
F1中国GPが行われました
前回のオーストラリアから二週間、リソースが有るところは
アップデートを持ち込んでおります
だが、天候は金曜日、雨
ドクターヘリが飛べない状態になり、ほぼ走行出来ない状態に
そして、日曜日も同じ状況が予想された為に、土曜日に予選、決勝をやる案が提示されたが、否決されました
これが今回のレースの渋みを見せてくれました
土曜日は天候は回復するも、前戦に続いて跳ね馬が好調
と、言うよりは、銀矢のセットアップが外れている

更にボッタスのTウィング脱落
このチグハグさ、技術部門の能力低下が気になる
それともアリソンの影響か、ってまだ合流一ヶ月では何もないか、となるとパディロウ離脱による影響と見るべき
そしてパディロウが移籍したウィリアムズ、予選でマッサが魅せます、でも、決勝は…
今回はちょっと予選に注目

跳ね馬の猛攻を受ける銀矢
互角の勝負をQ2までしてますが、Q3で俗に言うパワーモードを使ってきます
今回はここに注目Q2→Q3の差をみると
PP.のハミルトンは、0.8秒減
ベッテルは、0.5秒減
ボッタスは、0.7秒減
ライコネンは、0.04秒減
跳ね馬の両者の差は、分からないが、確かMGU-Kにトラブルあったような
銀矢は、確実に何かを使ったと分かる
では、他のメルセデスPU勢は
マッサは、0.2秒減
ペレスは、0.2秒減
ランスは、0.13秒増
ルノー勢は
リカルド、0.5秒減
ヒュルケンベルグ、0.05秒減
クビアト、0.3秒減
ドライバーの能力やタイミングが有るにせよ
最大でも0.3秒減が普通の範囲かと思われる
それ以外は、何かプラスが有ると思われる
では仮にマッサ、ペレスがパワーモードを使えたら
ボッタスのデータから各々の減少分を差し引くと、0.5秒更に減できる
そうすると、マッサは、リカルドを
ペレスはヒュルケンベルグを抜く事ができる
これがカスタマーとワークスの違いである
この辺ルノーは、いまいち分からない
銀矢と跳ね馬が接近してきてるので、分かりやすくなってきた
ロンデニスの考えは正しいのだろう
メルセデスPU勢が、ワークスに勝つのは、はっきり言って、ワークスにトラブルが有ったときだけだと思う
さて決勝ですが、結果論で言うと

予選でのタイヤの使い方で、跳ね馬の情報分析は負けてたかも知れません

繰り越しタイヤに注目

確かにラップチャートを見てると、ベッテルのピットのタイミングは、結果悪かったですが
タイヤ履歴を見ると、ハミルトンが新品ソフトを二回使ったのに対して、ベッテルは新品、中古となってます
これは予選でのタイヤの使い方の結果になります
多分銀矢は、決勝でSSを使わない
もしくはショートで使うつもりで、予選をSSで戦った
方や跳ね馬は、ソフト、SSと使っている
ましてや新品を残すのかと思いきや、Q2で二回使う
この辺から戦略、情報の分析において、跳ね馬は負けていたのかも知れません
後半中古ソフトタイヤでタイムが出せたのは、車の力か、ベッテルの力か
意外に、ベッテルの二位は、跳ね馬の戦略ミスをベッテルがカバーしたものかも知れません
新品SSが有れば、ピットタイミングの不幸がなければ、もっと違った結果にいけたかも
まぁ跳ね馬の戦略ミスは、ライコネンを見ればよく分かるが
もうボロボロ

現時点での車は、良いので、ここで勝たないと、後が辛くなる
何せ、中身はSF16Hなので、去年のデータによるセットアップとクーリングを強化したことによる、PUのフルパワーの結果だと、個人的には思ってます
なので、本当にこの後、伸びしろがあるのか、疑問なんです
森脇さんも言ってた通り、今後の開発がどうなるかです
だから戦略で足を引っ張るのは止めないと
そしてハミルトンは、車のセットアップは悪い感じですが、
その辺はボッタスの結果から感じれるのですが
そこは、ハミルトンとチームの戦略によってカバーした感じですね
タイヤマネージメントをして、我慢のレースをして、二回目のピット以降、新品を使って逃げ切りました
ここでも車の悪さが、出てますね
中古ソフトのベッテルとファステストの出しあいって
普通はタイヤアドバンテージで逃げ切りなんですがね
でも、勝てたこの一勝は、意外に大きいかも
フェルスタッペンも、トラブルで沈んだ予選の挽回を戦略とドライバーの能力で挽回しました
ここも総合力での戦いに勝ったのです
こう言うのは、見た目に派手さはないので、見た目つまらないのですが
今回は、色々波乱があり、見た目にも面白かったです

この三人は別格なのでしょうね
マクラーレンホンダですが、ここは、総合力と云うよりは、ドライバー任せですね
ドライブシャフトの耐久性の無さも問題ですが、Q2のトラブルは、ガス欠?の話があります
仮に、アロンソが、サインツ並みにQ1→Q2タイム減したら、0.4秒減なので、
実は11番か、うんが良ければ、Q3だったのです
恐ろしやアロンソ
この辺は、バンドーンのタイム見てると分かります
まぁバンドーンとアロンソでは、PUのバージョンが違うので、その差もあるかも知れませんが
それにしては、差が大きい
恐ろしやアロンソ
出来ればチームが足を引っ張らなければ、もっと奇跡は有るのかも
さて次は、暑さと砂のバーレーン
暑さに弱そうな跳ね馬PUは大丈夫なのか、それが持てば、タイヤ戦略次第で、勝てるかも
タイヤに厳しい銀矢、暑さに負けるかも
で、考えてみると、結局タイヤマネージメントの戦いになりかけてるような気がしてます
もう少しタイヤがもつか、抜ける要素が増えれば、良いかなぁ
まぁフェルスタッペンの活躍が、非常に素晴らしいのは、二秒以内の接近戦を見せつけたことかも
それが出来ることが分かったので、チームはドライバーに要求しだすと思う
この辺は楽しみです

Posted at 2017/04/10 23:50:10 | |
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