
スペインGPですが、
久しぶりに、ハミルトンがポールツゥウィンをしました
噂では、ピレリが持ち込んだ、表面ラバーの薄いタイヤが功をそうしたというらしいですが
理屈的には、厚みが薄いので、放熱が速く、ブリスターが発生しにくいので、
ラップタイムへの影響が少ないとか
その分、マイレージは下がるらしいですが
このタイプのタイヤが投入されたことで、今年のタイヤはドライ8種類となりました
まぁハイパーハードは、実戦投入はないそうなので、実質7種類なのですが
まぁ欧州開幕戦ですね
アウェー戦からホームへ帰ってきたので、車のアップデートが行われました
目に着いたのは

前から後ろまでモディファイされて、空力コンセプトが変わった感じですが
このチームの比較は、アロンソではなく、バンドーンで行います
アロンソさまさまドーピングがあるので、アロンソのタイムで車の良し悪しは分かりません
今回のバンドーンの予選結果は11位でした
これを素直に他と比較すると、ルノーの下、トロロッソの上となります
バーレーンで比較すると、14位→11位なので、戦闘能力は向上したと云えます
でも、中団トップのルノーワークス、ハースには、遅れをとってる感じですね

話題のヘイローミラー
ダブルミラー採用とか、細かいですね

ルノーもテストしてたみたいですが
明らかに思想が違いますね

跳ね馬はこういう部分も改造してます
気になるのはフロアの先端が上がって、その下にフィンが付いたの
フロアサイドの切り込み含めて、積極的なフロア下の流速が使われています
最も分かりにくいのが

なにがなにやら
そういう新しいものが導入された中で始まったGPですが
ホンダにとっては悪夢?のGPでした

FP3でのハートレーのクラッシュ
PUフル交換となりました
これで、ターボ+MGU-Hが三基目投入されることになり、
ハートレーのエンジンペナルティは確定となります
しかし、去年とは異なり、不運で基数が消費されるのは辛いもんです
予選結果ですが、今回もトロロッソはマクラーレンに負けてしまいました
アロンソがQ3へ進出と喜んでいますが、まぁヒュルケンベルグがトラぶった結果の運って感じ
なのですが・・・
仮にヒュルケンベルグが、サインツ並みのタイムを出すと、Q2脱落となりました
まぁアロンソが落ちる分、ガスリーも落ちるのですがね
セクターベストを並べても、ガスリーのタイムはバンドーンを超えることが出来ません
って、Q2タイムがガスリーのベストなので、順位的にはQ2のままなのですがね
じゃぁマクラーレンは速くなったのか・・・
アロンソは、車の性能を、曇らせているので、バンドーンで比較するとセクター2以外は
僅差で上回っているものの
その貯金をセクター2で吐き出している
セクター2は高速コーナーの連続・・・というか、ほぼ全開です
予選日も風が強い状況でしたので、この影響を受けた可能性は有りますが
同じ条件で、トロロッソはマクラーレンに追いつかれた感が有ります

ではマクラーレンは速くなったのか

上は冬のテストの記録ですが
バンドーンで見るとほぼ変わらない
ですが、マクラーレンはスピードトラップで見る速度が重要では無く
その他の部分が重要になります
フィニッシュラインも、その他もマクラーレンは下位に沈んでいますが
ほぼ変わらない速度です
トロロッソは、上下移動が激しいのです
TOP3チームはこの変動が上位10の中で納まりっています
ここでの上下変動が大きいという事は、車が安定して走れていないという事です
まぁマクラーレンはボトムスピードを上げるというコンセプトは変わらずという事なので
今回、マクラーレンがトロロッソを上回ったのは、トロロッソが安定した走りを出来ていない
という事になります
そう考えると、マクラーレンはトロロッソの車性能を上回ったとも言えます
まぁトータルパッケージで云えばってことですがね
ただ現状で、マクラーレンは中団トップとは言えないのは明白でもあります
そしてそれはトロロッソもですが
さて決勝ですが
ウー c(`Д´c)
結局、またしても、幸運のアロンソと不幸のその他中団勢って感じでした

グロージャンの事故で、アロンソを脅かす可能性のある三台が消滅
サインツの結果からすると
ヒュルケンベルグが上で、グロージャンも上なので、
10位か、それ以下の可能性があった
どれだけ幸運なんでしょうね
いつか反動が出ってくると思うのですが

今回は銀矢の1-2でした
スタートでベッテルが2位に上がったので、
どうなるか注目していたのですが

今回のタイヤ選択で、跳ね馬はMタイヤを二セットしか用意しておらず
現場でのテストが出来なかった
繰越しタイヤでもSタイヤを使い切り、決勝前でタイヤ選択が絞られる事になり
あげく、Sタイヤを長く持たせたRBRに逆転されるわ
40周目のSCによってボッタスが1STOPになり
表彰台をのがした
ここは抜けないバルセロナ、タイムが2.5秒差以上ないと、抜くことが出来ないサーキット
ポジションキープが重要なのだが
今回のタイヤのゴムの厚み変更が、タイヤに優しい跳ね馬に不利に働いたこと
Mタイヤのデータが少ない結果が見事に反映された感じですね
今回の結果から
ついにルノーがTOP4へ

ルクレールの活躍で
ザウバーが上がってきました
ウォーレンが居なくて良かったとか思いますね
エリクソンは相変わらずですから

今回クビサがFP1に登場しましたが
ウィリアムズの問題は、根深い様ですね
このまま下位に沈むのか・・・
そして、ギアBOXが壊れた?感じのマクラーレン_バンドーン
マクラーレンの不幸を背負ってる感じなのは・・・
そして、アロンソのギアBOXはもつのか、
次は最多回数のギアチェンジを行うモナコです
そろそろ幸運が尽きてもいいころのアロンソですが
どうなんでしょうね
もう少し、素人的なワクワクレースにして欲しいですわ