
タイトル画はフェラーリのイタリアGPイメージですね
フェラーリ70th記念のGPで、前戦のベルギーの結果から、勝ちも期待されたGPでした
まぁ本来その辺の考察が、色々あるはずなのですが、
どこぞの眉毛と、眉毛と心中を決め込んだ投資家チームと化した没落チーム
大騒ぎして、話題が吹っ飛んでます
この件は、どこかで愚痴ろうと思ってますが・・・
とりあえず、イタリアGPです
ベルギーGP前より銀矢有利となっていたのが、ベルギーで、跳ね馬が互角?的な
感じが有りましたが何か、圧倒的に完勝されてしまいました
今回のイタリアGP天候的にも大荒れになり、金曜までは何とかドライになり
銀矢が、この時点でも圧倒していましたが0.1秒差で跳ね馬が追従する展開に
そしてマクラーレンホンダは予選でのスリップ対応練習を行い7,8番手と期待が高まっていましたが
土曜、一転して、大雨・・・
予選自体、2時間30分の延期を含みながら、雨の予選がスタート

決勝は確実なドライですので、ここで戦略が分かれます
まぁTOP3はドライ仕様で勝負になりますが
中団勢は・・・

パワーのあるフォースインディア、ウィリアムズはリアウィングが壁化
そして、散々パワー無いことを言い訳にしているチームも壁化

上がイタリア
下がベルギーの雨で使ったハイダウンフォース版
モンツァでハイダウンフォース版で予選に挑むのです

で、これがスパで使った薄々リアウィング
このチームが、いかに戦う準備が出来てないのかが分かります
というか、フロアーで発生するダウンフォースが無いのです

ちょっと見難いですが

決勝画像ですが、フェルスタッペンとマッサの接触です
ウィングの違いがよく分かる
これがTOP3です
で、予選結果は

ハミルトンの69回目PP、歴代単独一位となりました
Q2まで上位を伺っていた跳ね馬がQ3で失速するという事態が発生し、
RBRが2/3位、そしてフォースインディアのオコン、ウィリアムズのランストールが続きます
バンドーンはMGU-Kのトラブルで10位、後に交換ペナルティになります
跳ね馬の失速は、妄想するとウエットタイヤの発熱問題と思われます
タイヤに優しいサスペンションが、タイヤへ強い負荷を与えられず
グリップしなかった
その代わり、ダウンフォースを付けた二チーム、フォースインディアとウィリアムズが
上位へ上がりました
Q2ではインターミディエイトタイヤで、ギリギリの通過した結果でしたので
天候の変化、ダウンフォースの量が大きく差を出したQ3と妄想します
まぁそんな妄想よりも、ハミルトンのドライブはとても素晴らしいものでした
が・・・どこぞの眉毛などは、本気で走れば5番手になれると云っておりました
チームの為に止めたそうです
まぁあれだけリアウィング立ててれば、ウィリアムズのランストール並みは・・・
決勝です

晴れです、青空です

モンツァサーキット
先ずは、このサーキットを観てください
言い方的には、ストレートを高速コーナーとシケインでつないだサーキットと言われますが
実はセクター2はテクニカルセクションです
セクター1/3は大きく周り込む高速コーナーがあります

セクターベストスピード

セクターベストタイム
今回はアロンソです
先に書きましたが、マクラーレンはウィングを立ててます
セクタータイムを観るとセクター1が遅く
セクター2、3が同じ程度です
次にスピードを観ると
セクター1は中位、セクター2,3は下位に沈んでいます
セクター1はDRSが有るのでその影響があるかもしれませんが
単純に言うと、速度が上がれば遅くなる傾向にあると思われます
まぁバンドーンは逆の傾向なのですが
速度との関係はマッチします
バンドーンは
セクタータイムは
セクター1はアロンソより早く
セクター2/3はアロンソより遅いです
セクター速度は
セクター1はアロンソより遅く
セクター2/3はアロンソより早いのです
これは過去二年間で発生しているマクラーレン病ですね
速度域が上がるにつれて、リアのダウンフォース不足が露呈します
それを補うためにリアウィングを立てます
普通は逆なのですが・・・
レースはドライで速さを取り戻したドライバーの追い抜きショーを尻目に、ハミルトンが逃げ切ります
去年のロズベルグのテスト走行優勝のように
代わりに大暴れだったのがフェルスタッペン

スタートでジャンプアップしたものの、結局は10位でした
片やリカルドは順調?走行し4位へ
ここでチャックなのがリアウィング
TOP3は薄々なのに対して、ウィリアムズは厚い、そしてフォースインディアも
この辺が最終順位に影響を及ぼしました
その例外が有ります

ルノー対マクラーレン
同じ様なノーズを持っていますが、リアウィングは大きく異なります
これがスペック3.0前だと、確実において行かれましたが
今回は、くらいつき、ブレーキ勝負を挑み、パーマーのペナルティが発生しました
まぁ無線では、因果応報的なことを云ってるアロンソですが、お前が云うなって感じです

これはアゼルバイジャンです
ここもストレートが長いのですが、市街地を走ることより、ダウンフォースを付けます
ここと同じ仕様でイタリアGPを戦っているのは、アホだと思いますし
ルノーより劣っているとアロンソがいう、ホンダPUであれだけの壁ウィングで
ブレーキ勝負できる位置に踏ん張っているのは、どういう事なのでしょうね
しかもこの追いつき現象はバンドーンでも起こってます
この後、この二台はリタイヤするのですが、
これ以外は、ハミルトンの横綱相撲で、去年までの銀矢独走の再現でした
久しぶりにつまらない、終盤でした
ちなみにフォースインディア、ウィリアムズはメルセデスPUの利点を使い入賞しました
逆にこの二チームと同じことをしたハースはパッとせず
この辺もメルセデスPUとフェラーリPUでは、差が存在することが証明されました
まぁこのレースでホンダのスペック3.7はルノーを捉えた可能性が見えました
出来れば同じドラック量で比較したいのですが
それでもアロンソのルノー優位を語る時の比較対象はRBRで
メルセデスを語る時はフォースインディアです
こういうコメントを言ってる段階でアホかと思います
ルノーと比較する時は、ルノーワークスになります
RBRはちょっと異常です
それこそ、ルノーに足を引っ張られている感が、出ってきました
結局ベッテルが三位に入り面目を保ちましたが
やはり、イタリアでは跳ね馬が強くないと面白くないです
今回も良い感想文ではないですね