w
久しぶりに会った45秒という男は
「俺バイク免許取るッス!」とか言う
初々しいクソガキだったw
「お?原付か?」(゜∀゜)
「違うっすよ400cc乗るんっすよ」
へー。
これまたおやじと同じ運命をたどるのかw
なんだかんだ免許取って、単車買う。
ひたすら磨き上げたエンジンヘッドの輝きは典型的なA型を象徴する(゜∀゜)
当然バイク好きともなれば、自然と四輪への興味が沸くので、
車何乗るのかの妄想タイムがしばらく続いたw
素晴らしい、実に素晴らしい。
一番最初に乗りたい車の候補が
「俺らんぼるぎーにディアブロ乗りたいッス」
「ほー」
ありがちな
「現実を見ない若者」に対し、マジレスで突っ込んだ。
「あのさwいくらするかわかるの?」
「わかんないっす2000万くらいですか?」
正直いくらすんのかわからんw
「君月のバイト代いくら?w」
「2万くらいです」
(゜∀゜)
「全部貯めて、何年かかるのか計算してみなさいw」
「はぁ・・・・・無理っすね・・じゃ、R35GTRでいいです」
(゜∀゜)
もうね、病気だw
しまいには、自分の乗ってるBMWでも良いとか言い出すw
「いやね、君んちの財力ならフェラーリくらいは買えると思うよ。でも、一切援助受けずに今まで生きてきたんでしょ?現実を見なさいw」
当然親も呆れてる状態w
この時既に車ゲーにどハマりしてて、ただ走って賞金稼げばスゲー車が買える世界に
どっぷりハマってて、GTRが一体いくらすんのか?という現実と仮想の区別がつかない状態。
まぁ、夢を与えてくれるのもゲームの役目ではあるんだが、
なんとかして「現実世界」に戻さないとw
そんな中で、GT(ぐらんつ)の中で一つのルールを決めて数週間過ごしてもらった。
「日本の車であること」
「チューニングをしない事」
たったこれだけである。
数週間後、いきなり
「俺ビート乗りたいッス!」
ずいぶんと単純な奴だw
ひたすらビートで走り続けていたらしいw
MRだとか軽だとかの意識は無く、その車がナニモノなのか?すらわからない。
「俺コレ前乗ってたんすけど?w」
「まぢすか!」
現在でもナンバーついて無駄に税金払ってるので復活する気があれば出来るw
フロントのフレーム折れてるけどw
何度か現車を見に行って、
「乗りたいならあげる」と言うが、
あまりにも程度が悪すぎる為、さすがに辞退w
なんだかんだビートを
「維持していく難しさ」を教え、それでも乗りたいとか言うもんだから
ヤフオクでプチっと押してやった(゜∀゜)
本邦初公開(゜∀゜)
非常に綺麗な状態。
購入理由は単純に
「全塗してあった」というだけw
そして雪国の車という点。
この他にも下回りの写真があるが、アンダーコートでひたすら守られてる点を評価したw
エンジンなんてのはどうせオーバーホールするのでなんでもいい。
8万強の走行距離で、現在12万キロw
1年で3万キロ近く走ってる。
初心者マークが取れて、やっとスタート地点に立つことが出来た。
1年無事故でいられたのもなぜか感謝されるが、本当に頑張ったのは彼。
意味のわからない
「BMWでも良い」とかありがちな青臭い人間から
1年経って、かなり成長したはずw
周りがやれエアロだの車高調だの言う中で、ひたすらブッシュ交換に励み
新車時を取り戻すことに専念しているので周りからは変わり者と言われ、
ストレスだらけだと思うw
一年経って、周りが何台も廃車になったりする中で生き残ってるのは奇跡とか
言われてるが、地味にひたすら練習を続けた
「意識の差」だと言うしかなかった・・・。
以上w
よくわからんが、ビートに魅せられたクソガキとおっさんの物語は続く(゜∀゜)
Posted at 2012/02/16 22:29:51 | |
トラックバック(0) | 日記