F1 2016 シンガポールGP 展開が分かりにくかったナイトレース

アロンソ教習所で、始まり

リカルドの怒涛の追い上げで終わったシンガポールGP


抜きにくいシンガポールGPは、トレインレースになると思いきや
給油時代を思わせる、最後はスプリントを見せた変わったレースになりました




銀矢の鬼門と云われるシンガポールGP

初日から、速そうな、不安定なような感じが伺える状況でしたが

ロズベルグが、しっかりポールを獲得しました
対するハミルトンは、いまいちな感じです

二位はRBRのリカルド、Q2をSSタイヤで突破し、決勝でのタイヤの違いによる
戦略で銀矢攻略を狙うRBR


タイヤ繰り越しデータです

銀矢は、US→S→Sの2STOPが予想されます
まぁスタンダードですね

3STOPが理論上、速いそうですが、抜きにくいここでは機能しない感じです

で、決勝は

ラップ表

タイヤ履歴

スタートで波乱



ヒュルケンとサンイツの接触事故が発生
２周のSCが導入され、ここでTOPのUSタイヤユーザーはタイヤ交換かと思いきや
そのままスルーします

１５周目のタイヤ交換まで、状態がキープされます
ここで、５位にジャンプアップした、アロンソによる教習所発生


スタートの事故に翻弄されたフェルスタッペンは、クビアトとレースの大半追っかけっことなります


今回、トロロッソ好調
クビアト復調の切っ掛けになるか

結果



こうなっているのですが、
ラップ表などを観ている限り、後半のスプリントが分かりません

ハミルトンが45周に3STOPへ何故かえたのか、サッパリでした
ので、週末のF1ニュースで川井さんの解説をきいてました

あの数周前、ブレーキ問題が緩和したハミルトンは５位ベッテルとの間が約４０秒の間隔があったので、ピットマージンが稼げたことを利用し、表彰台奪還の為に、スプリントモードに切り替えました
４０周目ぐらいからですね
その間、跳ね馬は、ハミルトンが3STOPではなく、2STOPのままだと考えており、
ライコネンにプッシュ指示を出しますが、ピットインが指示できませんでした
４５周ハミルトン、ピットイン時のギャップは１．７秒になっておりました

この段階では、１３周走ったSタイヤ対スクラブSSタイヤでは抜かれると考えた跳ね馬は
ピットインを指示、ピット作業の差もあり、ハミルトンのアンダーカットが成功します

で、この状況を観ていたリカルドは、ピットマージンが確保されたので、翌週ピットへ
新品のSSタイヤへ交換します

その時のロズベルグは、ブレーキ問題が有ったために、短い距離でのギャップしかなく
ライコネンと同じ状況となります

アンダーカット対抗の為にピットインするか、否かを迫られた銀矢ですが
跳ね馬と異なり、スルーを選択

これにより、リカルドのスプリントによる追撃が始まります

結局、残り数周で、ブレーキのマージンを使った逃げ切りにより
ロズベルグが勝ったのですが


もう少し、早くハミルトンが動き出せば、もう少し変わった結果になったかもしれない
面白い展開だったと思われます

この一連の展開のトリガーがTV見ている限り非常に分かり難い状況でしたが、
ちょっと…o(;－_－;)oドキドキ♪が有ったのは良かったです

アロンソは最終７位でしたが２７周のSタイヤで、ベッテル、フェルスタッペンは押さえきれないですね



今回の結果、アロンソ様様ですね

マクラーレンホンダが早くなっているようにも見えますが
ここは、アロンソ頼みになってる感じです
でも、アロンソ頼みでも、シングル順位で終わるとこまで来たのは嬉しいですね


さて次は、マレーシア－鈴鹿の連戦です
忙しいなぁ・・・