
暑い暑い
オーストリアGPの感想文です
まぁ私も暑さに脱水症状なのか、何かをやらかして、足痛を再発させました
兎も角、飲み物がガブガブ飲める状態ですわ
飲むと少しづつ改善していくので、脱水のような・・・
まさか糖尿・・・とかビビりつつ
ペットボトルを持ちながら観戦してました
ここは、高低差と短さ、直角コーナーの多さが特徴
高低差によりパワーのあるPUが有利になることより
PU時代においてはメルセデス有利で進んできました
実際予選まではその通りになり、PUフェーズ2.1と空力のアップデートにより
予選は圧倒的に銀矢が支配しました
スタートこそ、蹴りだし有利なUSタイヤの跳ね馬ライコネンに脅かされましたが
1周目で1-2体制へ
そのまま終わるかと思った矢先に

ルノーワークスのヒュルケンベルグのターボが壊れる
それに呼応するように

ボッタスが油圧系トラブルでリタイア
止めた場所が悪くすぐさまバーチャルSC
これが15周目のピットインにつながりますが
ここで、ハミルトンがスルー
チーム戦略ミスだと、あとから分かりますが
時すでに遅く、短い時間しか出ないバーチャルSCは16周目に解除され
ハミルトンはタイヤ交換出来ない状態に
あとはセーフティマージンを築くしかなく、プッシュを開始しますが
この時点で、パワーが無いと無線が有りました
サーキットレイアウト上、回生が上手くいかない場合が有るので、
それが原因と言われておりましたが、これが後の布石だったのかも
この時点で二位のフェルスタッペンとギャップを開けることが出来ずに
25周目ピットイン4位へ後退します
この時点で、最初にピットストップした車のSタイヤは10周使っております
全てのSタイヤが新品から使われております
去年までのSタイヤは、硬いゴムに、機能温度が高い(高温側)という
変わった感じでした
去年はHタイヤ、SSタイヤより高温で機能する仕様で、使い難いタイヤでしたが
今年は、硬い順に低い温度から機能する仕様になりました
H<M<S<SS<US<HS
グリップすれば、その分発熱が有るので、高い温度で機能する仕様と云う事です
なので今回のSタイヤは走り出しからグリップしだし、硬いラバーによって
長く走れる予定でしたが
決勝当日の路面温度は、想定を超えて熱くなり、機能温度を超えて、ブリスターを
起こす状況に

リカルド
タイヤ交換後、熱の入り難い跳ね馬ライコネンをパスしたリカルド
その時点で、ハミルトンはピットインしておらず、見た目は2-3のRBRでしたが
事実上の1-2体制
レッドブル地元で、レッドブルが1-2
誕生日のリカルドのサプライズ体制かと思ったら
ブリスター
37周目にライコネンに抜かれた時点でピットイン
中古SSタイヤにて追撃を開始します
SSタイヤの選択は、機能温度がSタイヤより高い事
Sタイヤより軟らかいラバーゆえに、グリップし、余分なスライドによる
摩耗と発熱を抑制することができ、ブリスターを押さえられる

このリカルドのピットインタイミングで
ベッテルにオーバーテイクされ、ハミルトン5位に後退

見るとブリスター
この状態で、ベッテルに付いていくハミルトン
しかし、タイヤは悪化する一方
二回目のピットストップをしても、リカルドの後ろになるだけで、ポイントダメージは最少となると
判断し、ピットへ
ピット後、前にはリカルド

追走中に白煙を吹くリカルド
排気管トラブルによる、ギアBOX破損
ついてない誕生日男

ついている男、ハミルトンと思いきや
燃圧低下によりその後ストップします
これで銀矢全滅

結局最後まで1STOPでタイヤを持たせた、跳ね馬とフェルスタッペンが走り切り
フェルスタッペンの今季初優勝
今回のレースは、結局タイヤ耐久レースとなりました
想定外な温度条件により、銀矢の持病が如実に現れた結果
沈みこんだ銀矢
それに追い打ちの不幸
それを目撃しタイヤキープを目指した跳ね馬

タイヤに優しい特性が功をそうした結果ですが
リカルドのリタイヤから、実はパワーセーブしていたフェルスタッペンを追えず
優勝を逃した事になりました
後方を見ると、数年ぶりのザウバーのW入賞と有りますが
この人の悪運は・・・
上の写真は、FP1/と決勝なのですが、フロントウィング(羽)が違うそうです
それによりピットスタートになり
ガスリー、バンドーンのアクシデントに合わず
羽を2017年仕様に戻したのに空力バランス崩れず、タイヤをセーブして
ポイントを獲得しました
恐るべしです
しかし、ここで思うのは、アロンソの腕が凄いではなく
2017年仕様のフロントウィングで、空力が狂わないマクラーレンの空力仕様
今のF1空力はフロントウィングから流速が決まり、
全体の効果が発生します
それが去年仕様で、今年のBスペックと言われる空力仕様のバランスが崩れないというのは
結局、去年の車と変わってないと云う事では・・・
というか、いくらスペアがないと云っても2017年仕様を使うか?
ましてやスペアで持ってるって・・・
こういうのが、マクラーレンのおかしさなのではないかと思う
それがポイントランキングにも表れてきた
今季マクラーレンは7位か、それ以下かもしれません
2016年の6位を超えれない、これが現実ですね
まぁアロンソにしろ、チームにしろ、2017年の9位を出すでしょうが
マクラーレンホンダ時代で、まだしっかり走れた2016年と比較するのが
個人的には妥当かと思ってます
開催数は2016年の方が少ないけど
でも、トロロッソにはもう少し頑張ってもらいたいものです
しかしマックスは持ってるね

大ボスの前で、レッドブル悲願の地元初優勝
しかもある意味ドラマチックに

自己責任は無いけど、新規契約には不利な感じなリカルド
さて次はイギリスGP シルバーストーンです
タイヤはラバー厚が薄いのが登場しますので
銀矢の独壇場になるはずですが
今回の信頼性トラブルの原因究明が急がれます
まぁPU絡みじゃないから、対処は重くないとか思いますがね
