
ほぼ毎日登場のザク・ブラウンとマクラーレンの記事ですね
もう、記事が無い日は無いのではないだろうかと、思うぐらいに、マクラーレンが登場します
でも記事の内容はホンダバッシングと
自分たちの優位性、そしてスポンサーの話です
まぁこれがアメリカ式なのかもしれませんけどね
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マクラーレン 「ルノーへのF1エンジン変更でスポンサーの関心が高まった」
マクラーレンは、ルノーのF1パワーユニットを搭載する2018年シーズンに先立って
スポンサーからの関心が高まっており、
今後数週間で数多くの新しいパートナーを発表するとしている。
最近、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、
マクラーレン・ルノー時代の初めは多数の異なるパートナーシップを目標にしているため、
タイトルスポンサーをつけることは避けたいと説明していた。
ホンダとのパートナーシップで苦戦を強いられた近年、
マクラーレンは数多くのスポンサーを失っており、
ザク・ブラウンは非難の対象になっていたが、
ルノーとの新しいスポンサーにむけて、
複数の新しい契約がすでに合意されており、近い将来に発表を予定していると語る。
「スポンサーからの関心は本当に高いし、
その関心のレベルは素晴らしいものだ」とザク・ブラウンは RACER にコメント。
「私の長年の経験では、我々は好ましい立場にいる。
スポンサーシップは決算までカウントされないので、
実際にはどれくらい活動があり、
どれくらい多くのゲストを楽しませ、
どれくらい多くの適切な企業、
適切な人々と話をしているかで感じることだけしかできない。
それだけで時間がすぎていく」
「我々は多くの素晴らしいブランドと充実した会話をしている。
我々は数社と契約を締結しており、今月それらを発表していく。
その全てがみなさんが聞いたことのある企業だ。
彼らは、リーダー、成功した有力実業家、
素晴らしいセクターといったみなさんがマクラーレンに期待するタイプのパートナーだ。
だが、我々にはやらなければならないことがある。
クルマの発表をにらんではいないし、
クルマにはスペースが残っていない」
ザク・ブラウンは、
ルノーへのF1エンジンの切り替えの成果が完全に表れるには時間がかかるとしても、
過去数カ月間にわたるスポンサーの関心の中心はルノーへ変更することだったと語る。
「ホンダ時代には売ることは不可能だった。
グリッドでの見通しはわかっているし、
グリッド後方からプッシュしているようでは売るのはかなり難しい」
「ルノーに移ったとき、
即座に『我々はマクラーレン・ルノーのパートナーシップを信じている』との反応があったし、
我々が大きな決断の理由のひとつはそこだった。
コース上で競争力が必要であるだけでなく、コース外も犠牲になっていた」
「今は再構築のプロセスが始まっているが、
それには時間がかかるだろう。
去年から物事がうまく進むことはわかっていたし、
今では6カ月間取り組んできたスポンサー案件がある。
2016年の12月に私がスタートしたときはすでに終わっていたが、
我々が決断を下す必要があった理由は、
もう少し長く待てば、2018年を失ってしまっていたからだ」
「我々には関係を築くための時間が十分にあったし、
もっと多くのことを見ていくことになるだろう。
自分たちが望んでいる場所に実際にたどり着くにはあと1~2年はかかると思う。
一晩で実現できるようなことではない」
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さて、今回の記事も、散々自分たちの優位性を披露して、最後は尻つぼみに、来年は上手くいかないかもって感じで〆てます
『我々はマクラーレン・ルノーのパートナーシップを信じている』ってコメントが
一番怪しいのですがね
きっと正確には、大株主オジェさまを信用してますよって話なのだと思います
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マクラーレンF1、ルノーパワーユニットの信頼性に懸念はないと主張
マクラーレンF1チームのレーシングディレクター エリック・ブーリエは、
新しいエンジンパートナーであるルノーが2018年は信頼性を向上させるはずであると主張した。
ホンダとの3年間にわたる提携関係を解消し、
マクラーレンは2018年からルノーのパワーユニットを搭載してF1を戦う。
今年こそ低迷から抜け出したいマクラーレンだが、
ルノーのパワーユニットは昨年までは高い信頼性を発揮していたとはいえず、
2017年シーズン終盤には主にトロロッソが積んだパワーユニットにトラブルが続き、
一時は首脳同士が険悪な状況に陥った。
しかしブーリエは、ルノーは2018年に向けて問題を解決してくると確信しているという。
「ルノーは必要な対策をとり、大きく進歩している」
とブーリエはAuto-Hebdoに対してコメントした。
「(マクラーレンの)従業員たちは休暇の間にも、自発的に作業を行ってきた。
ルノーへのスイッチを、皆がポジティブに受け止めている。
新しいサプライヤーと完璧な協力体制の下で作業を行っている」
マクラーレンは、特に2017年、シャシー自体は非常に優れたものであると主張してきた。
パワーユニットを変更した今年、好結果を出してその主張を証明する必要があるが、
ブーリエによれば、そういった面でのプレッシャーは特に感じていないという。
「プレッシャーが高まったとは感じていない」とブーリエ。
「むしろ逆だ。
レッドブルとルノーという(同じルノーパワーユニットを積む)強力なライバルと戦うということが、
モチベーション向上につながっている」
「マクラーレンは、ただ出走するためではなく、
最高のパフォーマンスを発揮するためにF1に参戦しているのだ」
マクラーレンは2018年型マシンを2月23日に披露することを決定した。
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さて、ルノーPUに関してですが、個人的にはルノーワークスは延びると思いますが
ルノーPUの信頼性に関しては疑問符が付きます
過去4年間を観ても、ルノーは回生システムの能力向上は果たしていますが
信頼性は疑問です
結局、使える能力を下げて、一年間を騙して使っている感じです
その間に改善を行っているようですが、実戦で使う事が無いのがルノーの手法の様です
その為に2017年はホンダの問題ばかりクローズアップされましたが
ルノーも結局大きな信頼性問題を抱えています
この辺は、マクラーレンが仕掛けた偏向報道の結果なのですが
今年、それが改善するのかは、個人的には疑問なのです
FEでバッテリー+モーターを活用してるルノーですが、結局それがF1の回生システムには
活用されていない
というか、使用用途が違い過ぎて、活用出来ないというのが、現状なのでしょう
モーターの熱問題においては、構造上メルセデスやホンダより有利な構造になっているはずなのですが
これはフェラーリが改善しているのを見ると
ルノーが、この分野改善が遅れているのは、根本的な問題を抱えているような気がしています
2020年までにタイトル奪還を目指しているルノーにとって、この分野の改善は必要なのですが
ここでRBRの存在が有ります
ルノーワークスにおいてのベンチマークであるRBRは、超えないといけないものなのです
しかも同じPU(燃料は別)で年三勝したRBRを考えると
車体を改善させれば、同等の成績は残せるのです
その上で、その車体の特性を押し上げるPUが出来れば
四連覇したRBRの再現がルノーワークスで可能になります
そうした場合、ルノーPUの改善はメルセデスとは異なる改善となり
異なる信頼性となります
ルノーワークスとして考えた場合、個人的にはこう思うのです
そうすると、マクラーレンがそれを理解して、それをやって行くことが出来るのか
ホンダが云った、マクラーレンが大企業って言葉が頭をよぎります
そこを考えると、最近出ってる記事が、物凄く薄っぺらい感じに思えてきます
アー早くテスト始まらないかなぁ
愚痴でした