
ドイツGPも間近に迫っておりますが、ようやく見ましたイギリスGP
まぁTOP3が転落すると、見た目に、こんなにオーバーテイクが見れるのかと思うぐらいの
GPですが、あくまで見た目って感じですがね
もう盛んに、エンジンパワーの話が出ってました
またまた揚げ足取ってのホンダバッシングも一部ありましたが
果たしてそんなに悪いのか・・・って思ったりしてます
まぁその個人的な感想が、タイトル画像になるのですがね
毎回思うのですが、このデータ難しいです
簡単に数字を追っかけるなら
FINSH LINE → SPEED TRAPでいいのですが
INTERMEDIATEを見たい場合は
FINSH LINE → INTERMEDIATE2 → INTERMEDIATE1 → SPEED TRAPとなるはずです
あんまり自信ないですが

単位:KM/H
ベッテル :262.8→271.3→316.6(53.8)→324.9 (62.1UP)(8.3)
ライコネン :263.4→268.1→317.5(54.1)→325.6 (62.2UP)(8.1)
ハミルトン :262.0→270.5→314.0((52.0)→321.6 (59.6UP)(7.6)
ボッタス :262.4→269.6→312.3(49.9)→320.6 (58.2UP)(8.3)
フェルスタッペン :258.5→268.1→311.6(53.1)→319.0 (60.5UP)(7.4)
リカルド :256.8→265.0→311.3(54.5)→317.4 (60.6UP)(6.1)
ヒュルケンベルグ :255.1→261.1→310.1(55.0)→316.8 (61.7UP)(6.7)
アロンソ :252.8→263.2→309.0(56.2)→315.4 (62.6UP)(6.4)
オコン :258.9→267.3→312.9(54.0)→323.3 (64.4UP)(10.4)
ルクレール :257.7→266.6→310.4(52.7)→320.3 (62.6UP)(9.9)
ガスリー :253.8→261.4→307.6(53.8)→316.8 (63.0UP)(9.2)
( )内のアップは速度差です※FINSH LINEとの差
単純な比較をすると、ガスリーが一番速度アップしています
それは最速ライコネン以上なのです
そして最後の( )はINTERMEDIATE1 → SPEED TRAPのUP差です
これは回生エネルギーの差だと考えます
回生エネルギーの使い方が差を生んでる一つかと思います
なので、ザウバーとトロロッソを比較した場合においては
PU(回生の使い方を含めて)においては、そんなに差は無いかと思います
しかし、タイム差が出ってきているのは、FINSH LINE時の速度
要はボトムスピードが遅いのです
そして今回、それを補うようにトロロッソはダウンフォースを付けています
その為に、最高速も延び切りませんでした
結果、4km/h差で始まった、最高速勝負は4km/h差で終わります
そしてこのボトムスピードの差は他車にも云えます
ここが遅いと、結局スピードが乗り切りません
まぁ例外はRBRです
回生エネルギーの使い方を工夫している感じがあり
ボトムスピードもある程度高いのですが、回生エネルギーが途中で切れているような
気がします
これは他のルノーPU(ヒュルケンベルグ、アロンソ)も同じ数値から
同じ様な事が云えます
そう考えると、フェルスタッペンが云う事は意外に正しい?
ルノーPUは、元々の弱点である、回生システムのパワーアップは出来ていないのかもしれません
ルノーワークス/マクラーレンとは異なりRBRは旧のMGU-Kを使用しています
そこでも変わらない差が出っているのは、それほど効果が無いアップデートだったかと
まぁ回生エネルギーの使い方にもよりますが、これほど似たデータから
あまり考えられないですね
こういう数字から見ると、如何にトロロッソがコーナーを早く走れていないかが分かります

ベストセクタータイム
セクター2/3はまだ他車を上回ることが出来てますが
セクター1が遅すぎです

そうですセクター1はトラクションが必要な中低速セクションなのです
本来、この領域はトロロッソが得意としていた部分のはずなのですが
ここで負けてます
こういうトラクションが掛らない状況は、ボトムスピードの低下を起こします
そうするとタイムが出ない、
対策にウィングを立てたのが、マクラーレンですね
その結果、最高速が延びなくなった
今のマクラーレンは、比較対象が居ますので、ウィングを立てないセッティングにしています
しかし、元々ウィングを立てる仕様の車で、真逆のセッティングをする訳ですから
遅くなるのです
でも、この辺は、数字遊びなのですがね
まずは

不運な男 鳩くんです
どうして、こうも不運なんでしょうね
これで、予選欠場になり、そしてPUも全交換となりました
さらに決勝も、PU組立時のコネクター接触不良により、1周でリタイヤ
何故に付きまとう、トロロッソの不運

ラップチャート

予選繰越しタイヤ
この部分で、注目はメルセデスのSタイヤの新品が残って無い事
それに対して、跳ね馬、RBRはSタイヤ新品が残っています

タイヤ周回

タイヤ履歴
とりあえず事故の多いGPでした
スタート直後に、ハミルトン、ペレス、ハースの二台が後方に

そこからハミルトンの怒涛の追い上げ・・・まぁタイヤを労わる為に中団勢は、ハミルトンを押さえませんでしたが

この辺は物凄く見応えがありました
しかし25周目上位に追いついた時は、トップおベッテルははるか先でした
この時、ハミルトンと接触したライコネンは、10秒ペナルティを受けており、先行されたフェルスタッペンを抜きあぐねた結果、上位勢では最初にピットストップし、ペナルティを消化して
追い上げ開始
この時も、タイヤを労わりた中団勢は、ライコネンを押さえません
ベッテルを除く上位勢が、膠着状態のさなか、

エリクソンが、DRSの操作を誤りクラッシュ
SCが出た瞬間、銀矢以外、跳ね馬、RBRがピットへ
残ってた新品Sタイヤでさいごのスプリントへ
しかし、この時銀矢はスルー
これは、逆転勝利を目指したのと、Sタイヤの新品が無い為、
中古Mタイヤに賭けることに
この時点で、ボッタス、ベッテル、ハミルトン、フェルスタッペン、ライコネン、リカルドに変わります
SC解除、レース再開して2周後、サインツ、グロージャンの接触事故により再度SC
6周寿命が延びたタイヤで、ボッタスがベッテルを押さえるかと思いきや

0.6秒の壁を越えて襲いかかるベッテル
個人的に思ったのは
跳ね馬のドックファイトの強さ
タイヤに優しい車
そして、それを行える距離まで詰めれるPU
そして、欧州の熱波
タイトル見えてくるかですね
しかし、フェラーリエンジンが、それほどパワフルとは思えないのです
現行エンジン規格においては、やはり回生の使い方、充放電が胆なのかと思いました
ここ数戦において、メルセデスは、フェラーリのバッテリーの不正を指摘しました
それはフェラーリのディプロイ開始が他より遅いと云う事かららしいです
実際フェラーリのES(バッテリー)は2セル仕様と言われており、他車と異なるようです
過去数年、回生パワーで覇権を取ってきた、メルセデスが回生パワーで負ける可能性が
出ってきたのです
この辺は、ホンダの躍進にも影響している部分です
この辺は今後注目していきたいです

最後にトロロッソのガスリーですが
最後、果敢に飛び込み、奪われた10位を取り戻したと思いきや
パナルティを取られ、ポイントが無くなりました

なんか、モヤモヤのある最後でした
これで疲れる三週連続が終了になりました
三週連続は、勘弁です
さて次は、二年ぶりのドイツGP
ハミルトンの母国で勝ったベッテル
ベッテルの母国でやり返す事が出来るか、ハミルトン
楽しみです
